1101
ほぼ日事件簿・こんなことでした

<燃やしてきたぜ!>

こんにちは。
単に誕生日が7月7日だということで
ミスター七夕を気取るROCK西本です。
最初に断っておくと、
今回のお話は「燃やした」ってことだけです。

さて、7月7日に恵比寿で行われた、
ほぼ日七夕イベントへ多数のご来場、
ありがとうございました。
https://www.1101.com/store/HOBOT/010707.html
当日、会場では大勢の皆さまには
短冊に「願い事」を書いてもらいました。
10本用意した笹が願い事で一杯になったもんなぁ。

皆さんの思いが詰まったこの短冊。
そのまま燃えるゴミとして、
東京都のゴミ袋に入れて捨てるなんてことはせず、
みんなの願い事を叶えるためにも
短冊を燃やして供養することにしました。
(これって、供養って言うのかなぁ。)
短冊を燃やす為だけなのに、
キャンプ場に予約なんかいれちゃいまして、
供養スポットである若洲公園へ
発送隊の「う〜さん」と二人仲良く出かけました。
このキャンプ場に来るのは
アウトドアダイニング部以来です。
あの時は寒かったから、
火を起こすのも楽しかったけど、
今回は炎天下だ。
真夏の平日、キャンプ場は閑散としていた。


誰もいねえよ

海に一番近いところに陣取って
火をつける段取りを始めるう〜さん。
こういう時は彼は間違いなく率先して動く男だ。
そんな彼が書いた短冊には
「家が欲しい」とだけ書いてあった。
そうなのだ、彼は仮性ホームレスだったのだ。

1泊200円だし、
いっそ、このキャンプ場に住んだ方がいいのでは?
と思わせる手際の良さで火を起こすう〜さん。
こんな時は決まって傍観者を決め込む俺。
そう、ミスター七夕は面倒くさがり屋さんなのだ。
<減点俺>
火が着いてからが本番だ。
ミスター七夕としての役割はそれからだ。
う〜さんに、ポカリスエットを与えて
少し気を良くしてもらうことにした。
<加点俺>
大体、こういうときの俺はむちゃくちゃ冴えている。


ポカリで買収されたう〜さん

新聞紙につけた火だけで、薪が燃え始めた。
梅雨なのに乾燥しているのだろうか?
それともホントにう〜さんの腕が良いのか解らないが、
あっという間に準備が出来た。


準備おっけーッス

ようし、準備は出来た。
ここからが、ミスター七夕の出番だ。
ミスター七夕は基本的に「いいとこどり」が好きだ。
おおりゃぁぁあぁ!
と笹を投げ込む俺。
燃える短冊!破裂する笹!
暑い!熱い!アツイ!


ひるむ俺

この熱さに耐えろ!耐えてこそ、
ミスター七夕ぞ!
という天の声を聞いたかどうかは解らぬが
Tシャツを脱ぎ捨て、
一心不乱に笹を火に投げ込む我ら。
傍目には会計帳簿を証拠隠滅をする
チンピラのように映っているんじゃないか?ってな
どうでもいいことを考えること10分あまり。

全ての笹を燃やし切った。
<加点俺>


そして燃えた…。

みなさんの願い事が叶いますように。
来年もやるかも(?)

2001-07-10-TUE

TORIGOOE
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