―Tea For Us―
茶坊主のひとりごと。
茶坊主・ごうどじょうの
vol.18より

収録最中、茶坊主の琴線にふれた
ひとことを紹介します。


リリー・フランキーさん:
「日当たりが悪いから巨人が好きなんだ。」


「どうしてリリーさんみたいなアングラな人が
 なんでジャイアンツが好きなの?」
と言われた時のリリーさんの答えがこれ。
「応援って近いものはダメなんですよ。
 憧れっていうのは遠ければ遠いほど
 憧れられるんですよ。
 巨人とかヤンキースみたいに
 ほど遠いから憧れて応援ができる。」
こちらの言葉も一緒に押さえておきたい。

杯目◎モテる秘訣を盗む!
 ゲスト:リリー・フランキーさん


リリー・フランキーさん:
1963年生まれ 福岡県出身
イラストレーター、コラムニスト、
プロデュース業、構成作家、
カメラマンなど多彩な顔を持つ。
自主野球チーム(インディーズの意味)
ヤングジャイアンツ監督でもある。
担当者も毎日チェックしている
リリーさんのホームページ、
ロックンロールニュースの
「今日のつぶやき」も要チェックです。
http://www.lilyfranky.com/


茶坊主、ごうどじょうです。
みなさん、最近、モテていますか?
一体、人は何歳になるまで
「モテたい!」って思い続けるものなんでしょうか。
今度32歳になる僕と会社の後輩との
会話のほとんどは
「どうやればモテるのか!?」
ということ。
二人の永遠のメインテーマです。

編集部註:
後輩にも敬語でついつい仕事を頼んでしまうため
後輩との力関係が逆転してしまっているらしい。
この前は後輩の代わりに全く関係のない仕事の
会議に出席したんだとか。

そんな二人にとっても
尊敬する兄貴的存在、
リリー・フランキーさんが
今回のゲストです。
今までリリーさんの本をいろいろ読ませていただいて、
「この人は、モテてるんだろうな〜。」
と思っておりました。
脱力系の話し方とは対極にあるような
切れ味鋭いコラムやエッセイ。
その繰り出す下ネタは男達だけでなく、
女達をもうならせる。
構成作家としても、
同じ九州出身者としても
憧れるリリーさんのスタンス。
男を下ネタで爆笑させつつも
女をひかせることもなく楽しませる
そのテクニック。
「どうやればリリーさんのように
 ウケながらもモテるのか、モテる秘訣を盗む!」
これが、今回の僕の裏テーマです。

編集部註:
リリーさんは福岡県出身、
ごうどじょうは長崎県出身。

今回は、お酒好きのリリーさんのために、
缶ビールを用意させて頂いたんですが、
「やっぱり、お酒にこだわりはあるの?」
という糸井さんの問いに対して

リリー 最近は、そんなにこだわらなくなりましたね
昔は、酒も女もウンチクのあるのが
好きだったんですけど、
今はウンチクいらないですね。
酒も女も、のど越しがすっきりしてるのがいい。

くぅぅぅ、カッコイイ。
そんなこと、言ってみたいな〜。
やっぱり、お酒! モテるには、お酒ですよ!
ノートに大きく「のど越し」と
書き込んだりしているうちに話は先へ進んでます。

リリー 有料のエロサイトに登録しまして。
糸井 あれ、勇気いるよね。
リリー 普段はパソコン使う時、
左手は指1本しか使ってないんですけど、
エロいのをダウンロードしてる時は、
活発に動いてるんですよね。
コントロール・シフトとか。
オレの入っているエロサイトと
ほぼ日くらいですよ。
そんなに毎日活発に更新しているのは。

くっそ〜。
やってることは大体同じなのに、
この面白さの切れ味はなんなんだっ!
「来週こそは、モテる秘訣を盗んでやる!!」
そう、心に誓った、茶坊主・ごうどじょうでした。

2004-05-16-SUN


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