手持ちのTARO MONEYを
はやく自分の手もとからなくしたい、
と言い切る、オリジナル・ラヴの
田島貴男さんです。

「せっかくだし、
 そういうふうに遊びたいよ。
 お金なんだから。
 だって、MONEYでしょ?
 糸井さんがTAROを金にするんだ、
 TAROって価値ができちゃったんだ、
 かっちょいい!と思って、
 届いたらその日に撒きたくて撒きたくて!
 でも撒く友だちがいない!」



ということはですよ、
田島さんはまだご自分用には
開封されていないんですね?

「してない。
 中に番号が刷ってあるんでしょ?」

そうです。
ぜひ、お名前を登録してください。
田島さんが
いつ登録されるんだろうって、
ずっとたのしみにさがしていたんですよ。

「あ、そかそか!
 じゃ、やるやる、やるやる!
 あれは、本名でやるの?
 田島っち、でいい?」

‥‥‥‥。

「だめ? だめなの?
 キャハハハ」

(田島さん、このあとお名前を
 登録してくださったようです。
 https://www.1101.com/taro_money/picture.html
 で、みなさんさがしてみてくださいね)

「TARO MONEYというお金ができたってことは、
 かっこいいし、
 特に、俺みたいに
 ものをつくるような人間にとっては
 太郎という価値は、すっごいうれしい」

太郎の価値って、
どういうことなんでしょうか。

「‥‥あ、
 むずかしいこと言うじゃん?」



え?

「なんなんだろうなあ!
 太郎の価値ってどうなんだろうね!
 ウワハハハハハ!!!
 ひと晩くらいかかっちゃうよ、しゃべり出したら!
 すっごい、むずかしいよ!」

さ、さわりだけでお願いします。

「えーっとね、
 あのー、あのー、
 爆発度でしょ!」

バクハツド??

「爆発成分!」

はあああ。

「すっごく縮めた言い方しちゃうと、そう」

‥‥えーーーっと、もうちょっと、
3分くらいのバージョンでお願いします。

「ええとね、なんかつくってやろうー!とか、
 ガンガンきてやろう、とかさ、そういうこと。
 相手はなんたって『太陽の塔』ってのを
 つくった人ですからね。
 燃えてやろう、そんで、
 燃えてくれや(これを)あげるから!という
 なんかそんな気持ちかな?」
 
なるほど。

「でも、そんなおおげさなことでもなくて、
 いっしょに仕事をしたり
 つきあってる友だちがいて、
 それは、彼らを好きだからつきあってるんだけど、
 その人たちにこれをあげたいなぁという気持ちが、
 自分にとっては自然なんです。
 これでものが買えたらいいのに。
 なかなかイケてるよね、そういう国って」

田島番長をお手本に、
いろんな方々に、これから
TARO MONEYを配っていただきましょう。
我々もがんばります。

「10円とか20円とか、
 実際のお金をあげてさ、
 TARO MONEYを配る練習をすればいいんじゃないの?」

‥‥‥‥ええと、何の意味が?

「だから、あげる練習だよ!」

10円とか20円を?

「わかんないけど」

あ、じゃあ、ええっと、
そうします、そうします。

「せっかく太郎さんなんだから
 価値として持ってるのはあんまり向いてないよ。
 だって『人生積み減らし』なんだよ?」

田島さんは、自分のために、ということが、
とにかく少ない方でいらっしゃいますよね。

「自分のため‥‥、
 いや、あげることが、自分のためなんじゃないかな」

なるほど!
(一同うなずく)

「あげることによって、
 ものはなくなるけど、
 自分が変化して、行為が残るじゃない?
 かたちのあるものもいいけど、
 せっかく太郎なんだからさ、
 TARO MONEYという遊びなんだから!
 これはだけど、欲しい」

は?

「この指輪!」



さっきからなにげに
はずそうとなさらないのが、
気にはなっていました。
いいですよ、持って帰ってくださいそのまま。

「ほんと?
 いいの?
 いいの?
 すっっっっっっごいうれしい!
 ウワハハハハハ」

どうぞどうぞ。

「なんかねぇ〜、指についたまま。
 いつのまにか!」
 
とらないんですもん、番長!

「ヘハハハハ!」

ほしい方にあげる、
それがTARO MONEYの精神です、
ということを田島さんから学びました。
たのしいお話、明日につづきます。

では今日も、みなさんからいただいたメールを
ご紹介いたします。



今日、東急ハンズに依頼していたTARO MONEYの
ペンダント加工が出来上がってきました。
『太陽の塔』の太陽に掛けて、以前より持っていた
月と星のチャームを合わせてみました。
なかなか素敵なペンダントになりました。
太陽と月と星を全て手に入れられましたので、
怖いものなし! さらに太郎さんも傍にいるし、
これは願い事も叶うかな〜?と密かに期待しながら
お守り代わりに身につけてます。
(M)



私の通っている絵画教室の先生が
ある賞を受賞なさったので
TARO MONEYをお祝いに贈ろうかと
友人たちと相談しています。
寄付した人の名前を先生の名前で
こっそり登録して後から先生に見てもらおうか
という相談もしています。
(K)


みなさんも、TARO MONEYのすてきな使い方、
どうぞメールでお寄せくださいね。
第2次販売のTARO MONEYは、来週より
出荷を開始する予定です。
(現在販売中のTARO MONEYの出荷は7月前半開始です)
では、また明日!


2006-06-15-THU

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