シェフ ミシン、そしてひとり宿題。


シェフです。
久しぶりどころか、
小学校6年生以来ですから、
えーっと、‥‥30年ぶり?!
わははははは! あは!
四半世紀、超えてる〜!

いやはや。

ミシンって語源が「マシン」だよね。
英語で「ミシン」って言っても通じないんだよね。
ミシンっていうバンドあったね。
ナゴムだっけ?
いや、そういう話しではなくてですね、
ミシンがマシンなら、それは機械であり、
男も興味を持っていいはずだ。
なのにミシンを踏む男は多くないのは何故だ。
あらためて踏んでみたら、面白いのではないだろうか。
ということで、型紙もちゃんとできていないというのに
踏んでみましたよ、ミシン。
えーっと、これ踏めばいいんだよね。ね?
「ええ。でも、そーっとですよ!」
(↑の声)
そーっと、ね。
えい。
どががががががががががが。
はやっ!



「だめですよ、いきなり踏み込んだら」



そ、そう?
でもほら、縫えたよ!



ふしぎだよなあ。
だって上の針が、糸が通ってるとはいえ、
布につきささって抜けるだけで
なんで、糸がくっつくわけ?
穴があくだけじゃないわけ?
いくら考えてもわかりません。
ウィキペディアで図解みたけど
それでもちゃんとわかっているとは言いがたい。
でもまあいいや、縫えてるから。

「なんだありゃ。ぽりぽり」



遠くからミシンにはあまり興味のなさそうな
糸井重里が、豆を食いながら見てました。
そういうことはあまり気にせず、
ミシンを踏んでおりますと、
だんだん面白くなってきました。
だって縫えちゃうんだよ!
だだだだだだだ(相変わらず速い)。



こりゃ、なんか、つくってみたくなるよなあ。
よし、着てるシャツの胸ポケットみたいな
ポケットをつくってみよう。
たぶん、折ったところを縫えば
いいんだよな。
だだだだだだだだ(すごく速い)。

できた!



まぁ、ただポケットをつくっても
意味はないわけですけどね。

「シェフさん、帽子は曲線なので
 曲線を縫う練習をしてはいかがでしょう」



おお、たかしま先生。
それはいいアイデアです!
練習問題をつくって解くわけですね。
やってみましょう。
瓢箪型を縫いましょう。
だ・だ・だ・だ・だ・だ(ちょっと慎重)。



うーむ、チェコで書いた線と
ちょっとずれちゃうね。
これは練習が要るね。
でもまあ、ぼくの帽子、
「目玉焼き」なんで、
ちょっとくらい崩れてもいいんだけど。

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さて後日。ちょっと時間があいたので、
宿題をやるわたくし。



仕事中にすみませんねえ。
これも仕事なんですけどね。
で、なにをしているのかというと、
つくった型紙がちゃんと合ってるかどうかを
もういちどスレキに戻って縫い合わせてみる、
ということです。
これがぴったり合えば、型紙は完成ってことです。
じつはそれなりに緊張します。
だって違ったら、やり直しだもんね。
じつは運針もけっこうじょうずになりました。
速いし。
そして結果はといいますと‥‥



じゃーん!
縫い目、ぴったり!
どうです、けっこう目玉焼きっぽいでしょう。



かぶってみても、いいかんじ!



さあ、次は布を切って、縫い合わせる段階ですね。
どうなりますことか!

スソ先生のアドバイス
型紙、うまくできあがってよかったですね!
みんなから一歩遅れているシェフさんですが
きっとなんとかすると願ってます(笑)。
あと、ミシンはゆっくり踏みましょうね。

とじる