周防正行(すお・まさゆき)

1956年東京生まれ。
1984年『変態家族 兄貴の嫁さん』で監督デビュー。
1989年『ファンシイダンス』で仏門修業を、
1992年『シコふんじゃった。』では
学生相撲を題材にするなど、
ユニークな切り口のエンタテイメント作品を発表し
その度に大きな話題を呼ぶ。
ボールルームダンスの世界を描いた
1996年『Shall we ダンス?』
第20回日本アカデミー賞13部門を独占受賞、
日本映画の各映画賞を総なめにした。
11年ぶりの最新作『それでもボクはやってない』は、
刑事裁判と冤罪事件を題材にした作品。
3年に及ぶ徹底取材を経て
周防流の社会派映画が完成した。