2019年、バウハウスの設立100周年にあたって、
Wallace#Sewellは
その当時バウハウス学生寮で使われていた
ブランケットの復刻を任されました。

オリジナルはブラウン系なのですが、
そのデザインをベースにして、
配色を変えたものが２種類、作られたんです。

そのブランケットを切り分けて、
このクッションカバーが作られました。
柄ゆきは、それぞれ９パターン。
ブランケットの、切り取った場所によって、
ストライプのものや、チェックのものが。
裏と表でも柄の印象がちがうんです。

もとになったブランケットは、
青っぽい色がメインの
シュテルツル オーチャードグリーンと、
オレンジっぽい色が多めの
シュテルツル シールブルー。

色の名前についている「シュテルツル 」は、
このブランケットをデザインした女性の名前なんです。
バウハウスで学び、女性初のマイスターとなった
グンタ・シュテルツル。
彼女の作品によく見られる色合いが生かされました。
グンタは、
バウハウスで最も重要な織物技術者であり、
Wallace#Sewellのふたりも
影響を受けた女性なんだそうです。

当時のブランケットはレーヨン製でしたが、
こちらのアイテムはウール100％。
織りが細かく、触り心地よく、あたたかです。

中のクッションはついていませんので、
お好みの厚み、かたさのものを、入れてくださいね。
入れ替えのためのファスナーが、
目立たないコンシールファスナーなのも、
柄を楽しむにはうれしいポイントです。

古典的な雰囲気とモダンな印象、
どちらもあわせ持つ、かっこいいクッション。
バウハウスを、お部屋に置きませんか。