高知、仁淀川の源流域でつくりました。tretreトレトレの摘み草つみくさブレンドティー。

b-con ビーコン(びわの葉base)

煮出し用 1リットル用×5パック

(税込・販売手数料別)

ブレンドしているのは、びわの葉、ハブ茶、
レモンバーム、よもぎ、青しそ、ペパーミント。
びわの甘みやハブ茶の深みを、
摘み草やミントの風味がさわやかにつつむお茶です。

ベースとなっているびわは、
仁淀の山のいたるところに自生している木。
鳥が実をついばみ、
種をあちこちで落とすことが理由のようです。
このブレンドに使っている葉は、
主に「ぎろうさん」の畑のそばの木から。
車の往来がない場所なので
葉に排気ガスが当たらないことと、
実を採らない木なので、
実の栄養を吸い上げた葉が甘くて
美味なお茶になることが理由です。
葉は摘んだ後、よく洗って陰干しし、乾燥機で仕上げます。
陰干ししているときから、
ねっとりと甘い香りが部屋に充満するほどです。
びわの葉だけで味わうお茶は、
甘みの中に野趣を強く感じますが、
ここではブレンドのベースに使っています。

深みのある香ばしさを出しているのがハブ茶。
ハブ草の全草を夏の終わりごろに収穫、
揉み・乾燥作業までやっておいたものを、
香ばしさを活かすためブレンド前に炒っています。
独特の香ばしさと味わいがある、
言い換えればかなり主張の強い素材ですが、
他の素材に爽やかな味わいのものも選ぶことで
ちょうどよいバランスに調整しました。

レモンバームは、甘みとうまみを深める役割。
イタリア産の有機栽培のものを使っています。
tretreでも自社園で栽培しているのですが、
ブレンドしたときの味わいの深みが、
こちらのほうがよりバランスがよく、
仕入れをすることにしました。

よもぎは、野趣の深みを加えるために使いました。
仁淀ではたくさん自生していますが、
旬である春に摘んで、乾燥させて保存しています。

ふわっとやわらかな爽味を加えているのは青しそです。
仁淀川河口付近の海辺の畑で無肥料・無農薬で
すくすくと力強く育ったものを収穫しました。

ペパーミントは、標高750mの自社園などで自然栽培。
大事に育てた株は、
ミントの爽やかさのなかにレモン感などもある、
重層的な味わいを持つものです。
収穫は、夜のうちに良い香りをたくわえた葉を
早朝から手摘み。乾燥は陰干しで、
最後は乾燥機で水分を抜きます。
ケーキなどの飾りにつかうものよりも、
だいぶ成熟させてから収穫しますが、
そうすることで、力強い香りと味わいに仕上がります。
「b-con」での役割は、野趣の味をつつみこむ、
ほんのりとしたミント感を出すことです。

冷やしても、または常温や温めなおしても
美味しくおたのしみいただけますので、
お食事時や食後などにもおすすめです。

ブレンド内容

びわの葉(バラ科)
レモンバーム(シソ科)
ハブ茶(マメ科)
よもぎ(キク科)
青しそ(シソ科)
ペパーミント(シソ科)

おいしい飲みかた

  1. 1リットルの水に1パックを入れ、
    火にかけ、沸騰してから
    3分間煮出します。
  2. 火を止めて約3時間後に
    茶袋を取り出します。
  3. 冷やして(または常温か、
    あたためなおして)どうぞ。

*ワイングラスでしたら、よりゆたかに香りをおたのしみいただけます。

賞味期限

2017年3月まで

内容量

24g(4.8g×5p)

●レモンバームが含まれるため、妊娠・授乳中のお客様は飲用をお控えください。

写真
大江弘之(物撮り)神ノ川智早竹内太郎