絵本から現代美術まで幅広く活躍する
アーティストの大槻あかねさんと
いっしょにつくったタオルです。
バス、フェイス、ハンド、ハンドよこなが、
4つのサイズにあわせて、
大槻さんが遊び心たっぷりにデザインしました。
バスタオルに描かれているのは、
走る電車の窓ガラスにあたる雨の模様。
物理や力学の法則がうむ
偶然のデザインが大好きだという大槻さんが、
バスタオルをカンバスとかんがえたときに、
ぱっとうかんだのがこの模様なのだそうです。
「いそがしい毎日のなかで、
こんな模様もきれいだなって
思い出してもらえたら、うれしいです」
(大槻さん)
フェイスタオルには、
クレヨンのようなタッチで
14輪の花が描かれています。
「タオルをくるくるっと巻くと、
まるで花束のようになったらいいなと思って」
(大槻さん)
以前、ある先鋭的なデザイナーが発表した
ふしぎなイメージのウエディングドレスを見て、
「あのドレスに、花を添えるとしたら?」
という思いで描いたものです。
ハンドタオルには、
たくさんの雨粒が降り注いでいます。
そして、そのなかに、赤い傘をさしてたたずむ犬。
雨粒のひとつひとつが、いろんな光をうけて
それぞれちがう表情を持っているようすを、
水彩画のような表現のプリントで再現しました。
ハンドよこながは、ウエディングドレスの、
とっても長いベールをまとった花嫁を、
画面いっぱいに。
これは、糸井重里のいたずらっぽいアイデアを、
大槻さんが、かたちにしたものです。
シリーズ名の「タおる」は、
“タオルが、居る(おる)”という
大槻さんのことばあそびから、名付けました。
そうそう、この下に、大槻さん作の
たのしいスライドショーがありますので、
あわせて、ぜひ、ごらんくださいね。