いろいろあるよ!ほぼ日手帳の使い方ヒントいろいろあるよ!ほぼ日手帳の使い方ヒント

使ってくださるみなさんによって
日々あたらしい使い方が生まれているほぼ日手帳。
ここでは、ちょっとしたコツから高度なテクニックまで
さまざまな使い方ヒントを集めてみました。
どうぞ、参考にしてみてくださいね。

このコンテンツは、昨年に発行した『ほぼ日手帳公式ガイドブック2016』
P144~149に掲載したものです。

illustration:死後くん

ほぼ日手帳のバタフライストッパーに2本のペンを差しつつ、ページを開かないようにすることができます。ペンのクリップ部分をうまく使うのがポイント。修正ペンなど、ペンの形をした文房具を携帯したいときにも便利です。

手帳の表紙をめくった「見返し」という場所にふせんを貼っておくと、すぐに取り出せて便利です。つねに手帳といっしょですから、使いたくなったときに「あ、今日はふせんを持ってなかった!」なんてこともありません。

ほぼ日手帳で昔から人気の使い方のひとつが、読んだ本や見た映画について書いておくというもの。1年の終わりに「ことしはどんな映画を見たんだっけ?」など、振り返るのもたのしいです。

変更の多い予定は、ふせんでの管理がおすすめです。予定が急に変わったときには、ふせんを移動するだけでOK。前後の入れ替えなどもらくちんです。月間スケジュールのマス目に合うように作られた「ほぼ日のフィルムふせん」もおすすめです。

そのままだとなくしてしまいそうな小さな紙を、手帳に貼るのもおすすめです。ちょっとした落書き、もらったひと言メモ、プレゼントのミニメッセージ、映画のチケットの半券、ショップカードなど、あとで見たとき、思いがけずうれしい気持ちになります。

同時に2冊以上の手帳を使う人には、手帳ごとにテーマを決めている人が多いようです。「仕事用」「日記用」「お絵描き用」といった用途のほか、「TO DO リスト専用手帳」「家族1人につき1冊」という使い分け方をしている人も。

たくさんの人に人気の使い方が「その日食べたものを手帳に記録する」というもの。絵で描いても、写真を貼っておいてもいいし、ただシンプルに料理名を書いても。おいしかったお菓子やお酒のラベルを手帳に貼るのも、あとで思い出しやすくて便利です。

「手帳になにから書けばいいだろう?」と迷ったら、やりたいことをどんどん書いてみるのもおもしろいです。100個くらい書き出した後、暇なときなどに何度も眺めていると、実現可能性が高まっちゃうかもしれません。

手帳に自分のラッキーアイテムをはさんでおくと、ふとしたときに元気をもらえます。家族の写真や友人からの手紙などのほか、好きな著名人の方のサインや大吉のおみくじ、お守りを入れているという人もいます。

ほぼ日手帳は家計簿代わりにも使えます。1日ページの広いスペースを利用してレシートを貼ったり、年間インデックスにその日の収支を書きつけておいたり。ちなみに「方眼のマス目に合わせて金額を書く」と、合計の計算がしやすいです。

手帳をいつも同じ場所で使っている場合には「置き手帳」にしてしまうのもひとつの手です。いったん「持ち歩かない」と決めてしまえば、手帳が分厚くなっても大丈夫。いろいろな資料や写真などを貼ったりはさんだりしやすくなります。

方眼がベースの「年間インデックス」は、複数の項目用のチェックボックスとしても使えます。写真は体調管理に使っているという、まりりんさんの手帳。マス目はただ塗りつぶすほか、「★」や「◎」といったマークを描くという使い方も。

「年間インデックス」に一行日記をつけるという人も。こちらは生まれたばかりのお子さんの成長記録をつけているという、えもりんさんの手帳。端のマスには、その日が生後何日目かも記録しているそうです。

方眼の「1日ページ」は自由度が高く、いろいろな書き方が可能です。一般的な横書きに限らず「縦書きで俳句を書いています」という人や、「休みの日には大きな文字で『休』と書いて、うれしさを味わいます」という人も。いろいろな書き方を試してみてください。

手帳を育児日記にしている方の中には、「将来、子どもにプレゼントします」という人も。どんなことを、どんなふうに書いておいても、その当日にしか書けなかった記録。あとで子ども本人が見たときにうれしい、世界に1つのLIFEのBOOKができあがります。

「書くスペースがもっとほしい!」。そんなときは追加の紙を貼ってページを増やすのもおすすめです。写真はつねに手帳と同じサイズの紙を持ち歩いていて、必要なときにマスキングテープで貼ってページを伸ばすという、すぅ。さんの手帳。

手帳のページに、服やバッグ、ペンやマスキングテープなどの持ち物リストを作ってみても、たのしいです。自分の傾向が把握でき、次回の買い物の参考になります。ペンの場合には、文字の太さや色みなどがわかる「書き比べ見本」を作っても。

コンパクトなサイズのweeksですが、大きく絵を描いたり写真を貼ったりして、たのしんでいる方もけっこういます。「1日ごとのスペースが小さいので、ぎゅっとつまったページになるのがうれしいんです」と語る方も。

ほぼ日手帳を、職場や家、サークルや部活動などで使う「共有ノート」にすることもできます。日替わりでメンバーそれぞれが書く日誌や交換日記にしてもいいし、置き場所を決めて自由に書けるノートにしても。ちなみに広い「1日ページ」を活かして「お店の予約台帳」にしても便利です。

手帳のポケットに、とっさのときに役立つものを入れておくのもおすすめです。たとえば、絆創膏やメモリーカード、緊急時用のお金、針と糸、カード型のマルチツール、イヤホン、充電器のコードなどなど……。思わぬときに「あってよかった!」となるかもしれません。

手帳に自分の好きな香りをつけるのも、ちょっとうれしい使い方。香水を吹きつけたカードをカバーのポケットに入れておいたり、エッセンシャルオイルをしおりに染み込ませたりするだけでOK。手帳を開いたとき、ふわっと香ります。

月ごとにツメが印刷されているほぼ日手帳ですが、手帳の端から出っぱらせて貼るインデックスシールを貼っても便利です。より素早く目的のページにたどり着けます。ほぼ日ストアで販売している「ランドスケープインデックス」も使い勝手がよく、おすすめです。

weeksの「週間ページ」にはスペースをうまく使えるよう、きれいに3等分するための印「ツードット時間軸」がついています。線を引いて朝、昼、夜に分けたり、2:1のところでスケジュールとメモを分けたり、用途に応じて自由にお使いいただけます。

「いつかほしいもののリストを手帳に作る」というのも、みんなに人気の使い方。リストを眺めながら「どれを先に買おうかな」なんて考えるのもたのしいものです。似た使い方で「いつか行きたい場所のリストを作って、その場所の情報を知るたびに書き足していく」という人もいるそうです。

自分の手帳に自宅の間取りや家具のサイズを書いておくと、ふとしたときに役立ちます。そのほか、親戚全員の名前、忘れやすいパスワード(取り扱いにはご注意を!)、友だちの誕生日などをまとめておいても便利です。「ダウンロードシティ」の「Spec」もご活用ください。

オリジナルサイズのカバーには、薄い分冊版のavecの手帳本体と文庫本とを片側ずつにはさんで持ち歩けます。また、ポーチ型のジッパーズのユーザーの方には「手帳といっしょに、中にKindleを入れています」という人も。

「月間カレンダー」のページに、小さな写真を毎日貼るという使い方も。この方式で、子どもの写真日記をつけているという人もいます。家にプリンターがない人は、コンビニや家電量販店の写真プリントサービス(マルチコピー機)を利用するのもおすすめです。

メモスペースの多いほぼ日手帳は、1冊まるごと勉強用ノートにすることもできます。「1日ページ」で毎日少しずつ新しい単語を覚えていったり、苦手な部分をまとめておいたり。いつも持ち歩く手帳は、思い立ったときに復習しやすいのもポイントです。

手帳といっしょにマスキングテープを携帯する方法もいろいろ。「カードサイズの台紙に巻いてポケットに入れる」「ペンの軸に巻いておく」「使いやすいサイズに切って下敷きの裏に貼る」「3㎜幅のものをカードポケットに入れておく」など、さまざまなテクニックがあるそうです。

weeksには「素早くメモを取れるようになる略語」のページがついています。「場所=@ 参照=c.f. 締切=DL(Deadline)」など汎用性の高いものを紹介していますが、自分がよく書く単語については、オリジナルの略語を作るのもおすすめです。

年始や年度のはじまり、家族や友人の誕生日などに手帳をプレゼントするときには、相手の誕生日や記念日のページにちょっとしたメッセージを書いて渡すのもひとつの手。うれしいサプライズ入りのプレゼントになります。

こちらは「過去の手帳のページをスキャンしてPDFにし、タブレットに入れて持ち歩いている」という、さやまゆきさんの使い方。ひと手間かかりますが、数年前に書いた内容を確認したいときなど、すぐに探せて便利なのだそうです。

ちょっと珍しい使い方ですが「好きな書き味の芯」と「好きなペン軸」を組み合わせた、オリジナルカスタマイズペンを作る人も。別の会社の異なる仕様のペンでも、芯の長さを切って調整することで、意外とバッチリはまることがあるそうです。

絵が好きな方の中には、「1日ページ」のスペースを使ってマンガで日記を描いているという人も。時間はかかりますが、あとで読み返したときにとてもうれしい手帳ができあがります。4コマで描いても、1コマで描いても、どんどん続いていく長編にしても。

毎日の服のコーディネートや、美容院に行ったときに髪型やネイルを手帳に記録しておくと、あとで自分の参考になります。写真は、「ほぼ日の週間手帳」を使ってその日の服を記録しておくという、こんこまさんの使い方。

打ち合わせ先や旅行先などで、ほぼ日手帳を使っている人にたまたま出会って話が盛り上がった……という話は、ときどき教えていただきます。思いがけないところで見かけたときは話に出してみると、ちょっとたのしい時間が過ごせるかもしれません。

InstagramやTwitterなどのSNSに、自分の手帳を写真に撮ってアップするのもたのしいもの。とくに手軽なInstagramは、手帳写真をアップしている人が多い印象。「#ほぼ日手帳」「#hobonichi」などのタグで検索すると、いろいろな使い方に出会えます。

weeksといっしょにペンを持ち歩く方法も、いろいろあります。ペン差しつきの「クリアカバー」「ブックバンド」」「ペンフッククリップ」を装着するほか、マスキングテープをうまく貼り合わせて、オリジナルのペン差しを作っても。

手仕事が得意な方の中には「自分で手帳カバーを作ってます!」という人も。「どんな生地を使おう?」「しおりは何本つけよう?」「ポケットはどうしよう」など、創意工夫を凝らして完成させた自作カバーは、作っていた時間まで含めて宝物になります。

小さなカスタマイズで手帳を自分らしい見た目にするのも、手軽でうれしい使い方。しおりの先に好きなチャームやキーホルダーをつけたり、カバー自体にワッペンをつけたり、ちょっと刺繍をしてみたり。毎日使う手帳に、いっそう愛着が湧いてきます。

収納力抜群のポーチ状のカバー「ジッパーズ」は、たくさんの文房具を入れて、まるごとペンケースとして使うこともできます。さまざまな形のポケットがあるため、いろいろな文房具をきれいに整理して持ち歩けます。

「カバー・オン・カバー」や「weeks用クリアカバー」は、手帳を汚れから守るとともに、間に好きなポストカードなどをはさむことで雰囲気を変えられるすぐれもの。左は、もったいなくて使えないシールをクリアカバーにはさんで使う、しほさんの手帳。右は切り絵で簡単カスタマイズをしている、すぅ。さんの手帳。

好みの書き味の万年筆やきれいな色のカラーペンなど、「お気に入りのペンを持つ」のも手帳のたのしみ方のひとつです。なにげないことではありますが、手帳を書く時間がますますうれしくなります。

文庫本サイズのオリジナルの手帳カバーは、使い終えた後、母子手帳や文庫本のカバーとしても使えます。たくさんのポケットや2本のしおりは、手帳以外のものを入れたときにも役立ちます。また「ほぼ日ペーパー(ズ)」を入れて、カバーつきのメモ帳にしても便利です。

出かけている先で急になにかのサイズを測る必要が出てきたときには、ぜひ「ほぼ日の下敷き」を思い出してください。端の目盛りを使うと、サイズを測ることができます。毎年とくに高い人気を誇る、ほぼ日オリジナル文房具の1つです。

手帳に絵を描きたいけれど、ページにいきなり描くのは少し気が引ける……という場合には、別の紙に描いたものを切って貼るという方法もあります。あえて手帳とまったく違うタイプの紙に描いて貼ってもかわいいです。

新しいアイデアがほしいときや抱えている問題で壁にぶつかっているときは、昔の手帳を読み返してもいいかもしれません。過去の自分が書いたなにげないメモや、たまたま貼ってあったものから、思いがけないヒントをもらえるかもしれません。

「ほぼ日」の「ダウンロードシティ」では、プリントアウトして手帳に貼れるさまざまなページをダウンロードできます。「らくがき世界地図」「絵コンテ」「野球のスコアボード風メモ」「シンプルなおこづかい帳」「Monthly Index」など、便利に使えます。

オリジナルとカズンの手帳には、それぞれの月の「1日ページ」のはじめに、各月のトビラ「Remember This」がつきました。その月にやっておきたいことや忘れたくないこと、月のまとめなどを書きたいときに使うことができます。

やや高度なテクニックですが、手帳にチケットなどを貼るときに、紙を先に「おろし」て(裏面をはがして)薄くしてから貼ると、手帳が分厚くなり過ぎません。少しコツがいるので、まずは何回か別の似た紙で試してから、実際の紙を「おろす」のがおすすめです。

ネット環境がない場所で、時間が空いてしまった……そんなときにも手帳があると、暇つぶしのいい相棒になります。日記を書く以外にも、過去のページを読み返したり、「日々の言葉」を読んだりなど、いろいろとたのしめます。