2011.11.24
ちょっと、ノスタルジック?
「ミッキー・ミッキー」の魅力を
たっぷりご紹介します。

乗組員がほんとに気に入っている
おすすめのアイテムを紹介するこのコーナー。
今日は私の大好きな
「ミッキー・ミッキー」をご紹介しまーす!

手にとると、かすかにざらっとした感触。
上質な、コットン生地を使用しています。
そして、この生地のクリーム色に映えるのが
黒と赤でプリントされたミッキーです。
このプリント、よく見ると
すこしムラのようになっていて
下の生地目が浮き出ているんです。
写真でうまく伝わりますでしょうか?

コットン生地のざらざら感と
プリントのかすれ具合には、
ちょっとノスタルジックな雰囲気がただよいます。
昔の印刷物のような、なんともいえない味わい。
それでいて、おしゃれな感じ。
「ほぼ日手帳」で
こういう雰囲気のカバーに挑戦したのは初めて。
試作品ができたときに、
「これは今までになかったね!」と
満場一致でラインナップ入りしたカバーです。

佐藤卓デザイン事務所のデザイナー、
日下部昌子さんがチョイスした
ひとつひとつのミッキーも魅力たっぷり。

元気いっぱい行進しているような、
おしりをふって踊っているような?
ちょっと誇らしげな表情にも見えますね。
このミッキーのかわいさには
見るたびきゅんとしちゃいます。

そして、最後にお伝えしたいのが
この、黒と赤のプリントの重なり部分。
どちらの色も、混ざり合わないで
ちゃんと発色しているでしょう?
じつはこれ、何度も試行錯誤したんです。

黒という色は強い色なので、
赤と黒を重ねてプリントする場合、
ふつうにプリントすると、
赤が黒のなかにしずんでしまいます。

こちらが、最初のサンプルです。
左下にいる黒いミッキーの
左耳あたりを見ていただけると、
赤い線が見えなくなっているのがわかります。

せっかくのかわいいミッキー、
線が見えなくなってはもったいない!
赤もきちんと見せるために、
プリントの下に敷く下地の種類を変えたり、
インクの成分を工夫して
生地への染みこみ具合を変えたりと、
何度も調整が繰り返されました。
根気強くトライしつづけてくださった
工場の方には、あらためて感謝です!

このカバーは、ロフトでも販売しています。
ロフトへお立ち寄りの際は、
この話を思い出しながら
ぜひぜひ手にとって見てみてくださいね。

(りんりん)