HOBONICHI TECHO 2007 ORDER SHOP お買いものはこちら!
 
イラストレーターのはらだゆきこさんから、
沖縄県を拠点に活動されているユニット、
「DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカ」が、
「ほぼ日手帳」を使っていると聞いて、
「ミュージシャンの方が
 どんな風に使ってくださっているのか、
 ぜひ聞いてみたい!」
と思い立ち、
ライブのために東京にいらっしゃっていた、
カクマクシャカの安村さんに
お話しをうかがいました!

スケジュールを管理してくれる マネージャー。
ほぼ日 「ほぼ日手帳」は、
いつから使ってくださっているんですか?


安村 2006年から使ってます。
沖縄には「ほぼ日手帳」を
実物で見られる店舗がないので、
インターネットで購入しました。
ほぼ日 「ほぼ日手帳」を買われたきっかけは?
安村 ネットを見ていいなあと思って。
手帳の機能がいいというより、
「ほぼ日」がいいというならいいだろうと(笑)。
買っては使わなくなるタイプだったんですけど、
この手帳にしてからはずっと続いてました。
でも1番の理由は、やっぱり
「かわいい」っていうのがありますね。
ほぼ日 音楽に携わる方の手帳って、
いったいどんな風に使われているのか、
すごく興味があったんですよ。
安村さんは、作詞作曲もされるそうなので、
そんな作品になるまでのプロセスとか、
書かれてるのかなあって。
安村 僕たちは、インディーズで、
スケジュールを管理してくれる
マネージャーがいないので、
自分たちでマネージメントもしています。
だから、そういう意味でも、
手帳がすごく重要なんですよ。
ほぼ日 手帳がマネージャーさん、という感じですね。
安村 そうなんですよ。
‥‥でも実は、ライブツアー中に、
かばんごと「ほぼ日手帳」を紛失してしまって‥‥。
それまで毎日びっちり書いてたんですが。
ほぼ日 ええ〜〜〜!!
それは、すごい大変だったのでは?!
安村 はい、そのときいろんな物をなくして、
水筒とか‥‥。
それで、今日は、一緒に活動している
相方(DUTY FREE SHOPP.の知花 竜海さん)の
「ほぼ日手帳」を持ってきました。
僕の予定も書いてあるので。


相方のDUTY FREE SHOPP.の知花 竜海さんの
「ほぼ日手帳」。
曲作りをしながらも
「ほぼ日手帳」はいつも側にあるそうです。


ほぼ日 すごい! びっちり書かれてますね。
安村 ライブの日程だけでなく、
リハーサルの予定からFAXの送り先まで、
全部書かないといけないので、
たくさん書けるページがすごく使いやすいんですよ。
ほぼ日 1日1ページがいっぱいになるくらい
書き込みがすごいですね!
チェックボックスも活用してくださってて。

安村 忘れちゃいけない電話は、
チェックボックスの横に書いて、
電話をしたらチェックするようにしています。
四角のマス目にあっているので、書きやすいし、
下にチェックボックスを
増やしていけるのがいいですね。
ほぼ日 色分けもきちんとされているんですね。
安村 はい、相方の竜海さんは色分けしてますが、
僕はぜんぶ鉛筆で書いて、
消せるようにしてます。変更が多いので。
あと、僕の場合は、相方よりも細かく書いてて‥‥。
ほぼ日 え、これ以上に細かいんですか?!
安村 1日ページの(秘密の)縦ラインの左側を
さらに2つに分けて、時間軸に沿って
その日のスケジュールを書いてました。
それで、縦ラインより右のスペースには、
先の予定を書いて、
その間をどう埋めるかみたいな。
計画書に近い感じで使っていました。
ひとりで動いているとつい遊んじゃうんですよね。
だから、予定が空いてるから会えるよ、
となるとダメだから、先に予定を入れて、
それに沿ってやるようにしてます。
ほぼ日 先に音楽のことを優先して埋めていくんですね。
安村 ええ、遊ぶ時間がないくらいになってます(笑)。

携帯電話と「ほぼ日手帳」の連携。
安村 仕事の予定以外では、
20代、30代、40代の予定を書きます。
メモできるところに、
思いついたときに書いていって、
たまにそれを見返します。
ほぼ日 未来予想図的なものですね。
安村 あと、そういったスケジュールを書く日を
決めてあるんですよ。
予定を組む日、組む時間を
前もって作って書いておきます。
1ヶ月に1回この日、1日に1回この時間、
と、さらに細かく書いておくんです。
ほぼ日 す、すごい。
安村 それと、携帯電話のメモ機能を使って、
思いついたら携帯電話にメモをします。
予定や思いついたこと、アイデア、とか。

ほぼ日 「ほぼ日手帳」をなくされる前は、
携帯電話のメモはされてなかったんですか?
安村 いや、まずは携帯電話に書いていました。
携帯電話に書いたものを、
夜の11時から12時くらいの時間に
「ほぼ日手帳」に写すんです。
きっちり時間通りにはやってないですが(笑)。
ほぼ日 写すときは、どこのページに写すんですか?
安村 メモできるページに、
鉛筆で「ライブ」と項目を作っておいて、
そのページにライブに関することを書いていきます。
その「ライブ」の項目に書いていることがたまったら、
パソコンに打ち直すんです。
その作業が終わったら、
その「ライブ」のページは消しゴムで消します。
ほぼ日 ええ?! 消しゴムで消すんですか?!
ほかの新たなページに書くのではなく??
安村 はい、性格的なものかもしれないんですが、
「ほぼ日手帳」を使うと決めたら
もうそれ以外のノートとかを
使いたくないというのがあるから。
この手帳プラスほかの紙、とかいうのが嫌で。
ほぼ日 確かにいろいろあると逆に
使わなくなったりしますもんね。
かといって携帯だけだともの足りないというか、
まとめきらない感じがありますよね。
安村 はい、そうですね。
計画するのにとにかく1日ページに
自分で書けるというのがいいですね。
書くスペースが普通の手帳と比べて大きいですよね?
小さい手帳は書くところも小さいじゃないですか。
この手帳は、サイズが小さいのに書くスペースが大きい。
そこが1番嬉しいです。

なんだろう? と気になることを 全部メモっていく。
 
ほぼ日 このメモ、気になります。
「ネコが逆立ちした話‥‥」って(笑)?
安村 沖縄でラジオをやっているんですが、
ネタで、どの話をしゃべったかという話も
書いておくんですよ。
次はどうするか、それを見て考えたり。

ほぼ日 「AIVICHが夢に出てきた」
っていうのはなんですか(笑)?
安村 あ、それは、「AIVICH」という友だちがいて、
その人が夢に出てきたんです(笑)。
ほぼ日 そんな夢のことまで書いているんですね。
安村 ええ、でも僕たちミュージシャンは、
こういうのもかなり影響するんですよ。
なんだろう? と気になることを
全部メモっていくというのをやってないと、
満足できるほどには考える時間がないんで、
思いついたことを反映させるっていう
方向でやっているんです。

ほぼ日 なるほど‥‥。
それにしても、聞けば聞くほど、
紛失したのが残念ですね‥‥。
安村 そうなんですよ。
なくした時期が7月くらいで
中途半端な時期だったので、
もう販売もしてなかったし、
ほかの手帳にする気もおきなくて。
なくしてから大変なんですよ。
ほぼ日 2007年の「ほぼ日手帳」は
なくさないように気を付けてくださいね(笑)。
安村 はい(笑)。


その日のスケジュール管理に、計画書に、
アイデアのメモにと、あますところなく
公私混同な使い方をしてくださっていて、
その自己管理の徹底ぶりに驚きました。
安村さんの手帳、来年拝見するのを楽しみにしています!
ありがとうございました!

そして! みなさんも、手帳の紛失には
くれぐれも注意してくださいね〜。


安村 磨作紀さん(カクマクシャカ)プロフィール


DUTY FREE SHOPP.の知花竜海とのユニット、
DUTY FREE SHOPP.×カクマクシャカとして活動。

沖縄県内外から40人以上のアーティストを招いた、
DUTY FREE SHOPP.とのコラボレーションアルバム
「音アシャギ」(CD+DVD)を発売。

坂本龍一とshing02が発表した活動
「stop-rokkasho」に賛同し、
shing02との合作「無知の知/僕と核」を
インターネット上で無料公開。

Fuji Rock Festival'06に
加藤登紀子「Now is the time」への
フューチャリングでステージに出演。

Raising SunRock Festival'06にてshing02と初の共演。

現在、1stアルバム制作中。
2006-12-18-MON
もどる