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「ほぼ日手帳」を親子で使っています、
というメールをいただきました。
それぞれの手帳を見せ合う
お父さんと娘さんのひとときを、
ちょっとのぞかせていただきましたよ。

娘はよく「見て見て」と 手帳を持ってきて見せてくれます。


小3の娘と1冊ずつ購入して使用しています。
私は革のキャメル、娘はナイロンのサーモンです。
2人とも2006年から使い始めました。

私はそれまでPalm等のPDA派だったので、
「紙の」手帳は使っていなかったんですが、
万年筆がマイブームになり、
その流れで紙の手帳にも関心が移っていき、
2006年は手帳を持ってみようと思いました。
どんな手帳にしようかと勉強がてら
いろいろインターネットで調べまくっていたところ、
当然出てくる「ほぼ日手帳」ってことで
あっさり私の第1候補になったんです。
その様子を見ていた娘が、
そのカバーのカラフルさに参ってしまったみたいで、
「うわー、綺麗!」ときて、
すかさず「買ってくれ」と。
娘はもともと文房具が好きで、
小遣いをつぎ込んで、筆記具やノートなど
けっこう買ってました。
でも手帳なんて、今まで使ったことがなかったので、
「ほぼ日手帳」を使いこなせるのか疑問だったこと、
決して安くないこと、などを理由に、
娘の申し出を却下して、自分だけ9月に
ロフトで2006年版を購入しました。
それでも娘は私の実物の「ほぼ日手帳」を見て、
ますます欲しくなってしまったようで、
あきらめずに買って買ってと言い続け、
結局最後はこっちが折れ、12月に購入となりました。

私は仕事のことも書きますが、
メインはプライベートなことを書いています。
特に変わった使い方ではないですが、
買ったものは忘れずに書くようにしていたり、
何かイベントがあったときには
写真を貼ったりもしています。
あと、起床時間と朝一の体重、出社・退社時間は
毎日記録しています。

ほかに定期的に記録しているのは、
車に給油した際のデータ(走行距離や給油量、金額など)、
野球観戦した際の結果、
キャンプに行ったときの出来事や
食事作りのことなどです。



PDAに入力していたときは、
何時から会議とか、今日はキャンプに行った、
とかのレベルまでしか残していなかったので、
あとで見返してその時を思い出す、
なんていうのは、できないことです。
やはり、あとで見返して
嬉しかったり便利だったりするのは、
紙の手帳ならではだと思いますし、
1日1ページでたっぷり書ける
「ほぼ日手帳」ならではだと思います。

とにかくささいなこともどんどん書くようにしていて、
ささいなことをあとから読み直すって
意外と面白いこともわかりました。
親バカですみませんが、
やっぱり娘の描いた絵を見返すのは楽しいです。
次男は今年から小学生になったのですが、
最初の頃は、朝ニコニコと出かけたと思ったら、
数分後に「○○くんにこんなこと言われた」と、
泣きながら戻ってきたりなんてことがありました。
そういうちょっとしたことも書いておくのですが、
後で見ると楽しいですね。

娘は、とにかく自由に使っているようです。
日記風に文章を書いたり、
観戦した野球のチケットを貼り付けたり、
「寝た」って書いて、あとはページ全体に
寝てる絵を描いてあるだけだったり。





時には私の手帳の空きスペースに
絵を描いてくれたりもします。



この絵は、私が仕事で
予定外の徹夜作業になってしまい、
翌日解放されて、早めに帰宅した際に
書いてくれたのものです。
「やっと帰れてほっとしているところ」
を書いたそうです。
こういう内容と連動した意味のある絵を
描いてくれるときもあれば、
なんの脈絡もなく描いてくれちゃうときもあります。
それもまた嬉しいんですけどね。

それまで手帳を持ったこともなかった娘なので、
「続くの?」という感じでしたが、
いつも肌身離さず持っているようで
出かけるときにも持って行っています。
ここまで続いていることにちょっとビックリです。
「ほぼ日手帳」を使っている感想を娘に聞いてみたら、
「前にあったことを読み返すととても懐かしくなる」
そうです。
買ったもの、食べたもの、出かけたところなど
書いているようで、いつも見返しています。
それから「カバーにいろいろ入れられて便利」
とのことです。

娘はよく「見て見て」と
手帳を持ってきて見せてくれます。
私も秘密なことは書いていませんので
時々見せ合っています。
ほぼ日手帳は親子のふれあいの時間を
演出してくれているようです。
また、2人とも野球の日程表を入れているので
「今度いつ行こうか」なんて
話にもなったりします(ちなみにマリーンズファンです)。

小学3年生ってまだまだこんな感じなんですね。
あと数年したらしなくなるんでしょうね。
娘と「ほぼ日手帳」を見せ合いながら
あーだこーだと話すひとときができて
よかったと思います。
お互いたいしたことは書いてないし、
話すこともささいなことなんですが、
何でも見せてくれる今の状況に
「まだまだ子供だなあ」とか、
「そのうち何も見せてくれなくなるんだろうなあ」
とか考えちゃいます。
子供には成長してほしいけど、
今の状況も楽しいなあ、
このままでいてくれたらなあと思ったり、です。

お父さんの手帳に描かれた娘さんの絵、
とても素敵で心がなごみます。
大切な一場面を紹介してくださって
ありがとうございました。

写真を見るとそのときのことを思い出すように、
忘れてしまいがちな日常のささいなことも、
書き留めて見返すことで
心に残っていくものかもしれませんねー。

「ほぼ日手帳」を見返して、
発見したこと、笑えたことなど、
そんなエピソードもお待ちしております。
くわしくは、こちらからご応募ください。

2006-10-29-SUN
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