以下は、今年2008の1月、
シルク・ド・ソレイユの取材のためカナダに出張した
糸井重里に、帰国直後にインタビューしたものです。
「センチメンタルテリトリー 春のアンコール」のときに
掲載したものに、じゃっかん加筆修正しています。

 

自分たちの商品についてこんなこと言うと
手前味噌に聞こえちゃうかもしれないけど、
実際に使ってみると、
「これは、想像以上にいいものだ」と
思うようになりました。

ことしの1月に
取材でアメリカとカナダを回ったんです。
いろんなセーターを持っていったんだけど、
他のどれよりも、着ごこちがよくて、軽くて、
あったかかったのが「カシミアのTシャツ」でした。
しかも、いやみじゃないほどに
おしゃれですから
ほんとにカシミアTばっかり着ていたんです。

ホテル内でも、半袖一枚の上に着ていたし、
アウターにダウンジャケットをあわせたら、
ものすごく寒い屋外でも、平気でしたね。

そもそも、海外に行くときって、
そんなにたくさん洋服を持っていけないじゃないですか。
でも今回は、この「カシミアのT」一枚で、
だいたい、こと足りちゃった。

でもまあ、そのへんは、
品質にこだわったカシミアを使っているんだから、
あたりまえと言えば、あたりまえですよね。

だから、こんなに気に入って着ているのには、
他にもわけがあるんです。

それは、
「こりゃ、とにかく便利なカシミアだぞ!」
ってことが
まいにちのふだん着として使っていくうちに、
わかってきた。これなんです。

たとえば、昨日着てたとしても、
今日も、うっかり着てこようとしちゃう(笑)。
なんかこう、
「これでいいか」って思っちゃうんです。
そんなカシミアのセーター、ないですよね。

そういう「Tシャツをパッとえらぶ感覚」で
気軽に着たいときはもちろん、
取材ではじめての人に会うときなんかにも、
上にジャケットなんかを羽織ったら、だいじょうぶ。

ふだん着の気分のときと、
今日はちょっとちゃんとしなきゃなというときと、
両方だいじょうぶなカシミアっていうのも、
これまで、なかなかなかったものですよね。

そうそう、小さくたたんで、
行き帰りの飛行機にも持ち込めたんで、便利でした。
機内って、けっこう冷えるから
マフラー代わりに、首に巻きつけたりね。
肌に直接、動物の毛って、いやがる人もいるけど、
ぼくは平気だし、これはなめらかですしね。

もし、寒い地域に旅行することがあったら、
一枚、持っていったら、かなり重宝すると思いますよ。

何回か、自宅で洗濯もしています。

カシミール博士が教えてくれたみたいに、
洗濯機の手洗いモードでポン。カンタンでした。

じつは、これまで、ずいぶん汚してきたんです。
あれを着てるときにかぎって
みたらしだんごとか、焼きまんじゅうとか
なぜか、こぼしちゃうんだよなぁ(笑)。

でも、洗濯したら、すっきり落ちました。
これも、気軽に着れるという意味で、
「カシミアのTシャツ」のいいところだと思います。

                  (糸井重里)

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