みなさん、こんにちは。
本日は、日本から離れること約2000キロ、
遠く「内モンゴル」の地からいらしたお客さまを、
ご紹介いたしましょう。
センチメンタルテリトリーの「カシミアのTシャツ」と
「本式マフラー」の製造をお願いしている会社、
原林有限公司の劉文藝社長です。

写真の向かって左がわが、劉社長。
ちなみに、ごぞんじのかたも多いかと思いますが、
右が「カシミール博士」こと納谷順久(なやよりひさ)さん。
劉社長は、カシミア専門家の納谷さんが
「この人なら」と信頼を寄せている
長年のビジネスパートナー。
昨年「カシミアのTシャツ」をつくるにあたって、
「ぜひ、この人の工場でつくりましょう」と、
ご推薦くださったかたなんです。
劉社長は、11月のラッコのお店が
とても好評だったこともあり、
12月のウサギのお店オープンにあわせて、
このたび、緊急来日!
大好評の「本式マフラー」の増産などについて
ミーティングさせていただきました。
(じつは社長、日本語ペラペラなんです!)
劉社長ひきいる「原林有限公司」は、
カシミア生産農家からの「原毛の買い付け」から
最終的に「Tシャツ」へ仕上げる縫製の段階まで、
すべての工程を手がけています。
カシミール博士によりますと、
この劉さんの会社のように
「一気通貫」でカシミア製品を生産する企業は、
とても少数になってきているとのこと。
ようするに、現在では、
買い付けの業者、紡績の業者、縫製の業者‥‥のように
1枚のニットができあがるまでに、
別々の会社の手を経ることが、ほとんどなんだそうです。
いま問題となっている「カシミア偽装問題」は
その業者間の取引のどこかで、生じてしまうとのこと。
逆にいうと、センチメンタルテリトリーの
「カシミアのTシャツ」の場合は、
劉さんの工場での「一貫生産」ですから
そういう「見えない部分」が、まったくありません。
劉社長が、こうして「ほぼ日」にいらしてくださり、
顔を見せてくださることが、
「カシミア100%」のなによりの品質保証だと、
思っていただいて、いいと思います。
(もちろん、念には念をいれて、
「100%、カシミアである」という科学的な検査証明書も
専門の第三者機関である「財団法人毛製品検査協会」に
発行していただいています)
このミーティングのあと、劉社長は
できあがった「カシミアのTシャツ」の品質を確かめ、
糸井重里「ほぼ日」社長ともあいさつを交わし、
ふたたび、内モンゴルへと、お戻りになられました。
それでは劉さん、
お願いした「本式マフラー」増産ぶんのほうも、
どうぞ、よろしくおねがいしますね!


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