真夜中に食べたい、
優しい甘さのおつまみ羊羹。
福光屋「三年熟成 純米本味醂 使用 果実の味醂羹」
金沢の老舗酒造の福光屋さんに
「福みりん」という、料理はもちろん、
そのまま飲んでもおいしいみりんがあるんです。
これは、その「福みりん」をつかった羊羹です。
福光屋さんと一緒にお仕事をしたときに、
帰りにおみやげでいただいたんですけど、
ひとくち食べて「おいしい!」と思って。
「福みりん」を使っているから、
甘さがやさしいというか、
落ち着いた味わいなんですよね。
干しぶどうやクルミもたっぷり入った羊羹で、
いちじくのぷちぷち感もあり、
ちょっと甘酸っぱい感じもするんですよ。
みりんもふわっと香る感じがあります。

お茶うけにしてもおいしい‥‥ですが、
わたしにとってはお菓子というよりも、
完全にお酒のおつまみですね。
お酒好きな人におすすめしたい感じかも。
おつまみって、塩気がもちろんど真ん中だけど、
たまにチョコレートとか、
甘いものと合わせたい日があるんです。
そういうときは、もうこれですよ。
家飲み用、一人晩酌用のおつまみ。
ちょっとかじって、お酒を飲んで、またかじる。
そうやってお酒を飲みながらつまんでると、
すごく楽しい気分になるんです。
特に合うお酒は、赤ワインとか、ジンとか?
福光屋さんが作っている日本酒も、
爽やかでフレッシュな味わいのものや、
お米のあまみが香るものなど色々な種類があるので、
どれが気分に合うかなと探すのもたのしいですよ。

晩酌はけっこうしていて、平日は軽くですけど、
休日とかに音楽とかをかけ始めると、
もうどれだけでも飲んじゃうみたいな(笑)。
いろんなものをちょこちょこ食べながら
ゆっくり飲むのが好きなんです。
最初はだいたいビールからはじまるんですけど、
この味醂羹にいくのは、
いろいろ経て、最後のあたりですね。
何杯も飲んだあとで赤ワインとかにいって、
おつまみをなにか探してて
「あ、これがあった!」みたいな感じ。
甘いのが欲しくなるのって
ちょっとこなれてきた時間じゃないですか?
けっこう深め、真夜中系ですかね。

ちょうどいい大きさだし、
シメの甘いもの、みたいな感じもあります。
最後にラーメンとかいっちゃうと
重くて寝られなくなるじゃないですか。
でもこれなら「最後にこれで終わろう」と
決められるというか。
飲み終わりにこれとコーヒーとかでもいいですよね。
私自身、普段は羊羹ってそんなに食べなくて、
わざわざ買って食べてるのはこれだけなんです。
普通の羊羹だと、あんまりお酒と合わないんですよ。
だけどこれは、フルーツとかも入ってて、
酸味があるのがいいんだと思います。
あと、みりんの感じが和にも洋にも合う気がします。
お酒好きな人にはもちろん、
お茶うけとしても間違いないから、
手土産にしてもいいですよね。
パッケージもおしゃれだから、
贈り物にするのもいいと思います。