奈良国立博物館のなかにある
仏教美術資料研究センターは
1902年に建築史家・関野貞の設計で
建てられた重要文化財です。
明治を代表する近代和風建築で、
和洋折衷、さらにはイスラム風の意匠も取り入れられた
美しい建物です。
高い天井。
八弁花をかたどった円形の窓。
回廊にそって、イスラム風の窓が並び、
明るい光が差し込み、
漆喰の白い壁を淡く照らします。
建具の意匠もすばらしかったです。
そのなかの「関野ホール」とよばれる大ホールを
使わせていただきました。
仏教美術資料研究センターは、
現在、仏教美術に関連する調査研究資料の
作成・収集・整理・保管と、
図書・写真などの公開を行っていて、
一般のかたも建物の内部に入ることができます。
「関野ホール」は
企画で一般公開されることがあり、
また、コンサートや講演会などに
貸し出すこともあるそうです。
◯公式ページ
https://www.narahaku.go.jp/guide/05.html
◯閲覧室の利用日時について
毎週水・金曜日
※祝日と年末年始の休館日はのぞく。
開館時間: 9:30 - 16:30(複写は16時まで)
◯利用内容:閲覧、文献複写、レファレンス