天明2年(1782年)福井県福井市で
北前船の廻船問屋として創業した
「昆布屋孫兵衛」(こんぶやまごべえ)。
「古代酒饅頭」と呼ばれる饅頭を
越前藩主に献上したことから菓子商を始め、
現在は、16代孫兵衛を襲名したお父さんと、
17代になる洋菓子出身の長男・昆布智成さんが
ふたりで菓子づくりを行ない、
二世代の家族で切り盛りをする
和洋菓子のお店となりました。
孫兵衛さんがつくるのは、どら焼き、羊羹、もなか、
きんとん、練り切り、まんじゅう、
餅菓子など、定番、そして季節の和菓子。
智成さんがつくるのは、フィナンシェ、サブレ、
フロランタン、パヴェなどの焼き菓子、
季節をいろどる洋生菓子、
そしてお店のみで提供しているアシェット・デセール
(お皿に盛りつけた、つくりたての生菓子)。
ベースとなっているのはフランス菓子ですが、
そこに和の要素と、福井らしさがこめられています。
「ほぼ日」では、
ふたりのつくる菓子から、
すこし日保ちのするものをえらんで、
ときに組み合わせ、
ときに単品で、
不定期で販売をすることになりました。
手づくりゆえ、数は多くありませんが、
お店には並ばないオリジナルのお菓子も登場予定。
第1回の販売開始は10月21日(火)午前11時から。
詳しい情報は10月17日(金)にお知らせします。