ほぼにちわ。
「土楽」さんのある伊賀では
まだ暑い日が続いているそうですが、
毎日のごはんに土鍋料理は欠かせないとのこと。
暑い日には暑い料理を
ふうふう言いながらみんなで食べると
元気が出てくるそうです。
そこで、今回は福森家の四女・道歩さんに、
伊賀産の特別な食材ではなくて、
手に入りやすい食材で、
気軽に作れる夏の土鍋料理のレシピを
教えていただきました。

夏バテしそうなときに効く
栄養たっぷりの土鍋料理のレシピを
2つご紹介いたしますね。



材料 具

もつ:500g(塩もみして一度茹でこぼす)
牛肉:300g(切り落としのように少し脂があるほうがおいしい)
キャベツ:1/2個(ざっくり切る)
もやし:1袋
ニラ:2把(5cmの長さに切る)
即席麺:麺だけ適量

材料 たれ

コチュジャン:大さじ6
みそ:大さじ2
ニンニク:2かけ分をすりおろす
しょうが:すりおろしたものを小さじ1
しょうゆ:大さじ1
はちみつ:大さじ1
豆板醤:小さじ1
酒:大さじ5

作り方

(1) もつは一度茹でこぼす
(2) もつと牛肉にたれを加えて揉みこみ、
しばらくおく。
(3) 鍋にキャベツ、もやしの順に敷き、
もつと牛肉を上に乗せる。

(4) (3)を「ベア1号」に入れて
ごく弱火で5分、
その後、弱火で10分ほど火にかけ、
野菜からゆっくり水分を引き出す。

(5) 水分が出て、煮え始めたら
一度かき混ぜて中火に。



野菜に火が通ったら出来上がり。
ニラを加えて召し上がれ!



たれの量は味をみてお好みで。
辛いのがお好きな方は豆板醤を、
甘口がお好みならば
テンメンジャンを加えてもおいしいです。  
(6) 最後にあまった汁で、ラーメンをどうぞ。
鶏がらスープを加え、
即席麺を加えたら、
あっという間にできあがりです。






市販の餃子でもよいのですが、
みんなで集まって、
皮を伸ばしたり包んだりすると、
お子さまも大喜び!

材料 餃子の皮

強力粉:200g
薄力粉:100g
水:150cc
塩:小さじ1

材料 具

豚ミンチ:120g
白菜:100g
キャベツ:100g
にら:1/2把
白ねぎ:1本分をみじん切りに
しょうが:みじん切りにしたものを大さじ1
塩:小さじ1
コショウ:少々
醤油:大さじ1
酒:大さじ2
ごま油:小さじ1
片栗粉:大さじ1

材料 スープ

鶏がら:2羽
白ネギの青いところ:1〜2本
しょうが:ひとかけ
だし昆布:5cm

作り方

(1) まず、餃子の皮のもとを作ります。
水と塩を混ぜ合わせ、
粉に加えて全体に水がなじむように混ぜる。
(2) ひと塊りにし、台の上でよくこねる。
(3) ラップにくるんで20分ほどねかせる。
(4) もう一度こね、
なめらかになったら再度ラップに包んで
冷蔵庫で半日ほどねかす。
(5) 皮を半日ねかしているうちに、
スープを作っておく。
鍋に3リットルの水と、
白ネギの青いところ1〜2本、
しょうがをひとかけ叩きつぶしたもの、
だし昆布を入れて、
2時間ほど煮込んで漉す。
(6) 餃子を作る。
白菜とキャベツはみじん切り、
塩をふってしばらく置き、
ふきんで水分をギュッとしぼる。
(7) 豚ミンチは粘りが出るまでよく練り、
(6)とその他の材料を加えて、
よく混ぜ合わせる。
(8) 冷蔵庫で半日ねかせた
餃子の皮をまず4等分にし、
それぞれを棒状にのばして10等分にして、
40個に切り分ける。
ひとつひとつに強力粉をふって
くっつかないようにする。
(9) (8)を麺棒で直径6cmほどにのばし、
縁を5mmほど残して、
(7)の具の1/40を乗せて
半分に折って両端を閉じる。
(10) 「ベア1号」にスープを入れ、
塩、しょうゆで味を調える。
沸騰したスープに餃子を入れ、
浮き上がってから5,6分で出来上がり。






餃子はスープと一緒に食べても、
お好みのたれをつけて食べてもおいしいです。
ゆずこしょうや、かんずりなど
辛い物をつけてもおいしい!!
汗をかきかき、ビールもすすみます。

残った餃子はすぐ冷凍するか、
茹でて油をまぶしておいて、
翌日に焼いてもおいしいですよ。

道歩さん、レシピを教えてくださって
ありがとうございました。
もつ鍋はあっさりとした上品なお味で
しめの即席麺に
スープの味がしみこんで
とてもおいしかったです。
水餃子鍋もスープまでおいしくいただきました。
ぜひ、みなさんもお試しになってくださいね。




2008-08-26-TUE