贅沢湯豆腐、梅しゃぶ、しゃきしゃきとり鍋。

ほぼにちわ。もうすぐ春といいながら、
まだまだ寒い日が続いています。
起きぬけの朝があまりに冷えるものだから
「朝からお鍋であったまる」なんてかたも、
いらっしゃるみたいですよ。
きょうも3つのお鍋、紹介しますね。


「かねきゅー」さんの、贅沢湯豆腐。


豆腐、白子(まだちがおすすめ)、
牡蠣、大根の千切り。
昆布のだし。
ぽん酢、ゆず胡椒。


豆腐、白子、牡蠣、大根の千切りを
昆布のだしで炊いて、
ぽん酢とゆず胡椒で食べるだけ。
簡単で美味しいんですよー。
大根はおろしてぽん酢に入れてもOK。
もしくは、水菜とか白菜にかえてもOK。
栄養的にはわかりませんが、冬の滋味を
いただいてる感がいっぱいあります。
白子のトロトロ感と牡蠣のヘビーなコク、
豆腐のフルフルとした甘みがよいです。


小さめの土鍋で半煮えのところで
食べるのがベストです。



あっさり雑炊で卵綴じ。
味噌でも醤油でも好きな方で味をつけて、
最後にねぎを散らします。


「かねきゅー」さん、ありがとうございます!
「まだち」というのは
マダラの白子のことを言うのだそうですね。
いい食材をそろえて、少なめに食べる、
でも満足感のありそうなお鍋です。
小さめの土鍋ということですが
ぼくらとしては「大は小をかねますよ」
と言いたいところです!
「ベア1号」は、鍋はだが黒いので
白い食材がとても映えるんですよー。

つづいては、こちらです。

「ダイスケ」さんの、梅しゃぶ。


だしは、鰹だし、昆布だしを適当、
しょうが1かけ、梅干5〜6個、酒、味醂、醤油。
具は、豚バラ肉、水菜(たくさん)、えのき、しそ、
みょうが、長ネギ、かいわれ、ブロッコリーの芽など。
薬味としてすった白胡麻をたくさん。


湯を沸かして顆粒だしで適度に味をつけます。
(もちろん昆布や鰹でだしを
 ひいた方が良いのですが
 決め手は梅なので多少手を抜いてもいいかな、と。)
しょうがは皮をむき、
塊のまま鍋に入れておきます。
梅は種を除いて徹底的に叩きます。
(瓶詰めの練り梅なんかを使うのもアリ)
ペースト状になったら鍋に加えてください。
ほんのり酸味を感じるくらいがちょうどいいです。
酒、味醂、醤油で味をととのえます。

野菜はとにかく全部細切りにして混ぜてしまいます。
それをボールや底の深いお皿に山盛りにしましょう。

後は各自、豚と野菜をしゃぶしゃぶしていただきます。

取り皿にはたっぷりのすり胡麻と
鍋の汁を少し入れて食べてください。


野菜は細く切っちゃえばなんでもありだと思います。


雑炊ももちろん美味しいんですけど、
うどんの方が酸味とマッチして
するすると入っていく気がします。


梅干しを、つけだれの薬味としてではなく、
おつゆの味付けとして使うのですね。
その酸味のなかに、
しゃきしゃきの細切り野菜と、
うまみのたっぷりある豚肉。
それがすりごまと合わさった感じは、
想像するだけでも、おいしそうですねー。
うどんも、細めでしこしこと歯ごたえのある
「いなにわうどん」にしてみたりと、
いろいろたのしめそうです。
「ダイスケ」さん、ありがとうございました!

つづいては、こちらです。

「りうこ」さんの、しゃきしゃきとり鍋。



・とり肉(せせりがお薦めです)食べやすい大きさに。
・とり団子(鳥ミンチ、白ネギみじん切り、
 ごま油・酒・醤油少々)。
・白菜(白い所は適当な幅にした後、縦に細めに)。
・チンゲンサイ(葉は食べやすい幅に、
 かたいところはクシ切り)。
・シメジ、ゴボウ(ささがき)、ニラ、
 もやし(たっぷり)。
スープ
・鶏ガラスープの素、醤油
薬味:七味


水に鶏ガラスープの素+醤油で
ちょっと濃いめのスープを作ります。
スープの量は鍋の3分の1程の少なめがポイント。
白菜の白い所とシメジを先に入れておいて、
煮立ったらよく練ったとり団子を落としていきます。
チンゲンサイ、ゴボウを入れて
(この時点でダシがひたひたくらいがベスト)
上に白菜の葉を入れて一度フタをします。
葉がしんなりしたら
(水が出てこの時点でまたひたひたに)
上にニラと、どっさりもやしを。
もう一度フタをして、蒸し煮状態にして火を通します。
もやしがしゃきしゃきになったら食べ頃です。
七味が合います。


白菜にはしっかりスープの味、
もやしはあっさりの状態で
いっしょにしゃきしゃき食べてください。
白菜の白い所を細く切ると、
すぐに火が通るので、
野菜を切りながら放り込んでいけば
あっというまに完成です。


雑炊か中華麺で。
溶き卵、ネギを最後に。
水を足してもよいんですが、
濃いめ汁少なめで作ると
ちょっとジャンクな感じで美味しいです。


「りうこ」さん、ありがとうございます!
ちょっと中華風なかんじかなと想像しながら
読ませていただきました。
「歯ごたえがあるので、野菜が多くても
 食べ応えがあります。
 大学時代によく食べてました
 (とても安上がりです)」
という添え書きがありました。
野菜をおいしく食べるタイミングを考えるのが
この鍋のたのしさですねー。
そして食材に「せせり」があるのにおどろきました。
にわとりの首のお肉ですよね。
鶏肉売り場に置かれているのを
これはどうやって食べるのかなと思いながら見ていました。
お鍋にするといいんですね!

ということでまた次回、お会いしましょう。


2008-02-19-TUE