ほぼ日ホワイトボードカレンダー2020

ほぼ日ホワイトボードカレンダーが続く理由

「カレンダーなんて、どれも同じでしょ?」と思っていません‥‥か?声を大にしてお伝えしたい、「ちがうんです!」と。だって、ほぼ日ホワイトボードカレンダーっていちど使うと、かなりの割合で「次の年も続けて使ってもらえる」商品だから。リピート率は「7割」以上(ほぼ日調べ)で、全国ロフトの売り場でも発売以来「14年連続」で売り上げ第1位を記録中。じつはけっこう、すごい商品なんです!そこで、長年お使いのみなさんに「どうして、続けて使ってくださるんですか?」と理由をうかがってきました。不定期連載で、おとどけしていきますね。

Loft 14年連続カレンダー売り上げ第1位「カレンダーなんて、どれも同じでしょ?」と思っていません‥‥か?
声を大にしてお伝えしたい、「ちがうんです!」と。
だって、ほぼ日ホワイトボードカレンダーっていちど使うと、かなりの割合で「次の年も続けて使ってもらえる」商品だから。
リピート率は「7割」以上(ほぼ日調べ)で、全国ロフトの売り場でも発売以来「14年連続」で売り上げ第1位を記録中。じつはけっこう、すごい商品なんです!
そこで、長年お使いのみなさんに「どうして、続けて使ってくださるんですか?」と理由をうかがってきました。
不定期連載で、おとどけしていきますね。

003 高田勝規さん(株式会社 光邦)

003

高田勝規さん(株式会社 光邦)

第1回 ホワイトボードカレンダーは「家族みんなで使う手帳」です。

  • ──

    高田さんは印刷会社・光邦さんに勤務されていて
    何を隠そう、
    ホワイトボードカレンダーの印刷・組み立てを
    担当くださっている敏腕営業マンです。

    納期の件で無理を言ったりとか、
    いつも、本っ当に、お世話になっております!

  • 高田

    いえいえ、そんな(笑)。
    こちらこそ、いつもお世話になっております。

  • ──

    高田さんは
    ホワイトボードカレンダーをお使いいただいて
    もう、何年目になるんでしょうか?

  • 高田

    担当になってからずっと使っていますから、
    もう5年目‥‥とかでしょうか。

  • ──

    もう、そんなになるんですか。

    その間、課長にも昇進されて。
    玉のようなお子さんも、お生まれになって。

  • 高田

    ありがとうございます(笑)。

  • ──

    高田さんの勤務する光邦さんでは
    ホワイトボードカレンダー以外のカレンダーも
    たくさん作ってらっしゃいますよね。

  • 高田

    はい、もちろん。

  • ──

    ある意味「カレンダー」については
    ふつうの人より
    いろいろご存知じゃないかと思うんですけど、
    そのなかでも、
    なぜホワイトボードカレンダーを?

  • 高田

    おっしゃるように、
    職業柄、カレンダーはたくさん見ていますが、
    「書いては、消せる」カレンダーって、
    ないんですよ、他に。

    そして「書いては、消せる」って
    言葉に言う以上に使ってみると便利なんです。

  • ──

    どんなふうに、使っているんですか?

  • 高田

    いちばんは「家族の連絡帳」ですよね。

    飲み会の日を書いておいたりとか。
    ゴルフの練習の日を書いておいたりとか。

  • ──

    ‥‥それだと
    「ご家族の」というより「高田さんの」
    ですよね(笑)。

  • 高田

    いや、もちろん飲み会やゴルフだけじゃなく、
    子どものイベントも書き込んでますよ!

    キッチンの壁に貼っているんですけど、
    いちいち確認しなくても
    このカレンダーに書き込んであったら
    「あ、この日はクリスマス会か。
    じゃゴルフはマズいな」とわかりますから。

  • ──

    実際、飲み会とか多そうです。職業柄。

  • 高田

    そうそう。どうしてもね。そうなんですよね。

    なので直接、妻に言うよりも、
    このカレンダーにあらかじめ書いておいて、
    「じつはさ」みたいな、
    「この日、ちょっと飲み会あってさ」
    みたいな感じで切り出したりとか、
    「えっと、次の週末? あ、ゴルフだった!
    書いてある、ホラここに!」
    といったような感じで重宝してます(笑)。

  • ──

    あの‥‥その「ゴルフの日」が
    戦車だかバズーカ砲だかで爆撃されているのは?

  • 高田

    妻が描いたものですね。
    コアラが、バズーカ砲をぶっ放していますね。

    たぶん「ゴルフ行ってんじゃねえよ」という
    表現だと思うんですが‥‥。

  • ──

    絶対そうですよ(笑)。

  • 高田

    まあ、半ば冗談のような感じなんです(笑)。

  • ──

    はい、わかります。楽しそうなので。

    愛用者のかたに取材して
    そのお宅ならではの使いかたを見せていただくと、
    すごく微笑ましいというか、
    みなさん、
    楽しそうに使ってくださっているのがわかるんです。

  • 高田

    あと、最終的には「消せる」ので
    未確定の予定や「たんなる願望」みたいなものも、
    気軽に書けて、いいんですよ。

  • ──

    たとえば?

  • 高田

    いや、ほんと、ちいさなことなんですけど、
    「庭の掃除」とか(笑)。

  • ──

    なるほど。

    でも「書いておいたから、やった」ってことも
    絶対ありますよね。

  • 高田

    そうそう、ここに書いておくと、
    ある意味で、「既成事実」になるんですよ。

    今月は無理かと思ったら、消せばいいだけだし。

  • ──

    ユーザーのアンケートを取ってみると
    「このカレンダーには
    週末の予定を入れたくなる」という意見も
    けっこうありました。

  • 高田

    たしかに! カレンダーが真っ白だと
    「あれ? 今月、土日の予定が寂しいなあ」
    とかって思うんですよ。

    妻や子どもたちと、このカレンダーの前で
    「じゃあ、ディズニーランド行く?」
    みたいな話に、なることもありますからね。

  • ──

    あ、高田さんちでも、そうですか。

  • 高田

    ええ。話していて思ったんですけど、
    カレンダーに何か予定を書くという意識って
    じつは、あまりない気がするんです。

    日付を確認するだけのものが大半というか。

  • ──

    なるほど、そうかも。

  • 高田

    印をつけるのは誰かの誕生日くらいで、
    飲み会なんかは、
    すぐズレたりするから書き込みませんよね。

  • ──

    カレンダーって
    そもそも書き込めないものも多いですしね。

  • 高田

    だから、家族みんなで書き込んで、
    家族みんなで、ここを見てるって意味では
    このカレンダー、
    うちでは「家族みんなで使う手帳」
    みたいな存在に、なってるんだと思います。

<つづきます>

2014-12-05-FRI

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