SOFTWARE
シェアウェアは
ひょっとすると
デジタルユートピア
かもしれない。

足下をみてみれば

慣れないグローバルとやらに身をゆだねていると、
なんだか自分がズンズンと、
どこかもっと遠くに行ってしまってイカン!
ということで、いま自分の足元をみてみた。
(もちろん、今までどおりに調査は、
並行しておこなってるんですが。)

そして、ハタと気が付いた。
「シェアウエアっていうのは
いつからシェアウエアなんだ?」
とか、「シェアウエアってそもそも?」
のような、ベーシックなナゾが残ったままで
つっぱしっているなあ。
なんて。

で、私は、シェアウエアのルーツを
さがしてみることにした。
別に、知らなくても話は進むけど、知ってたら、
それはそれで、なんとなく見通しがきくではありませんか。

ここで言える、確かなこと。
それは、シェアウエアは、太古の昔からあったわけでも
なくて、きっとコンピューターができた後に
生み出されたのだということ。

としたならば、情報はWebにあるさ。

私は、おもむろに愛用のサーチエンジン、Alta Vistaに
打ち込んだ。
「shareware roots」と。

あんまりいいのがみつからなかったので、
「shareware history」と。

そうして発見したのが、
Jim Knoffさんの「Father of shareware(http://
www.halcyon.com/knopf/jim.html)
」というページ。

曰く、
「自分がシェアウエアをつくったそもそもの男である。」

でも、なんとなく、オッサンの独りよがりだったりすると、
いやなので、
ほかにもいろいろとさがしてみたけれど、
どうもどれをみても、
Jimさんの言っていることと同様のことが書いてあるので、
Jimさんがシェアウエアを作った人のうちの一人である、
と、言えるのだろう。

とりあえずは、ここにそのストーリーを紹介をしたいので、
Jimさんに連絡をつけて、
「翻訳の上、掲載してもいいか?」ときいたら、
「もちろんだとも、リンクをはってURLもたのむよ!」
という返事が帰ってきた。

サテ。
シェアウエアが誕生したのはいつか?
それは、1982年のことでした。

ナニしてました?
わたしは、ハナミズたらして、野山をかけめぐって、
ともだちをおおいにいじめたりしてました。

次回から、2回にわたって、
シェアウエアがうまれたいきさつを
ここに展開しようと思います。

(つづく)

1998-09-16-WED

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