バネで重しをかける小さい漬け物器で、
白菜を漬けております。
食べて減ったら塩をしてしんなりさせてから
水気をきって追加。漬け汁が多すぎればとりのぞき、
なめてみて塩気が薄いようでしたら塩を足し、
漬け続けます。
何のくふうもない浅漬けですが、
徐々に酸味が感じられてきますと
「ああ、乳酸菌ちゃんたちが!」と思えて
うれしいものです。

仕事場には毎日のようにおりますが、
そのたびに料理をするわけでもなく、
多種類の野菜を買ってももてあまします。
そんな時に重宝なのが白菜漬けなのです。

【材料】
・白菜漬け
・その中の昆布
・卵
・ワカメ
・冷やし中華(インスタント)

白菜漬けは細かめにざっと刻み、軽くしぼります。
漬け始めからずっと漬け汁の中にいた昆布も、
いっしょに食べてしまうことにしましょう。
流しの横の調理台で背中を丸めて
ゾルゾルいただいてみますと、
冷やし中華と白菜漬け、これがなかなか好相性なのです。
初夏を思わせる陽気の日にぴったりの、
いいおそばになりました。

キムチと思えばラーメンにのせてもいいですし、
豚肉と炒めてもおもしろいでしょう。
中国には白菜漬けで作るおいしい鍋料理があるそうですね。
ピクルスと思えばパンにはさんでもいいし、
ポテトサラダにまぜてもなじんでくれます。
ボイルしたソーセージに添えればザウアークラウトです。
カレーの薬味としても妙味ですし、
刺身とあえたり納豆に入れたりと、主役ではありませんが、
なかなか使える戦闘員たちなのでございます。

2009-04-23-THU
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