愛読書に「聞き書 ふるさとの家庭料理」第4巻
「そば、うどん」(農文協)があります。
食事は家で女性が作るものだった時代の、
日本中の麺料理がカラーで紹介されていて、
地味な写真が実に食欲をそそる一冊。

それによると「ナスとそうめん、ひやむぎ」の組み合わせは
日本のあちこちにあったようで、
いくつかの県の料理がのっている。
うちの田舎には、少なくとも
母や祖母のレパートリーにはなかったな。
今でもふつうに夏の日常食だったりする
地域があるかもしれませんね。

【材料】
・ナス
・ひやむぎ
・ミョウガ
・めんつゆ、醤油、酒、砂糖、粉末かつおだしの素
各地域では、ナスを煮て、さらにゆでておいた麺も加えて
さっと煮て、というあたたかい料理としてあるようだ。
今回はさすがに暑いのでかんたんに、
あたたかいナスを煮汁ごとひやむぎにぶっかけた。
胃が冷たいもので疲れ気味なので、
このくらいのぬるさがいい感じ。
途中、ちょっとゴマ油と七味で味を変えた。
2008-07-31-THU
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