今日のセンセイ
総集編・その11
総集編の最終回です。
1年間のご愛読、
どうもありがとうございました!

それは昔々、
私が高校生のころ聞いたお話です。
友人のお父さんは
とても厳格な教師でした。
一人娘である友人も距離を置くぐらい
厳格なお父さんでもありました。
でも、時々おちゃめな失敗を
してくれたようです。

粛々と進行している卒業式で、
ついうっかり居眠りをしてしまった
お父さん。
ビクッ!! と起きたときに、
右足のスリッパが生徒達の前をシャー!

運動会では、体操座りで座っていて、
またウトウト‥‥。
今度はそのまま
だるまさんのように横にごろーん。

生徒達には
好かれてたんじゃないかなあ。

センセイとの距離:夢と現実の間

観察人(東京都・ベル吉)



中学のときの日本史の先生は、
「京都」という単語にでくわすたびに

「きょぉと〜
 おおはら さんぜんいん〜♪」

とうたっていた。

が、

はっきり言って、
ジェネレーションギャップ!

センセイとの距離:それは、知らない歌

観察人(さいたま市・三千里・31歳)



この間、健康診断があって、
乳がん検診が「触診」だったんです。
看護師から「服の胸をひらいて待て」と
指示があったので
言われた通りにして待っていたら、
若い、暗〜い感じの男性医師が出てきて
「検査しますね」
と小声で言って触診をはじめました。

すると、その医者、
ひとの胸をさわりながら
(いや、もちろん仕事だけどさ)、
「はぁ〜〜〜」
って、深いため息をついたんですよ。

おい!
わたしの胸になにか不満でも!?

センセイとの距離:検査結果は異常なし!

観察人(なめこ・31歳)



高校のときの英語の先生は、
日本語からして「あ」の発音が
「え」と「あ」の間なもんで、
英単語の発音を教えてくれるのが
とても‥‥メイワク‥‥でした。

センセイとの距離:aとeの間

観察人(みゆき)



高校のときの話です。
わたしは、背中までとどいていた髪を
ふと思い立って
ショートヘアにしました。
その翌日、
まったく関わりのなかった体育教師に
「おまえー、髪切らないほうが
 よかったんじゃないかー?」

し・つ・れ・い!

センセイとの距離:
  卒業まで会話成立せず!

観察人(栃木・いまもショートヘア)



大学の恩師と一緒に
飲みに行ったときのことです。
宴もたけなわとなり、
飲み物はビールからウィスキーへと。
ボトルの近くにいた私が
先生に水割りの濃さを伺ったところ、

「ドメスで」

とおっしゃいます。
思わず「へ?」と言うと、
「ドメスティックは国内だろう!」
と言われました。
ドメスティック→国内→濃くない‥‥。

センセイとの距離:
  ひとりごとが聞こえる距離

観察人(佐賀県・サガ子)



私んちの近所の歯医者サン。
そこは親のあとを継いだ二代目
30代前半の男の先生。
友達がそこで親知らずを抜き、
家には帰らず
私んちで休憩していた時の事。
抜いてから1時間くらい経ってたし、
丁度お昼時だったので私が友達に
「何時になったら食べてもええん?」
と訊くと
「あ、訊くの忘れた」
と。

で、歯医者さんに電話をする事に。
でもなかなかから戻ってこない友達。
15分くらいしてやっと戻ってきたので、
「長かったやん」というと
「そやねん。なんかな〜、
 『歯という物はそもそも
 北京原人の時代に〜』とかって
 歯について延々語るから切れんかった」
と。

「はい、○時になったら
 食べてもいいですよ」
の一言で済むような質問に15分‥‥。
なかなか興味深いセンセイだ。

センセイとの距離:徒歩5分

観察人(和歌山・くまきょ・38歳)



私の通っている大学のセンセイが、
アメリカからの留学生と
英語で懸命に話していました。
なにかとても意気投合した様子で、
センセイは強く相手に同意したらしく、
大声で、
「イグザクトリー・ザ・ストリート!」
と言いました。
センセイ的には、
「まさに、その通り!」
と言ったつもりだったと思うのですが、
それだったらセンセイ、
「イグザクトリー」だけでいいと
思います。

センセイとの距離:
  口角の泡が飛んでこない程度

観察人(栃木県・ぬらりひょん・19歳)



高校1年の家庭科実習で作られる
「シュークリーム」は
O先生のおかげで
我が校の生徒全員が
「絶対失敗しない料理」と
なっています。

なぜなら、万が一失敗して、
しぼんだシュークリームを作ると
1年間冷蔵庫に保存されるのです。
そして、翌年の実習で
「去年○○さんが失敗した
 シュークリームよぉ。
 先生の言う通りに作らないと
 こうなりますからねー。
 ぐふふぅぅぅ」
とカビだらけで
とにかく気持ち悪いものが
後輩の目にさらされるのです。

おかげで、
シュークリームを焼いている最中は
絶対にオーブンの扉を開けては
いけないと体が覚えています。

センセイとの距離:シュー皮1枚

観察人(東京都・シューアイス・32歳)



高校生の時、
部活で肉離れになってしまったので、
整形外科に行きました。
レントゲンを何枚か撮影して、
それを先生と看護婦さんが見て。

先生 :立派な骨だねー!
看護婦:すばらしいですね!
先生 :みごとだねー!
看護婦:ひさしぶりに
    いい骨見たわ〜(笑顔)

二人で私の骨の写真に
感動したらしく、
私は診察台の上に
しばらく放置されました。

センセイとの距離:レントゲン数枚分

観察人(ぱとちゃん・25歳)



私の母が通院している病院の先生は、
毎年年賀状をくださいます。
年始の挨拶の後には、
「昨年は新しい機械を入れた」とか、
「ナントカ学会に出て云々‥‥。」
など、必ず前年の自慢話が。
来年はどんな自慢話が
書かれているのか楽しみです。

センセイとの距離:年賀はがき1枚分

観察人(福岡県・かなぶん・35歳)



私の尊敬する小児科の先生は、
体重100kgと
やや大きめの体格が自慢?!
その先生が、耳鼻科外来で
順番待ちをしていたので、
「先生、どーしたんですか?」
とたずねたら、
「みて、わからない?」
と、きりかえされました。
じーっと見ても
わからなかったのですが、
沈黙に耐え切れず、ここはひとつ、と
「ああ、そう言われてみれば!」
ときりかえしたところ、
「でしょー!
 この年でおたふく風邪に
 なったみたい。
ほっぺた、腫れてるでしょー!」
‥‥先生、まったく腫れていると
わかりませんでした。
同僚も、同意見でした。
でも、お大事に。

センセイとの距離:
  小児科から耳鼻科まで

観察人(coco・27歳)



私の父は美大で教鞭をとる人です。

ところで私は、
子供の頃はかなり真剣に
サンタを信じていました。

サンタさんは天上人だから
何でも出来る! と思い込み、
ある年のクリスマス、
なぜか「たこ焼き」を
お願いした私の元に届いたのは
サンタからのお詫びの手紙と
一枚の似顔絵。

「ごめんね、
 サンタは夜にしか働けないから
 たこ焼きは買えませんでした。
 代わりにサンタの自画像を
 あげます。」

レオナルド・ダ・ビンチそっくりの
サンタでした。

おかげで私の中でのサンタ像は
さらにリアルに強固なものと
なりました。

センセイとの距離:
  意外と身近な天上人だった

観察人(絵を教えて貰った事はない)



僕の通う中学校の化学の教師は
すごい親ばかで、
この前授業中に突然
「こないだ娘(3歳)のお気に入りの
 椅子をふんずけちゃって
 すごく怒られたよ」
と、とても嬉しそうに語っていました。
そしたら次の日、壊れた子供向けの
椅子の残骸を持ってきて、
「昨日はなしたやつ」
と、これまた嬉しそうに見せ、
満足げに授業をしてました。

先輩に聞いた話なのですが、
その先生は授業中ふざけてる生徒に
「こら! なにしとんねんアキチャン!」
と自分の娘と間違えて
関西弁で叱り飛ばしたそうです。
関西の一流高校出の
優秀な先生なのですが、
自宅と学校を区別できないみたいです。

センセイとの距離:
  先生、ちゃんと授業しなさい

観察人(匿名のかた)



高校生の頃、
校長先生が出張中だったため
「校長先生のお話」が
急遽「教頭先生のお話」になったことが
ありました。
その時、教頭先生が真顔で淡々と語った
「ABCの約束」が、
今でも忘れられません。

「あ(A)たりまえのことを
 ば(B)かにしないで
 ちゃ(C)んとやる」

何かをするとき、ふと思い出す言葉です。

センセイとの距離:ABC

観察人(千葉県・マヨエ・23歳)



小5〜中3は海外の日本人学校で
過ごしていました。
今から20年以上前のこと。

ある年に赴任してきた英語の先生。
海外在住経験がないにもかかわらず、
英語を読む・書く・聴く能力は
ほぼ完璧。
もちろん英検一級保持者。

ただ‥‥。

「bed」は「ベッデ」、
「good」は「グッデ」。
しかも「デ」に
アクセントが来るという発音。

あまりにおかしくて
みんなでげらげら笑っていたら、
「なんかおかしいことあったか?」
ときょとんとする先生。

イギリス人の英会話の先生も
「彼の言ってること、
 イマイチわからないのよ」
と嘆息混じりに言っていました。

英検一級保持者のプライドを
ずたずたにされた先生、
その後赴任期間の3年間をかけて
「ベェッドゥ」、「グゥッドゥ」
と言えるようになりました。

センセイとの距離:デとドゥの間

観察人
 (当時はヨーロッパ・麦実・34歳)



大学の第二外国語のドイツ語の先生は、
ネイティブの、でもどうやら在日ウン年の
日本語も流暢なおばさまでした。
なんですが、なぜか時折その流暢な言葉の
語尾も上がり気味に「〜ヤ?」が
入っていて特徴的。
「はい、では続けて読んで下さいヤ?」
「そうなんですヤ?」
などなど。
なんでそうなっちゃってたのか
解りませんが、
どうやら、「〜下さいよ」とか
「そうなんですよ」のつもり、
「よ」の代わりだったような気が。
発音自体は何やらなんとも言えず
かわいくてステキでしたが、
ただ、そのせいで、疑問文じゃないのに
疑問文に聞こえてしまい、
その度に
「エ? いまの問題??
 誰か答えなあかんの?」
となるのがちょっと困りものでした。

他にも、講義初日に
「まあ! わたしの家の近所には
 あなたの名前と同じイズミヤという
 スーパーがあるのよ!」
と大喜びし、
それからずっと「泉谷君」という生徒を
ひいき(?)にして毎回当てまくったりと、
色々と独壇場でオモシロいかたでした。
わたしはちっとも
いい生徒じゃなかったですが(成績‥‥)、
今でもドイツ人の方の日本語というと、
あのしゃべり方をしてくれるんじゃないかと
つい期待して聞いてしまってます。
(そのセンセイだけなんですかねえ、
 やっぱり?)

センセイとの距離:ヤとヨの間

観察人
(京都・イズミヤ君は災難だったかも
 ・26歳)



小学2年生の時の担任のSセンセイが
国語の時間に、
『かわいそうなぞう』を
朗読して下さったのですが、
あまりの悲しいお話に
読んでるセンセイの目から
涙がポロポロ。
生徒達は「センセイどうしたの?」
「センセイ泣いてるの?」と大騒ぎ。
そこでセンセイは皆に心配かけまいと
「目から汗が出ちゃった」
と泣きながら照れ笑いを
浮かべていました。
いまだに上野動物園に行く度
センセイを想い出して、
ぞうのお墓に手を合わせます。

センセイとの距離:思いでの向こう

観察人(もと)



今、小学5年生の娘。
4年生の時の担任の先生が
結構苦手で毎日、
「学校に行きたくない‥‥」
とこぼしては、ため息だった。

クラスにいるMちゃん、
動作がのろかったり
忘れ物が多かったり、
とかく問題になりがちだったらしく
先生がしょっちゅう、
Mちゃんを叱るのだと‥‥。
それをクラス全員が
し〜んと聞いている、
その時間がたまらないと娘。
ついつい、先生の怒りをかわないように
クラスの他の子もMちゃんをせかしたり
非難したり‥‥したのだと。

ところが、この4月からのS先生、
「十人十色!!」が口癖で
みんなが違って
みんながそれぞれいいのよ、と。
Mちゃんを叱るどころか、
責める子には泣いてまで
「誰かが誰かをいじめるのは悲しい‥‥」
と言われる。

クラスみんなが明るくなって、
娘ものびのびと学校へ。
「Mちゃん、忘れ物しなくなったんだよ。
 がんばってるんだよ」
と。

小学生の頃って本当に先生の影響力って
すごい!!
S先生のおかげで、
世の中にはいろいろな人がいて
みんなが尊重しあっていけば、
気持ちよく暮らせる、
そんな当たり前のことを、
娘たちは実感したと思う。

世の中、殺伐としていて
嫌な事件が多いけど
いい先生に出会えることって
本当にしあわせ。
まだまだ大丈夫! と思うのでした。

センセイとの距離:娘の笑顔分

観察人(富山県・農家の嫁・ほぼ40歳)



小学校3年生のときの担任の先生は
私に、算数の楽しさを、考える楽しさを
教えてくださいました。

数字は数直線の上に並んでいることが
当時の小学校の教科書には
書いてあったのですが
その先生は
「数直線の上じゃないところにも、
 数はあるんだよ」
というのです。
「何でそんなこというのだろう?
 本当かな??」
いつも、ちょっとした問いを
私たちに投げかける先生の言葉に
私の頭はフル回転。
いろんなことに疑問を持って、
ああだこうだと考えるようになりました。

高校生になって、虚数の存在を知ったとき、
「あぁ、あの時先生が言ったのは、
 このことだったのか。」
と、いっそう算数(数学)が
好きになったことを今でも覚えています。

そんな私も、
この4月から小学校教諭となり、
5年生の担任をしています。
あるとき、
「教科書だけどんどん進めて授業をしたら
 楽なのに。
 どうして、自分で考えなくちゃ
 いけないんですか?」
と、いった子どもがいました。

その瞬間に思いました。
考える楽しさを知ってほしい、
あの頃の私のように。

中学でも高校でもなく、
あえて小学校教諭の道を選んだ私。
私が教えてもらった、学ぶ楽しさを
今の子どもたちに伝えられるように
頑張るからね、先生。

センセイとの距離:教卓のむこうとこっち

観察人(福島県・黒沢・27歳)



娘が幼稚園のとき中耳炎になって
初めて耳鼻科に連れて行ったある日
怖がって嫌がって大暴れしながら
センセイの真っ白な白衣に
くっきりきれいな靴跡が付くほどの
蹴りをヒットさせた娘。

すかさずセンセイの平手打ちが
娘の腿に‥‥。

母の私にも看護師さんにも
衝撃の瞬間でした。

センセイとの距離:
  固まった耳くそ1個分

観察人(大阪・のぶのぶ)



高2のときのクラスは、
担任の先生(物理教師)と男子生徒が
よくお互いに
ズケズケとものを言っていました。

物理の時間、
実力テストの結果を返す際、
先生(担任)が
「平均点25点。
 なんじゃ、このクラスは」
と一言。
生徒の一人が
「ジジイの教え方が悪いんじゃ」
というと、平然と
「物理はセンス。わからんやつには、
 どう教えたってわからん」。

ほかにも、某大学の超難問の
入試問題を黒板に書いて
「これは、おまえらには〜無理」
といいつつ、クラスの秀才君が
解いてみせてへこまされたり。

進学校にしては妙に力の入ってない
クラスでした。

センセイとの距離:女子には優しい

観察人(早苗)



小さい時から歯が弱い私。
近所の歯医者さんに行くんだけど、
そこの先生(50歳ぐらいの男性)は
体が大きく、声が低いので、
雰囲気から怖かった。
そして治療が始まり、
ちょっと歯を削ってみた後、
ボソッと
「‥‥これウチでできるかな?」
って言うんです!。
いやー! 削ってから言うなー!!
しかも治療の最中に
私がちょっとでも動くと
「あっ!」とか「チッ」とか
言われました。

どうよ? こんな先生。

センセイとの距離:
 でも町にそこしかなかったから
 週2でかよった

観察人(s)



私のセンセイは
ゼミのときにいろいろと
アドバイスしてくれます。
ふむふむと聞き、次のゼミに臨むと、
またいろいろと
アドバイスしてくれます。
‥‥でも、何か前と言ってること
ちがくない??

あとで、そおっと問いただすと
「んー、でも僕は
 日々進化してるからねえ」

センセイとの距離:
  進化についていけない

観察人(埼玉県・コメッツ・23歳)



高校のときの担任は、数年に1度、
Kちゃんのところへ
ひょっこり年賀状を送ってくる。
内容は、ごく普通の年始の挨拶。
しかし、私を含め、
他の同級生のところには届かない。
「なんでいつも、
 Kちゃんにだけなんだろうねぇ」
と不思議がる私たちに、
当のKちゃん曰く
「そろそろクラス会をやれって
 ことなんじゃない?」
なるほど。裏の心情を
ちゃんと理解してくれる教え子を
選んで、送ってるってわけね。

センセイとの距離:
  行間の思いを読み取れないくらい

観察人(神奈川・漆花・36歳)



高校時代お世話になった国語の先生は、
声の素敵な、渋い先生でした。
授業中見ていると、何だか胸の辺りに
違和感を感じるので、
さらに観察していたら、
ネクタイピンをネクタイにしか
留めていなくて、
そのせいでネクタイが揺れてるんです。
お辞儀すると、だらーんとなってるし。
授業が終わった後に、
「先生、シャツには留めないんですか?」
と訊いたら、
「だって、めんどくさいじゃん」
と、照れたように笑ってました。
その後、たまにシャツに留めてる時も
ありましたが、
基本的にネクタイだけ留めていました。
ファッションだったのでしょうか?

センセイとの距離:ネクタイ5本分

観察人(東京都・鳥居・18歳)



今日あったことです。
私は高校を卒業して3年経つのですが、
半年にいっぺんくらいのペースで
クラス会が開かれていて、
この夏の集まりの幹事は私なのです。
当時担任だった先生に
同窓会の日程を相談するために、
ご自宅へ電話したところ、
なんと声を聞いただけで
私だと分かってくださったのです!
今でも多くの生徒を教えているのに、
よく3年前に卒業した私を
声だけで分かってくださったと、
感激してしまいました。
せっかちですが、
いつもみんなのことを
考えていてくれる先生です。

センセイとの距離:
  3年よりもっと短かった

観察人(神奈川県・幹事その2・22歳)



私が高校生2年生の時、
世界史の先生が寒いダジャレを言うと
次の日は必ず雨になったり、
寒波に見舞われた。

あるときは先生が
ダジャレを言った直後に
「ドッカーーーン!!」
という凄まじい雷と
バケツをぶちまけたような雨。
またある雨の日は、
ダジャレを3連続くらい言ったら、
その日の雨はやまず次の日も降り続き、
その次の日には台風直撃!!
記録的な大雪のときもあったっけ‥‥。

その先生には3年生の時も
お世話になったが、
そのときは受験で
ダジャレを言うひまも無く
天気予報どおりの天気が続き、
ちょっとつまらなかった。

センセイとの距離:嵐がくるまで

観察人(岩手県・ちょろ・18歳)



高校時代の古文の先生は
根っからの中国好き。
授業中
「夏休みに中国に行きたいけど、
 高いからいけないんだよなぁ〜」
とぼやいたり、
留学生の中国の人との
メールの話をしたり、
漢語のビデオを見せたりしました。
どんなに熱く語っても古文の時間は
学生の睡眠時間になることが多く、
聞いている人はほとんどいません。

ある日、大好きな中国の話を
たっぷりして、
先生が漢文を読み始めました。
そのとたん、教室中がいっせいに目覚め
どうしていいかわらからなくなりました。
先生は中国語で漢文を読んでるのです。
時々詰まっては、
「これでいいのかな?」
と独り言をつぶやいて
必死に読んでいきました。
突っ込むわけにもかず、
読み終わるまでみんな聞いてました。

大学1年のとき、
中国語と古典をやっていたのですが
毎回毎回先生の中国語読みを思い出しては
懐かしく思っていました。

センセイとの距離:思いは中国まで

観察人(にこるそん)



私の大学のゼミの先生は
ちょっぴり長嶋監督入っています。
英語のゼミ中に
「What's going onって感じだよな〜!
 はっはっは〜」
と大爆笑。
しかしそれを聞いて笑えるほどの
英語力を持った者はおりません。

ある日パソコンにCD−Rを
入れようとして、
落としそうになったものの、
間一髪キャッチした私をみて
先生が一言。
「It's OK!!!」
私は吹き出しそうになるのを
こらえながら
「はい‥‥」
と答えました。
他の皆があさっての方を見て
笑いをこらえているのが見えました。

センセイとの距離:なかなか近い?

観察人(宮崎県・さかな・26歳)

今日のセンセイ・総集編バックナンバー
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