今週は、「いやでも師走」という
師走ならではの現象に沢山のメールが到着！
ロングインタビューもあり、
沢山のテレビ・ラジオ出演もあった週の、
みっかぶんの言葉を、ご紹介いたしますね。
【糸井重里ロングインタビューだって?!】
「例えば、ですね。
『ほぼ日』の裏番長というか、
目立たないけど
アクセス数を稼いでいる企画に、
『今日も金魚は』
という映像番組があります。
もともとは、
おたまじゃくしがカエルになるまでを、
ジミに中継して行こうということでしたが
それは季節ネタで終わってしまったために
いつも見られる金魚でいいか、
ということになったのでした。
そんなもんでした。
こんなひとつの企画にも、
紆余曲折があったのです。
毀誉褒貶がありました。
右顧左眄もあったように思います。
しかし、いまでは
『今日も金魚は』は、大人気なのです。
そんな顛末についても、
ぜひ語ってみたいと思います。
12月10日に、
糸井重里ロングインタビューが
あるのです。
そこで、珍しくぼくが
『聞かれる役』になるのです。
いつも顔を合わせている乗組員たちやら、
ときどき会っているともだちが、
インタビュアーになって、
なんでも聞きましょう、
ということです。
この記録を、正月企画として
『ほぼ日』で連載します。
インタビューされる
ぼくも楽しみにしています。
他にも正月企画は、いくつかあります。
もちろん、いつものように
ぼくがインタビュアーで、
興味深い人物に
いろんな話を聞くという企画も。
その相手の方の日程が
今日いただけたので、
テレコを持って行ってきます。
『ほぼ日』初登場で、
誰もが知っている人です」
【いやでも師走】
「うわぁ、もう午前2時になっちゃったぞ。
この『今日のダーリン』を先に書いてから
あれ書いて、
その次にはあれを考えておいて、
それが終わったら
あれとあれを書いて、寝て、
起きたらあれに行く、というわけで。
最近は夜更かしを
しないことにしていたのに
なんだかひどいことになってしまいました。
気がついた。これは、そうだ、
12月の現象だ、ということ。
毎年気がついて、毎年忘れるんですよねぇ。
12月になると、
なんだかほんとに自然に忙しくなる。
ジムなんかも、
ちょっと空いてくるらしいです。
つまりは、いつも通っている常連さんも、
バーベル持ち上げるよりも先に
するべきことがある。
つまりは、仕事しているのだ、彼らも。
ぼくはたいていお断りしちゃうんだけれど
忘年会の話も
あちこちから湧いて出てくる。
そして、コンサートやイベントも、
次々にある。
そして、寒くなるので、
風邪をひいたりする。
そうすると、
身体の無理が効かなくなるので、
仕事の効率もわるくなる。
つまりはかどらない。
だから、やるべきことが溜め込まれる。
つまり、ますます忙しくなるわけです。
その、追い立てられるような
忙しさを感じたら、
それが師走というものなのだと
知るわけです。
みなさま、いかがお過ごしですか？
気が向いたら、愚痴というか、
うっぷん晴らしというか、
『いやでも師走』というタイトルで、
メールでもください。
『みんなもつらいんだ』
と、励みにしたいと思います。
さ、次の原稿にとりかかるぞ」
【サンタさんの話がいっぱい】
「メールマガジンの
『ほぼ日デリバリー版』ほうでは、
たとえば、こんなふうな
サンタさん話がいっぱいです。
・昨年のクリスマスイブに、
小学２年生のいとこが
泊まりに来ました。
今日に限っていつもと
眠る場所が違うことを
とても心配した彼は、
サンタクロースに手紙を書き
枕もとに置いていました。
こっそり中を見てみると、
『とつぜんのへんこうで、
もうしわけありません。
きょうは、
こくぶんじのほうにいます』
と書いてありました。可愛いよーー。
これは、デリバリー版の
647号に掲載されたものですが、
いつもメールをくださる読者の方から、
手紙がオトナ語ですよね、
というような楽しいご指摘。
たしかにこどもなりに
オトナ語っぽい表現。
サンタさんはオトナだから、
それに合わせたわけだね。
かわいいなぁ。12月も、悪くないなぁ。
ってことにかこつけて、
『オトナ語の謎』をよろしく。
おなじく、デリバリー版で
速報を出しましたが、
Yahoo! Internet Guide 主催の
Web of the Year2003に、
皆々様の投票を
お願いしてまいりましたが、
昨夜、晴れて結果発表、
授賞式が催されまして、
ほぼ日刊イトイ新聞は、
エンターテインメント部門の
第2位に決定いたしました。
応援、ありがとうございました」 |
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