読みかえす
「今日のダーリン」
2003/09/06
今週は、なんと言っても
大反響だったふつかぶんを、
いつもとは違い、
全掲載のかたちでおとどけします!
禁煙メール、蛇口をひねったように
届きつづけたんですよねぇ。


9月3日

【ワタクシ、禁煙してるのであります】

ひとたび書いてしまうと、
その話題ばかりになりそうだし、
実際、一日中
そのことばっかり考えているので、
今まで書かずにいたのは
正解だったと思うんだけれど、
ひと月過ぎて、有言不実行とも
言われなそうになったし、
機嫌がいいだの悪いだのと
いうことについて、いつまでも
「ある事情があって」と
秘密めかしているのも、
なんだか怪しいばかりなので、
もうこのへんで発表してしまおうと
決めてしまいましたが、
つまりその、ワタクシ、8月2日から、
そう、
その、
禁煙を実行しているのであります。
理由やら、動機やら、
その日々のもろもろについては、
ほんとに、書きはじめたら
キリがないのですが、1カ月、
なんとか1本も吸わずにやってまいりました。
まだまだ、「もう大丈夫」と言えませんが、
続いてます。
とにかく、川相選手の
座右の銘ではありませんが、
“坂道に車を押すがごとし”という感じで、
毎日を過ごしております。
ニコチンへの依存との戦いの他に、
何十年にわたる習慣を断つわけですから、
脳にインプットされている
情報網の改変が行われるわけで、
そっちが苦しくないはずはなく。
強烈な喪失感などに襲われますし、
うつ状態に近い時間を
過ごさねばならぬこともあります。
それが、この「今日のダーリン」にも
影をおとして、
元気がないんじゃないか、とか、
書いてることがつまらないぞ、
とか思われそうで、
(そういう被害妄想もあったりするのよ)
これはもう、
発表しておいたほうがよかろうと、
本日、晴れてというか曇ってというか、
発表いたします。
激励などのメールよろこんで
受け付けますので、
postman@1101.comに、お願いします。
ふ〜〜〜〜‥‥言っちゃったーっ。


9月5日

【逃げられない、はチャンスの兆し】

仕事がらもあるし、
自分の興味のせいもあるのだけれど、
ぼくはいろんな人に会うわけです。
いろんな人というのも、
もうほんとにいろんな人です。
そういうなかで、いわゆる
成功者という人たちに会うと、
そういうつもりもないのに、
つい聞きたくなることがありまして。
「いままで生きてきて、
ほんとうに『もうダメだ!』と
思ったことはありますか?」
それを聞いてみたくなるんですよねぇ。
この質問については、
どの人の答えも100%おもしろい。
昨日も、そういうことがあったのです。
まずは、「何度か、ありますよね」と。
うれしいんだなぁ、こういうときって。
「ほんとうに
もうダメだというような時には、
目をつぶっても天井の節穴が見えるんです」
というような実に具体的な描写がありまして。
「運、なのかなぁ、必ず、
ほんとうにダメだというときに、
すっと答えが見つかるんですよ。
でも、これはですね、
『逃げられないんだ』と思っていないと、
見つからない」
というお話がでてきたんですね。
そしたら、続いては、
若いときから逃げなかったのかと、
つい突っ込んで
訊いてみたくなるわけでして。
「いや、子供というのは逃げちゃうんです」
と。
逃げられない状況を
何度か少しずつ経験して、
『逃げられないんだ』を
身に付けていくらしいんですね。
そういうことを話しているときの
人の表情というのは、
真剣でいいものなんです。
強い心を持っている、
というのが顔にでるわけですよ。
「強いというのは、逃げないこと」
なのかもしれないなぁ。
勝つ負けるの前に、
逃げていたら勝ち負けはないものね。
負けてもいいから逃げない、という経験が、
強さを育てるということなのかなぁ、
と感心したんですが、
でも、強い人は、
上手に逃げるのも得意なんですよねぇ。
おもしろいもんです、
いろんな人に会うというのは。

2003-09-06-SAT


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