読みかえす
「今日のダーリン」
2003/05/03
今週は、内省的なコメントに注目して、
3日ぶんの「今日のダーリン」から、
ごくごく一部ですが、抜粋しましたよ!

4月29日

【都会に気圧された日々】

「いまになっても
 まだ忘れていないんだけれど、
 ぼくは、18歳のときに
 大学に入学するために
 『上京』してきた
 お上りさんだったわけだ。
 地方都市と、東京という街の
 ちがいというのは、
 いくらメディアが発達しようが、
 接近しようもないわけで、
 100キロ離れた前橋市のおにーさんは、
 東京の独特なムードに気圧されて、
 倒されないように気をつけながら
 歩いていたんですよ。
 いまでも、そういう男のコや女のコが、
 せいいっぱいツッパッて、
 青山を歩いているのを見ると、
 ちょっとカワイイな、
 という目で見てしまいます」


5月1日

【思えば、1800日連続で・・・】

「『ほぼ日』を
 スタートさせたばかりのころ、
 毎日、この
 『今日のダーリン』を書くのに
 悩んでいた。
 なにしろ毎日だから、書くことがない。
 いや、ないというよりは、
 なくなっちゃうという恐怖があって、
 書く前から、
 もう困っていたことを思い出す。
 いまになると驚きもしなくなったけれど、
 もう、1800回くらい
 連続で書いているんだもんなぁ。
 もちろん、質を問うより、
 休まないことを優先させるという
 ヘンな方針でやってきたような
 ものだから、苦し紛れに
 いい加減なことも書いている。
 だから続いているんだと、
 はっきり言えるぞ!
 何をエバっちゃってるんだか、オレよ」


5月2日

【つまらない話を聞くということ】

「ほんとうは、誰だって、しょっちゅう
 他人の、つまらん話を聞いているものだ。
 つまらないと思いながら、
 ガマンをしているのだと思う。
 だけど、なぜ大滝老人のように
 怒りださないでいるかと言えば、
 実は自分も『つまらない話』をしていると
 うすうす気づいているからである。
 責められないための方策として、
 責めないでいるのだ。
 人間社会というのは、
 そんなふうに出来ている。
 たぶん、あのCMにおける大滝秀治は、
 その『偽善あるいはナァナァ』な
 仕組みに、
 気がついてしまったのであろう」

2003-05-03-SAT


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