YAMADA

第1回 
「いつもさみしい」って、何?


お待たせしました!
いつもさみしいですかーっ?
O型なのに、E.TANAKA、
田中宏和と申します。
家族まるごとO型の環境で育ち、
輸血も献血もすることなく、
35年におよびO型の血を体内でまわしてます。

さる7月18日の今日のダーリン。
「血液型のO型の人は、いつもさみしい」
びっくりでした。

生まれてこのかた、
「さみしい」は、
「時々おそってくる」のが
相場とばかり思ってました。
それが、
「いつも」居座ってるとは、
どうなってるのか?

「いつも」と「さみしい」がくっつくというのは、
「毎日の主食が餅」みたいなもんでして、
自分の想像をはみ出す非常事態です。
この「いつも」と「さみしい」の組み合わせに出くわして、
ちょっと自分の中の言葉の方位磁針が狂ったような、
もわーんとした気分に飲み込まれました。
年がら年じゅう「さみしさ」が
祭り囃子のごとく鳴りやまないってのは、
いったい?


途方にくれるほど、
わからんかったのです。

それから二日後、
東京は微熱を越え、
風呂の適温に近づくこと、
39.5度をさした日。
いきなりdarlingより、
「いつもさみしい問題」対策本部を
任されてしまいました。
そんなことで、
平時の『感心力がビジネスを変える!』
本拠地から移りまして、
「いつもさみしい問題」に取り組むことになりました。
どうぞよろしくお願いします。

まずは、「いつもさみしい」天地創造から3日間に
「ほぼ日」へ押し寄せた、
1200通を超える
反響メールを預かりました。
587929文字
行数が35382行
Word書類にしてサイズは1MB超え
スクロールしても、
粘っこい動きをするファイルになりました。

「いつもさみしい」記念日、7月18日に、
11時きっかり更新のdarlingからの問いかけに対し、
一番に答えられた方に敬意を表しまして、
ここに、ご紹介したいと思います。

=
Date: Sun, 18 Jul 2004 11:01:00

どうですか、送信日時が、1101!
もう反射的にメールを打ち返されたんでしょうねえ。
まずは、その返信の書き出し。

=
はい、いつもさみしいです。

すごい。
さっそく「Yes, I am.」の人、出現ですよ。
まっすぐストレートなレシーブが返ってきました。
日本代表女子バレーボールチ−ムへの
エールを織りまぜつつ、
さて、続き。

=
正確には、いつもどこかでちょっとさみしい
という感じでしょうか。
それより、いつもさみしくない人もいるなんて、
今まで知りませんでした。

ねこ(もちろんO型ですが)

ね、ねこって、あんた、猫?!
出だしから、えらいことになってます。
送ってきた本人が、
ホモサピエンスであることを信じたいと思いますが、
ちなみに猫の血液型にO型は無く、
8〜9割がA型で、
あとは、少数派のB型、AB型のようです。

この一番乗りメールに限らず、
「O型は、いつもさみしい」に
猛然たる同意を訴える
自己申告メールが多かったですねえ。

たとえば、

=
血液型のせいだったのか!
生まれたウチは、私のO型をのぞいて、全員B型
お前はいつもさみしそうと言われ続けたんですが
ほんと、さみしいのです。いつも、いまも。
大江千里の歌に
「ひとりで思うさみしさは結婚してもおんなじだろ」
という歌詞がありますが
おんなじだったんです、結婚しても。
ああ血液型のせいだったんですね。

「血液」が原因であることの
安心感をうたったメールです。
「血液型」って、
「血」であるがゆえに、

原因界の王様と言いますか、
圧倒的な説得力がありますよね。
これが「唾液型」とか「汗型」だったら、
ちょっと腰砕けな説明力しか持たずに、
なめられた原因になってたと思うんです。
とにもかくにも、
年齢も問わず、
やみくもにおそってくる
原因なわけでして、
こんなメールがやってくるわけです。

=
O型の娘(小学2年生)に
「いつもさみしいの?」と聞きましたら、
こっくりとうなずきました。
「うん、いつもさみしいよ」

だそうです。
ちなみに私はB型の母。
ちっともさみしくありません。

中には、こんな詩情あふれる斬新な解釈も
寄せられました。

=
血液型の文字は、心のあり方を表しているのでしょうか。
O型の文字の真ん中がぽっかり空いているのは、
さみしさのあらわれなのでしょうか。

いただいたメールには、
O型以外の方も多数含まれていました。
たとえば、こんな一行の返信です。

=
私はA型です、いつもさみしいです。

「いつもさみしい」を
O型だけのものにするものか。
A、B、AB型による
「いつもさみしい」奪還運動のような
強い語気すら感じるようなメールもありました。

もちろん、すべてのO型の人から
「いつもさみしい」という申告が
あったわけではありません。
熱気がむんむんこもる
大量のメールの中にも、
こんな冷静なご意見もありました。

=
僕もO型ですが、いつもさみしくはないですよ。
僕は「ごくたまにさみしい」の人です。
むしろ「いつもさみしい」の意味が
よくわからないくらいです。
もしそんなに「いつもさみしい」人が
いたとしたら衝撃ですね。
あと、O型だけでなく
すべての血液型の人に質問しないと
「偏ったサンプル」になると思います。
O型だけに質問して
「いつもさみしい」人が多かったとしても、
それがO型特有の性質とはならないでしょう。

実に的確で、ごもっともなご意見だと思いました。
そこで、まずは、
血液型との関係は置いておいて、
この「いつもさみしい」という現象を
よく知るというところから、
はじめたいと思います。
そして、次のステップとして、
近いうちに、
総合的な「いつもさみしい問題」アンケートを
実施したいものだなと考えております。
女性の愛と性のデータといえば、
「モアレポート」のように、
「いつもさみしい問題」といえば、
「ほぼ日レポート」
となるべく、
高い志でいきたいと思っとります。

みなさんからのメールをもとに、
「いつもさみしい問題」について、
その真相、その症状、その本質、
その愛とロマン、その合併反対などなど、
多面的に追求しつつ、
傾向と対策をさぐっていく所存でありますので、
どうぞよろしくお願いします。

まだまだあづい日々が続きそうですが、
しばらくは、頻繁に更新でいきますえー。

■件名を「いつもさみしい問題。」にして、
  postman@1101.comまで、
 ぜひ感想をくださいね!
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2004-08-19-THU
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