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虚実1:99
総武線猿紀行

第24回

「ISDNだって固まりたい」

まず。前回の訂正から。
吉川ひなのちゃんはIZAMのことを
「うさちゃん」と呼ぶのではないのです。
「うさくん」あるいは多少ナマって
「んちゃくん」と呼ぶのです。
これは彼女のファンにとっては常識なのでスイマセン。
(僕が勝手に間違え、勝手に気が付いた)
ひなのちゃんには千葉方面の友達が多いらしいです。
(彼女の本による情報)

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(編集部コメント)
編集部でも見逃しておりました。
ファンの方、ならびに、関係者のみなさん、
申し訳ありませんでした。修正済みです。


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最近は地方と都会には本当に情報差がありません。
この間、山の手線の電車に有楽町で乗ると、
ブーツにコート、ボブヘア、
かなりカッコよく決めた女の子が座っています。
「ほう、クラブでもいくのかのう」
と隣に座ったので、軽く注目していると、
その子の携帯がけたたましく鳴るのです。
ピイヒャラピイシャララララ
ZARD風メロ着信音。
「もすもす、ああJUNKOが? そんで、どうなったっす」。
いやあ、心が洗われるような奇麗な東北弁。
( 細部の再現はできてません)

問題はその後。
浜松町、品川、およそ二駅ごとに携帯が鳴るんだな。
それで、着メロ音も最大級。
会話音声(生音)も最大級。
一両の客がそのたびにこちらを見ることになったことは
間違いない。(僕の隣だったから)
注意する気力なかったっす。
しかし、その子のファッションがまた、
かっこよかったんだな。

そんなファッション格差解消の一因ともなっているのは
「情報戦争」であります。

情報戦争のツールの中でも、
今や中核キーワードをなしているISDNでありますが、
ホント、便利。
あのカネゴンの口のようなダダッピロイ端子を
ザックリつけさせられた時は閉口したが、
二回線になったり早くなったりホントに便利。

そんなISDNといえばターミナルアダプタですね。
「ターミナルアダプタって何?」
と思ったが、これがなければ回線がしけない謎の箱。

快調、快調と使用してはや、半年なのですが
先日突然、回線が通じなくなりました。
これは(ウィンドウズ98の)
ダイヤルアップネットワークだな? と思い、調べたが、
異常なし。
次に、おおもとからターミナルアダプタまでのコードを
取り替えてみたが、これも異状なし。
その他だいたいぜんぶ異常なしで、しょうがないから、
NTTにかけました。
「少々お待ち下さい、回線をチェックしてみます」
驚くほど感じがよい。
というか、それが通常のあるべきサービスですよね。
電話線より先、それはコンピュータの高くて感じ悪い
電話相談サービスの国ではなく、
感じのよい電話会社による電話相談サービスの国。
ああ、うれしい。コンピュータも早く電話会社の
電話相談の国にはいって欲しい。

「回線に異常はないですね」
「となると、ターミナルアダプタですか?」
(大変申し訳ないというように)
「そうですねえ。
すみませんがターミナルアダプタの電源を落として、
また入れてくれませんか?}

「あ! 入りました! 回線が通じました。
これはひょっとして、ターミナルアダプタの『再起動!』」
向こうも笑いながら「そうなんですよ」。
「ターミナルアダプタも再起動しなきゃならない時が
あるんですか?」
「そうですね、やはりコンピュータと同じような
電子部品使ってますから。申し訳ありません」。
「なあるほどねえ」。

いやあ、なんか柔らかい物腰で妙に納得しちゃいました。
ターミナルアダプタだって固まりたい!
それでこちらも、気持ちは済むんですね!

(おわり)

1999-03-27-SAT

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