| こんにちは、「ほぼ日」の菅野です。
まずは、読みものチームにいるメンバーについて
自分の思っていることを書きたいと思います。
それぞれがとても個性的で、不思議なメンバーです。
企画の立てかたも原稿の書きかたもバラバラ、
何に焦点をあてて表現するのかもバラバラ、
誰が誰にも似ていません。
でも、お互いをかなり信用していると思っています。
(私がいちばん信用ないかもしれませんが)
それぞれが個性的で自由でいられるのは、
東京糸井重里事務所がそういう会社だからです。
個性的で自由でなくてはいけない、ということではなく
そういうふうに、自然になってしまいます。
(幼稚園のクラスのように、
ああ、あの子はあれが好きなのね、というような、
足並みのそろわない感じです)
だからといって、それぞれが勝手に
好きなことをしている、というわけでもありません。
企画について、
ときには相談したり、勝手に心配しあって
軌道修正をすることがあります。
これが、自分にはとてもありがたいです。
ここをもっとこうしたらいいんじゃないか、と
アドバイスを受けることもありますし
おもしろかった、もっとやっていい、と
縮こまっている手を
大きく伸ばしてもらうこともあります。
ときおり‥‥いや、しばしば、社長である糸井重里も
そういう手を差し出してくれます。
できあがったコンテンツを見たときには、
それぞれのメンバーが
あるときはニヤニヤしつつ、
あるときは息を詰めるように、懸命に根気よく
企画を組み立てていったことがわかります。
そして、自分はその仕事をおおいに尊敬し、
刺激を受けます。
そういう貴重なメンバーが増えたら、
ともに働く立場として、とても幸運に思います。
「また、おもしろいことをやってくれる人が増えるんだ」
と心が躍ります。
ですから、どんな方に出会いたいか‥‥といえば
何かを本気で興味深いと感じていて、
それをがんばって形にできる人。
そして、その方ご本人も、
他者から興味深く思われる、底知れない人。
「どうか伝わるように」という情熱があり、
それゆえに技術を磨く人、でしょうか。
それは現在の自分がめざす像でもあります。
いっしょにがんばっていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
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