「ほぼ日」には、まいにちたくさんのメールが届きます。
みんなで読んで、
「この感想はうれしいなぁ」とか、
「なるほどこういうご意見も」とか、
「このばかばかしさは素晴らしい!」なーんて、
しょっちゅう、よろこんだり、びっくりしたりしています。

「これ、乗組員だけで読んでるのはもったいないよねぇ」
というようなお便りは、
ときどきここでご紹介していきますね!

「過去の僕に戻りたいとは思わない。」へのメール。

 

こんにちは。です。

「ほぼ日の塾」の3期生である園田菜々さんと
4期生である金沢俊吾さんが、
オリックス・バファローズの小谷野栄一さんに
インタビューをしました。

プロ野球選手として、パニック障害を抱えながら、
打席に立ち続けている小谷野選手。

同様の症状で苦しんだ経験のあるふたりは、
なぜそんなことができるのか、
小谷野さんの言う病気になってよかった、とは
どういうお気持ちなのか、
驚きつつお話をうかがいました。

そしてこの連載に、大きな反響があり、
たくさんのメールが届きました。
ありがとうございます。
そのうちのほんの一部ですが、ご紹介します。

コンテンツはこちらです。
「過去の僕に戻りたいとは思わない。」
(連載は終了しておりますので、まとめ読みをぜひどうぞ。)

メールアイコン 札幌にいるので、栄ちゃんは身近な選手、
そしてパニック仲間だという思い。

会社には隠しています。
パニックだと知られたら、
すぐ辞めて欲しいと言われかねない、
だめな人間とか、厄介な人間と
言われかねない場所にいます。

けど、辞めたくない。

時々過剰なパワハラなんかがあると、
ぶり返してしまいます。

強くなりたいような、
弱さや恐怖を知ってる自分の方が
本当は強いんじゃないかとか、
考えも行ったり来たりです。

(s)



メールアイコン 以前、息子の野球チームで
知り合ったお母さん仲間にも、
「実はパニック障害なんだ」という方がいて、
どんなことなのか、話してくれました。

元気ハツラツで、リーダー的な方だったので、
何も知らなかった私としては、
本当に意外でした。

今回の記事で、
100人に1人の割合で発症する症状と知り、
ますます身近になりました。

今日、明日、今後、
私や家族、友達など、
身近な人がなるかもしれないので、
こうして経験者の方の実体験や思いを、
具体的に知ることは、その時を迎えた時、
自分自身の救いになると思います。

また、
症状への理解者が増えることは、
治療の後押しにもなるのではないかとも
思います。 

何より、
同じ症状で孤軍奮闘している方や
その方を支えている方にとっても、
大きなサポートになるのでないかと思います。

(ふみ)



メールアイコン 私も33歳からパニック障害と
鬱的な症状を発症し、来月、50歳です。
今も定期的に通院しています。
限られた人にしか伝えてなく
(人にいうのが怖かったし
当時は偏見もありました。)
17年が経ちました。

子育ての真っ最中に発症し夫が商売をはじめ、
引っ越しといろんなことが重なり
発症したんだと思います。

小谷野選手と一緒で
かなり自分の意識改革をしました。

最初は病気を受け入れることができなくて
薬を飲むのも通院するのも
嫌で嫌でたまりませんでした。
田舎なので山が怖くなり風が怖くなり
気分転換に行っても
途中で帰ることが重なりました。

毎日、今日がはじまることが
希望ではなく絶望に変わり
子供がいるのに生きることが嫌になり
自殺してしまいたくなり
それを聞かされていた夫はとても、
辛かったと思います。

最初は何で自分がなったんだというのと
何でなったかに固執していました。
振り返れば今ではわかります。

いつも、アクセサリーをつけ、
これを身につけていればば大丈夫。
ここはクリアーできた。と行動を重ね、
また、元に戻ったらどうしようと
夫にいつも投げかけていました。

そしたら決まって
「そしたら、またやり直したらいい!!
大丈夫。振り出しには戻らない」
と言ってくれてました。

グッと良くなったのははっきり覚えてませんが
自分の考え方の癖? を見つめ直し、
夫に依存していた自分を見つめ直し、
少し人に頼る(良い意味で)ことを
意識していました。

ここに書ききれないぐらいの努力は
した気がします。
編み物が好きなんですが、
編み物は一度に完成しません、
完成も自分次第というかカスタマイズも
ありでこれでいいんだと思えば
それで完成です。
そのイメージで
病気に向き合ったような気がします。
ゆくっり、焦らず。
とにかく、焦っていましたから‥‥。

今でも、山とか田舎は好きになれません。笑

子育ても無事終え、
二人の子供も成人し二人共、
頑張って仕事しています。私の誇りです。

人がなんと言おうと、自分を自分で
認めてあげることだと思っています。

家族には迷惑もかけましたし、
助けられました。感謝です。

対談の中にありましたが
一生付き合っていくんだろうなと思っています。
でも、病気になって良い勉強になりました。
完治の感覚はないですが、
でも、前より生きやすくなりました。

(w)



メールアイコン 過去に、常に機嫌が悪い夫の
帰宅時間近くなると、発作が出て、
「死んでしまう!」
と思った経験が何度かあります。

苦しさの中で、
なんとか助けを求めようとして、
どうにか相談窓口の電話番号を探し当てて。

出て下さった方がとてもいい方で。

「また何かあったら
いつでも電話してきてくれればいいから」
と、時間帯にかかわらず
つながる連絡先を教えて下さって。

それが安心に繋がったようで、
それ以来何年も発作は出ていません。

夫とは昨年離婚。
発作はもちろん、
他の不調もすっかり消滅しました。

(h)



メールアイコン 現在、パニック障害治療中の兼業主婦です。

小谷野選手のインタビューが
全回終わってから感想を送ろうと
思っていましたが、途中でどうしても
込み上げてくるものがあり、
一足早くメールしてしまいました。

私は昨年の夏に熱中症からの過呼吸で
救急搬送され、それをきっかけに
パニック発作を数回繰り返し、
パニック障害と診断されました。

それ以来、長時間の電車移動や人混み、
他人との会食、大好きだった
夏のロックフェスなど、行きたくても行けない、
行くのが怖いと思ってしまい、
日々の生活から何の楽しみも
なくなってしまいました。

発症当時派遣社員として勤めていた会社は、
電車での通勤に耐えられず退職を余儀なくされ、
それでもとても良くしてくれていた上司から
数ヶ月後「体調が良くなっていたら、
また一緒に働きませんか?」と
声を掛けていただいたのですが、
どうしても通勤に耐えられないと思い、
結局お断りしてしまいました。

現在は自宅近くの職場に派遣で勤めていますが、
この酷暑にあたりまた体調が
不安定になってきてしまい、
8月で契約終了する予定です。

どうして、あの日突然
パニック障害になってしまったのかー。

あんなことにならなければ、
「生活のたのしみ展」のアルバイトスタッフに
応募できたのに。
パニック障害さえなければ、
今年も夏フェスで初めてのサザンが観れたのに。
家族と旅行に行けたのに。
前の職場で働き続けられたのに。
どうして、どうして、ー。

パニック障害になってからずっと私は、
『あの日の前の自分に戻れたら』と、
自分を、自分の運命? のようなものを、
呪い続けてきました。

でも、小谷野選手は違った。

毎回、吐きながらでも
バッターボックスに立ち続け、
しかもちゃんと成績も残してる
(私には嘔吐症状はありませんが、
きっと相当辛いはずです。心も身体も)。
野球を続けられていることに感謝し、
楽しんでさえいる。
それを、もう10年も続けている‥‥。

『過去の僕に戻りたいとは思わない』

私と真逆のこの言葉が、胸に刺さりました。

インタビューを読みながら、
目から鱗と涙がポロポロ溢れました。
誰にも言えず、私の中で
ドス黒い渦になっていたヘドロみたいなものが、
少しずつ分解されていくみたいでした。

私は野球中継を観たことはありませんが、
小谷野選手のバッターボックスに立つ姿を
見てみたいと思いました。

そしていつか必ず私も、
『もう過去の自分に戻りたいとは思わない』
そう思えるようになりたいです。

小谷野選手、ありがとう!頑張れ!!

(桃子)



メールアイコン 読みながら、共感したり、
力をもらったりしています。

私も、昔から不安や緊張が強く、
電車に乗れない話や、過呼吸、吐き気のこと、
よくわかります。たくさん体験してきました。

60歳を過ぎ、孫もいるような年になり、
それなりに経験を積んだり、
からだの老いもあり、
若い頃と少しは変わってきていますが、
私の場合は一生治らないだろうと思っています。

小谷野選手の言うとおり、
症状を治そうとばかりしないで、
個性として捉えていけたら、良いと思います。

人間って、一生他人とかわることは
できませんから、自分を大切にして、
生きていきたいと思います。

いろいろな症状を抱えながら、
頑張っている若い人達を応援していきたい、
支えていきたいと思っています。

(事務長)



メールアイコン わたしもパニックと不安障害です。

きょうは、発症してから怖くて乗れなかった
飛行機に10年ぶりに乗りました!!

カウンセリングでも、不安になっても
行動はかえないと言われていたので
そこを意識して、あとはスルメを噛んで
意識をそらして。
手に汗はびっしょりでしたが。

まだまだ、安定剤のお世話にはなりますが、
飛行機に乗れないダメな自分から、
やってみたらできた自分、
と自分への評価の書き換えができたかな。

そんな時にタイムリーな小谷野選手のお話。
わたしよりも苦しい思いをされていても
振り切っておられる!!
勇気もらいました。

(yu)



メールアイコン 私の夫もパニック障害と診断され
かれこれ10年近くなります。

電車通勤が苦痛になり、
それでも数年通っていましたが、
普通なら1時間半あれば着くところを、
途中何回も降りたり見送ったりで、
数時間かかるようになり、
職場まで自転車通勤できる距離に引越しました。

途中、何度か休職もしつつ、
もう限界、となるまで、本当に辛かったろうに
愚痴も言わず頑張って通勤していました。

今は通勤の辛さは無くなりましたが、
私には言いませんが、
もしかしたら仕事中やいろんな場面で
辛い時があるかもしれません。
やはり常にミンティアとかを
大量に持ち歩いてます。

休日にたまに使う電車や閉所や人混みは、
基本的に苦手です。
当然抗不安薬を服用します。

心療内科に通った時期もありましたが
意味がないという結論を出したようで、
それがそばで見ている私には
もどかしくて仕方ない時期もありました。

こちらも勝手なもので
だんだん慣れて(?)きて、
なんで治らないんだろう?
よく芸能人とかパニック障害患った人でも、
今はすっかり良くなりました、
みたいな記事を見たり、
周りの人でも治っていく人ばかりで、
私ひとり悶々と悩んだり。

朝夕の混んでる時間帯の電車には乗れないので、
たとえば1泊で余裕で行けるような
近場の旅先でも、昼近くの空いた電車で
出発して、となるので、行くことができません。

そんなことに心のどこかで
「つまらないな」とか
正直イラッとしてしまう自分がいました。

でも今回の小谷野選手のお話を読んで、
何年も病気と付き合ってること、
それを持って前向きでいるところが
夫と同じで、ウチだけじゃないんだー! と
ホッとしたというか、
夫の病気との付き合い方を
心のどこかで否定していたのですが、
恥ずかしく思いました。

勝手に「辛いだろうな、辛いだろうな」と
思っていたのですが
夫も「これが僕にとっては当たり前」という
スタンスでいるみたいです。

私は夫を思いやっていたのではなくて
自分が不安で仕方なかったんだと思います。

小谷野選手、金沢さん、園田さん、
素晴らしい企画をありがとうございました。
わたし、野球ぜんぜん見ないのですが、
小谷野選手がバッターボックスに立つ姿を
見たいので、今度中継見てみますね!

(sa)



メールアイコン 19歳です。
小学生から長いこと日ハムファンで、
小谷野選手がいた時から応援しています。

小谷野選手がパニック障害であることは
知っていましたが、今も続いていて、
発症しながらも野球をしているとは
知りませんでした。

今もそうですが、日ハム時代も、
打点王をとったり、4番を打ったりと
主力で活躍されていたので、
すっかり完治したのかなぁ〜と
勝手なことを思っていましたが‥‥
まったくの勘違いでした。

個人的なことですが
去年の夏の終わりから精神科に通っていて、
気が滅入ったり悩んだりすることが
増えていました。
高校3年生だったのですが、学校を辞め、
通信制高校を卒業したものの、
大学受験ができなかったので
悔しい思いがありました。

今回の記事で
辛い時は楽しめって合図、
という言葉が特に響きました。

まだ病院に通い始めて短いので、
辛い時は辛い気持ちに流されてしまいがちで
どんどん負のループにはまってしまいます。

どうして自分だけ‥‥とか
周りは大学や専門学校に通ってて、
あんなに楽しそうなのに‥‥とか
特に人と比べてしまいがちです。

でも、私の場合、立ち止まったからこそ、
今までとは違う学部、学校に興味を持てました。
今も少しずつですが11月の試験に向けて
勉強を続けています。

だから、全く進んでないわけじゃないんだ、
前に進むための休息だったんだ、
と記事を読んで自分を少し認められました。

病気を邪魔者として
排除しようとするのでなく、
自分を表現してくれる相棒として
向き合っている小谷野選手の視点は、
自分も取り入れたいです。

(ri)



自身のご病気のこと、ご家族のこと、
たいせつなお話を、ありがとうございます。
小谷野さんのお話から勇気を得たという方が
多くいらっしゃったように、みなさんのメールから、
元気をもらう方もたくさんいらっしゃるのでは、
と思いました。


「ほぼ日」ではコンテンツの感想、
ふと思ったことなど、
いつでもメールをお待ちしていますので、
どうぞお送りくださいね。

2018-07-21-SAT

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