彫金がほどこされた立派な灰皿。
小説の完成を待つ編集者が使ったのでしょうか。
「いえ、昔の編集者はたくさん煙草を吸いましたから。
こんなかわいいんじゃ足りなくて、
どんぶり鉢みたいな灰皿置いてありましたよ」と、平井さん。