高田文夫(たかだふみお)

1948年生まれで糸井とは同い年。渋谷の鳶の娘である母と浅草育ちの父のもと、チャッキチャキの江戸っ子として育ち、小さいころから落語に親しむ。大学時代は落研で早くも頭角を現し、卒業後は放送作家として「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「スターどっきり(秘)報告」など、数々のヒット番組を生み出す一方、立川流に入門し、落語家・立川藤志楼として真打の腕前を持つ。ニッポン放送の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は1989年から続く長寿番組。『笑芸人』編集長。松村邦洋さんのギャグ「バウバウ」は、もともと高田さんのマネから始まったらしい。

春風亭昇太(しゅんぷうていしょうた)

「新しくておもしろい落語」を体現し、熱狂的な支持を受ける落語家。伝統的な古典落語には新しい解釈を加え、オリジナル作品では独特の「昇太ワールド」を展開。落語の新旧の壁を、軽いフットワークでひょいひょい越えていく実力派。東西の人気落語家を集めた「六人の会」(春風亭小朝、笑福亭鶴瓶、林家正蔵、立川志の輔、柳家花緑)や、新作落語を共作する「SWA(創作話芸協会)」などで積極的に落語に取り組む一方、ドラマ『タイガー&ドラゴン』に出演するなど、ジャンルを超えて幅広く活動している。トロンボーンをたしなみ、自宅ではモモンガを飼っている。

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