まるでハガキのように。
お題付き短文投稿ページ<1.18>

◆「まるでハガキのように」によせられた
「やめて!お母さん!」を、楽しみましょう。

●げりげり

もうすぐ82歳になる母が、
何を血迷ったか「ウェディングドレス姿」で
写真を撮っていたのには参ったマイッタ!
たんすの奥深くからみつけて詰問したら
「あら、タダだったから友達と一緒に撮ったのよ…」
タダだから良いとかそんな問題じゃなくてさ。
怖いよ、深しわに厚塗り。
ブーケまで持って…。
しかも撮った時の年齢が65って、アータ!
やはりいつまでも女なんだね。


●ばな

まだみんなお互いのことをよく知らず、
友達作りもこれから、という中学1年の4月のこと。
ようやくできてきた女の子グループの一つでかたまって、
お弁当を食べようとしたとき、
私の水筒の中で動くモノがいる。
つい声をあげてしまった私を心配したみんなの目の前で、
コップの中に吐き出されてきたのはなんと
「ごきぶり」。
グループみんなが絶叫し、逃げまどった。
お茶入れる前に気付いて欲しかった。
危うくいじめに遭うところだった。


●ふー

それは久保田利伸がブレイクした頃だったでしょうか。
母がのたまった。
「あの、“海のサガラ”って曲いいねえ。」
????どれよ?!
そしてテレビにクボタが登場!
「これこれ!この曲よ!」
『流星のサドル』だった・・・。


●ちょろ

皆さんに聞きたい。
お弁当箱を開けたら、
肉まんが入ってたのって、おかしい?
もちろん、おかずも別に入ってるんですが・・・。
主食・肉まん。
中学生当時もみんなに笑われ、
後々、何かの折に話しては、笑われています。
あと、友達からの電話に、
「あー、今、東京に行ってます」
って言ってたのは、さすがにまいった。
当時住んでたのは、横浜市金沢区。


●タマ

「やっためたら」「やっためたら」と連発するウチの母。
本人は「めったやたら」と言いたいらしい。
お母さん、気持ちは分かるけど
リズムだけで喋るのはやめて下さい。


●のんの

ある晴れた秋の午後
家のベランダでうちの母は大声で語った。
「お母さん、あれ食べたいのよねぇ。
 石焼きビリーバンバン」
家族全員、すぐさま家に入りましたとさ。


●まどか

・行楽用のおにぎり(お米3合分)を砂糖でにぎる
 (その日の行楽はメインなし)
・バスクリンと間違えて漂白剤を入れる
 (臭いで気付けよ)
・「ジャイケル・マクソンってかっこいいね」
 (何度も間違う。基本技)
・「K2にでてくるアイルトン・フグのファンなの」
 (上の応用技)

しかし、この母との血の繋がりを
日常で強く感じてしまうことが
度々ある私もいかがなものか。


●ぴゅう

「最近は、動物の心なんかも研究してるのかねえ。」
と母が言う。
「あ、そうなの?」
と私が返すと、
「だって、馬虎の心理学だなんていうんだよ、
 それにしてもなんで馬だの虎なんだろう??」

・・・お母さん、馬虎じゃなくって
トラウマですね、それは。
それ、外で言ってない事を祈るよ・・・


●uran

同級生に25歳年下の妹が生まれた。
娘に見えてしまう妹を抱いてあやす優しい姉は
近所であらぬ噂を立てられてしまった・・・。
ヒトゴトながら「やめて、お母さん!」


●アゲハ

小学校の友達の藤田君が
ウチで目にケガしちゃったとき
母は、「あれまぁ」といいながら
メンタムをヌリヌリしてあげました
藤田君は 泣いて帰りました‥‥
もう遊びに来なくなった。 

2001-02-05-MON

●ふとん

中学生の時の話です。
友達と駅に向って歩いていたら
仕事帰りのお母さんと会いました。
お母さんはスーパーの袋をぶらさげていて私達に
「柿、食う?」
と聞くのです。
道端でもてなされても困るので
私はいらないよ、と言いました。
友達は「かきくう?」の意味がわからず、
それは私達親子の暗号で
その次に私が「けこ」と答えると思ったそうです。


●ゆうすけ

普段、外で食事をすることがない母が、
とんかつ屋で、とんかつを食べて、
「おいしいわね−この肉。これなんの肉?」
と大声で一言。


●レオナルド

美輪明宏ファンの私に嬉々として
「美輪明宏は男なんよ」
と語ってくる母。
それぐらい知ってます。

ピーターがテレビに出ている時も、
「この人男なんよ」
と嬉しそうに語ります。
「えっー!うそっ!」
とたまに驚いてあげます。


●和水

うちの母。
ある日私が洋服を着ているぬいぐるみに対して、
「あ、このぬいぐるみケツの穴がある!
 (この時点で私もかなり怪しい)」
と云ったところ、それを聞いた母が、
「あんた汚いわねぇ!
 どうせなら、・・・お尻のホールとか言いなさいよ!」
と言った。
・・・ホール?うん、間違いじゃないよね。


●Hilosi

うちの母は料理ができません。(しません)
それでも偶に食べたいものがあると
材料だけ思いつくまま買ってきて、
私に調理を要求します。
ある日カレーが食べたくなった彼女は
スーパーで買出しをしてきました。
肉、玉ねぎ、ジャガイモ…ルーは
「カレーマルシェ」それ、もう出来上がってるんだけど…
テレビで見て美味しそうだったんだって…
自分であっためてね


●二ノ宮金子

高校時代反抗期真っ盛りだった私、
その朝も母と口げんかとなりました。
学校に着いて、かばんを開けたら、
湯のみ茶碗が入っていました。
それもお茶のしずくがたれている、新鮮な奴。
怒りに任せて、私がトイレに行っている間に
茶をあおり、突っ込んだらしい・・・。


●はあちゃん

数年前、私が高いところから荷物を降ろしたのを
受け取ろうとする母の手が危なっかしかったので
「何考えてんのよ!ちゃんと持ちぃよ!頭使いぃ!」
と怒鳴ってしまった。
すると母は、その荷物をいったん、頭の上に乗せた。


●たか

うちのおかんはくしゃみして、
その勢いでおしっこちびって笑う。
少女のように。


●セットアッパー高橋

ある日母が酢を2リットル実家からおくってきた。
その真意は僕にはわからないが、
今でもだいじに冷蔵庫に保管してあります。
母さん、これは飲んどけってことなの?


●ロビン

よくありますよね?
昨日きた服を、脱いだ形のまま逆さまに着なおすこと。
でもね、うちの母はつわもの。
外でお買い物をしていたら、
母のふくらはぎが不自然に膨らんでいたので、
「なんだろう・・・?」
とめくってみると、
なんときのう脱いだ靴下が!
丸まったまま入ってたんです!
そのまま朝から歩いていたらしい。おほほじゃないよ。


●ケリー

お母さん
お父さんは健康診断で
かなりの高血圧と言われてるのに
しょっからい料理ばっか作るのはやめて!

この世の中で、しょっから過ぎて飲めない
「お汁粉」を作るのはあなたくらいです。

超アバウトな料理を作るあなたのおかげで
私は、料理に目覚めセミプロになれたのだけれど。
でもやっぱ健康は大事だから塩分は控えてね。
殺意を感じてマジで恐いから・・・。


●maruchang

数年前の正月に親戚一同で
カラオケボックスにいったときのこと。
どこで憶えたのか当時大流行りしていた
『DA・YO・NE』を歌ったお母さま。
外人がヘッドフォンで聴きつつ
歌っている曲が何かを当てる
クイズ番組があるけど、それを思い出した。

2001-02-03-SAT

●反面教師

皆様のお母上様もさることながら
うちの母も結構すごいです
中学1年のある日担任の先生から一言
「転校するんだってなぁ」
え〜〜っ、私転校するの?
自分ちの引っ越しを先生から知らされたのでした
お母さん、いくら準備が忙しいからといって
それはないんじゃない


●ねむんこ

呑気太平楽な義母の一言
義母の兄がB型肝炎から、重い病になって行ったとき
「うちのパパ(ご亭主の事です)は、血液型O型だから、
 心配しなくてもいいわ」
オイオイ。

●みゃこ

小学校の授業参観、ウチの悦子さん
(38歳で私を産んだので、当時40代)は
いつも何故か着物で、
それも1番のりで登場していました。
授業が始まる前ならともかく、
給食の時間にすでに来ていたこともありました。
先生はじめその学校の中では、
とても有名な存在でしたよ。
だからね、悦子さん、いいかげん、
「どうせ仕事忙しいんでしょう?」と、
孫の授業参観に代理で行くという野望は
捨ててください。子供が怯えています。

●みう

幾ら料理が下手だからと言って、
味噌汁にハチミツ入れるのだけは勘弁してくれ〜。
どんな味覚しとるんじゃ!

●もにー

うちの母は、なんでも冷凍させたら
無期限で保存OKだと思っている人ので、
去年のひき肉とか、2年前のお揚げ、
さらには5年ぐらい前に買った食パンが、
形そのままにすっかりちじこまった形で発見され、
それをおろし金でおろして
コロッケの衣にしたという事実も…。
でも、コンスタントに冷凍庫の
スペースが開いているところを見ると、
おそらく気付かぬうちに食卓へ出ているのでしょう…。
ってゆーか、今まであたった家族いませんからねぇ
(抵抗力がついた?)
お母さん、丈夫な胃腸に育ててくれてありがとう。
今や、たいがいのものなら食べても
平気なわたしたち兄妹…。
これからも強く生きていきます。

●ぶんちょ

うちのハハはカタカナや人名に弱いです。
いつだったか、かの有名なチェロ奏者の方のお名前を
「マーマー・ヨだった?ヨーヨー・マだった?アレ?」
と家族に聞きまわり、
聞かれた家族は全員呼吸困難になるまで
笑い続け、正解は誰も教えませんでした。
結局CD見て確認したようです。
「マーマー・ヨ」はあんまりじゃありませんか?
おかーさん。

●安井

昨年、初めての海外旅行で
香港に友人たちと行って来た母は、
僕にエッフェル塔のマークが入った財布を
買ってきてくれた。

●しんら

あれは中学生の頃、そう反抗期まっしぐら。
お母さん、前の日確かに大げんかしましたよね。
だからって次の日のお弁当が白い
ご飯とおかずがキャベツの千切りだけだったら
娘もたまげます。調味料なし。
これには負けた…って思いました。

●ばく

どこの家の母親もそうだと思うけど、
一人暮らしをしていると食べ物を送ってきてくれる。
もちろん、それはありがたい。
たまに多すぎるけど。
ただ、「いくら」を普通の宅急便では
送らないでほしい。 腐ってた。
しかもよく見ると母が送った時点で
賞味期限がすでに切れていた。
母さん、あんたには勝てねぇ。

●よわみを握る

最近、妹が喫煙し始めたことがわかり、
僕は「体に悪いからやめなよ」と、注意した。
ところが、妹がピアスの穴をあけた時には激怒して
家にも入れなかった程の厳格な母なのに、注意しない。
あきらかにおかしいと思い、妹に聞いたら、
妹が小学校の頃に学校が早く終わって家に帰ると、
母が隠れてタバコを吸っていたらしい。
しかもヤンキーのように、「うんこ座り」の体勢で。
そして「やってみたかったの」と言ったそうです。
それがばれるのがイヤだから注意できなかったらしい。

●ちび

まだ3才くらいの頃です。
定期検診で小児科に行った時、お医者さんが
「ちょっと顔が腫れてますね。
 念のためにおたふく風邪の検査しましょうか」
と親切で言ってくれたにも関わらず、
母はでかい声で
「うちの子はこういう顔なんです!
 ちょっと膨れてるんです!」
と言い切るの止めて下さい。
それから四半世紀過ぎますが、
今もぷっくりした顔してます。
(ちなみに、その時本当におたふく風邪にかかってました)

2001-01-28-SUN

●momo

うちの母は手先が器用で、なんでも作ります。
そんな母と、友達の母の会話。

友達の母「いいわね〜momoちゃんのお母さん、
     なんでも作れて」
うちの母「そんなことないわ〜。
     ひとつだけ作れないものがあってね〜」
友達の母「え?なになに??」
うちの母「・・・男の子・・・。」

私は2人姉妹。
この種の話題は暗黙の了解的に避けている我が家で、
母がこんな発言をしていたとは・・・。
しかもその事実を友達から聞いた私って・・・。


●あるまじろう

冬はコタツでうたたねしたまま朝まで寝通してしまう母。
秋の終わりから春の訪れまでの数ヶ月間、
彼女の布団は押入れから出されることすらありません。
あまりのだらしなさに度々ブチ切れる私に
「あんたのような金のかかる子どものために
 働きづめで、疲れきって布団なんて敷く気もしない」
ともっともらしく主張する母。

しかし私は知っている。
母の実家に行くと祖母、伯母、いとこ(伯母の娘)、
いとこの娘に至るまでまったく同じなことを。

私はこの忌まわしき血を断ち切るべく、
日夜努力しています。。


●金澤

料理の得意ではない母に
その当時新発売だった焼そばUFOは美味しい!
と話したら、次の日の弁当にそれが、
調理されて入っていた。
めちゃめちゃ頭にきた。。


●ゆんぼ

4年程前、脳梗塞で母が入院しました。
幸い軽かったので
2週間程の入院で済むはずだったのですが、
途中、薬アレルギーを起こしてしまい、
普段じっとしていられない母が、
ひと月もベットにしばられるはめになりました。
そしていつも
「胃腸は問題ないのに、
 毎日おかゆではお腹が空いてたまらん」
と愚痴をこぼしていました。

ある日昼食中にお見舞いに行った時のこと。
ふと見ると、そこには食欲のない患者さん達のおかずを
横取りしている母の姿がありました。
「今日の煮付けはやわらかくってね♪」
ってアンタ・・・。

足りなかったら家から持ってくるから、
ヒトの残飯あさるのはやめてくれいいいい。。


●kiki

うちの義母はとってもたくましい。
何年か前、車の助手席に乗っていたときの事、
合流車線でウィンカーを出しているけど、
全然譲ってくれない車がいたんですよね。
そしたら何を思ったか義母は車から降りて、
「ちょっと入れたらんかい!!」
と相手の車のサイドミラーをへし折ってしまった。
そのサイドミラーを持ったまま戻ってきた義母は
「やあ、簡単に折れるねんなあ」
と平然としてる。
お義母さんやめて〜〜。
ちなみに相手の車は文句を言うどころか
怖くなって(だと思う)退散しました。 。


●ひとぴち

ある晩、家族で有名なアニメをみていた。
挿入歌のシーンに入った直後、母が
母:「やだねぇ、ヘドロだなんて衛生上良くないよ
   チャンネル変えなさい!」

挿入歌「となりのトトロ♪ トットーロ♪」
母脳内(となりのヘドロ♪ ヘッドーロ♪)
それは、となりのトトロのだった。

俺が、母の極度の勘違いのため噴出すと、
母:「ほらっ、こんな汚いの見ているから」
と言い、俺が噴出しご飯粒を回収し口の中にいれた。。


●ぷくぷく

義母の車を借りてだんな様と出掛けました。
かかっていたBGMはど演歌!
メロディーが流れ、
さぁ〜歌がはじまりました!
が、何かおかしい?声がおかしい?
よーく聞いてみると
「おかあさんの声!」
驚きました!!
自分で歌ってるのを録音して聞いてるの〜?。


●あつこ

母がある日
「ヨーグルトは便秘に効くって本当?」
と聞くので、
「ヨーグルトには整腸作用があるからね。」
と答えると、母は
「なるほど。ヨーグルトはうんこを成長させるのか」
と納得していた。
成長したうんこが出やすくなるのかどうか
わたしにはよくわからない。。


●ぴぴすけ

母の友達が大勢家に集まっていた時のこと。

母友人「そろそろ結婚ねぇ。
    おばちゃん、紹介してあげようか?」
私「いやぁ、自分で探しますよ。
  なんか恥ずかしいんですよね。お見合いって」
母 「やぁねぇ、この子ったら、尻“好み”して!」
一同「・・・・・尻好み?しり込みのこと?」

お母さん、私はそんな趣味はありません。
でも、お蔭で「尻好み」する女に紹介する人はいない、
と、誰もお見合い話を持ってきてくれなくなりました。。


●のうさぎ

急いでたからって、おでんに生卵をそのまま入れるのは
やめてほしい。
ダシのヒビ模様がオシャレだと
ひらきなおるのもやめてほしい。。


●メロン社長

お母さん、お願いだから、
Tシャツの事を、「テーシャツ」と言うのは、
やめてください。
それとシルベスタ・スタローンの事を
「シルベスターロン」て言うのもやめてください。 。


●はあちゃん

うちのお母さんの何気ない会話はすごい。
朝、前日のうちに買ってきてくれた菓子パンを
焼きたてのパンやからおいしいで!って言うけれども、
一日経ってるからね・・・意味ないのよ、お母さん。

2001-01-25-THU

●みなぞう

実家に帰る度に
「マイケル行こか、マイケルサティ」
と言う母。
「MYCAL」が読めないんだろうか・・・
あえて指摘しません。


●いっちゃん

料理上手な男友達R君の話。
彼がなぜ料理がうまくなったのかというと、
料理嫌いの母親のへたな料理を食べるのが
かなり苦痛だったかららしい。

そんな彼が高校生だったある日のこと、
お昼になって弁当箱をあけてみると、
中に入っていたのは生野菜のスティック。
それも弁当箱いっぱいに、ただそれだけ。
周りにいた友達に
「・・・君、ウサギと間違われてんじゃない?」
と言われたという。
「せめてコメを炊いてくれ」
と思わずにはいられなかったそうです。



●たこ職人

うちの母は人の話をよく聞かない。
友だちの家でたこ焼きパーティーしに
泊まって行くという言葉も聞かず、
夜、心配性の母から友だちの家に電話が。

「うちの○○がたこ焼き器持って
 居なくなってるんですけど、
 ご存知ありませんかっ!?」

母さん、たこ焼き器持ってどこに失踪するのさ。
そんな調子で友だちんチに電話かけまくったって?
勘弁してください。



●ぎゅう牛=

うちのおかあちゃんは、元文学少女。
それが関係しているのかどうか知らないが、
新聞やらテレビやらで自分がふむ、
と思うフレーズを聞きかじると、
カレンダーやらチラシの裏にそれを大書して、
家の壁に張る、張る。
しかも拾ってきた犬猫を家に貯め、
その後昇天した犬猫に捧げる詩を書いて、それも張る。
なんやこう書いてたらしゃれにならんおばちゃんやな。
この間結婚して5年のダンナを
初めて実家に連れていったら、
その有り様に絶句してました。
壁紙いらんがな。



●でびP

かんちがいの多いうちの母、
初めて家族でうなぎ屋さんに行ったとき、
店員さんに元気よく
「ひまつぶし」
と言ってくれました。
よく見てよ、「ひつまぶし」だよ・・・



●Fe

二十数年前、私がビートルズマニアだったころ。
家でガンガンLPレコードを回してました。

すると母が私の部屋に来て、
「ビートルズもジョンレノンが
 日本の女の子(ヨーコさん)と結婚したので
 日本語の歌を歌うようになったのネ」
と感慨深げに話してました。
聞いてた曲は、『ゲットバック』。
母には『下駄箱』と聞こえたらしい・・・。
牧伸二になってしまいました。



●ブリさん
 
前の日に喧嘩したからってだけで、
次の日のお弁当に塩コンブで
「バカ」
って書いたお弁当を黙って持たされた高校の頃の私。
あんたのあの頃のパワーって一体なんだったの、お母さん?



●COU-死

ママさん、パンツを忘れて
バスタオル1枚で風呂から出てくるのは
まだ恥じらいがあってOKです。
でも、こたつで横になってる俺の上を
そのまままたぐのはやめてください。



●いとまき

仕事帰りに母と出かけることにしました。
「待ち合わせの場所が決まったら、
 携帯の留守電に入れといて」
と言っておいたんです。
(ちなみに母は携帯は持っていません)

伝言を確認してみると、ちょっとせかしたような口調で、
「もしもしっ!まだ仕事終わらないの?
 終わったらすぐに電話しなさいっ!ガチャッ」
おいおい、公衆電話で掛けといて
「電話しなさい」は、ないんじゃないの?
私は一体どこに電話をしたらいいんじゃー!!

その後、母と会うのにすっごい時間を費やしたのは
言うまでもありません・・・。



●沙野

あの〜・・・、つぶやきシローの動向について
私に質問するのは止めてもらえませんでしょうか・・・。
あなたも御存知の通り、彼の関係者ではないし、
あなたのように彼のファンでもないんです。

と、何度云っても
「つぶやき君・・・最近テレビで見ないけど、
 どうしちゃったのかしら・・・」
 って聞くのやめてくれませんか?



●NAOKO

自分でおならをしておきながら、
自分がいちばんビックリするのはやめてくり。
出る前に、分かるだろうに・・・。



●レモ

私が高校生の頃、友達にモデルガンを
貰った事がありました。
私がそれで空き缶を狙っていたら
「何かに向けたらいかん!
 物を撃ったら動物、動物を撃ったら人と、
 エスカレートするから!」
と母は怒りました。

でも幾日か経って、私は見たんです。
母がモデルガンを構え、方膝をついて、
ベランダの手摺りにとまっている鳩を狙っている所を。



●うみ

年末恒例、大掃除。
アルバムの整理をしていたら、
パーマに異様なほど長いロングスカートという格好の
学生時代の母の写真が出てきた。
「・・・スケバンだったの?」
と聞いたら、
「昔の流行だった」
とごまかされた。
さらに、母の旧姓が彫られたドスも出てきたが、
「生け花の道具だ」
と言い張っている。

・・・母よ、お願い。過去を隠すのはやめて!
しかも明らかにうろたえるなー!!

2001-01-21-SAT

●せいちん

空耳が多い母はTV番組の
『欽ちゃんの仮装大賞』がある日に必ず
「今日は欽ちゃんの仮装行列があるねぇ」
と言って突然私を爆笑の渦に巻き込んでくれます。
欽ちゃんは仮装行列してないって。 。


●フニクリフニクラ

20年ほど前の事、
「おそいわねぇ」などと言いつつ
母は父の帰宅予定の時間に
ふらりと様子を見に出て行きました。
数分後、父が帰ってまいりました。激怒しつつ・・。
「なんで、あんなそばに行く!」
「だって、困ってるみたいだから・・」
なんと母はややこしそうな青年たちが
車に群がっているのを
故障して困っていると思い近づいていったらしい。

母よ。
車体が低いのは、シャコタンと言って
決して壊れているのではないんですよ。。


●ねこまくら

数年前、うちの母は
「仏壇にゴキブリが巣作ってる!!」
と険しい顔をしたかと思うと
いきなりその仏壇を庭に放り、
燃やしてしまった・・・。
その事実に今だ気づいていない大ボケ者の父もすごいが。
バチ当たりなうちの母に幸あれ〜(怖いよう!)。


●目黒区

高校生の時のこと。
「あんたがほしがってた、アディダスのトレーナー、
 安かったから買ってきてあげたわよ」
と、みせられたトレーナーのスペルは「adides」だった。。


●ナガキッド

カアチャン、あたいの車に乗るとき、
カアチャンの習ってる詩吟のカセット聞くの止めようよ。
カアチャンたちの練習してるカセット聞くと、
かえって気が散るよ。
それなのに
「危ない」「今すれすれだった」とか、
こっちだって怒るの、あたりまえだろう?
せめて、うまい人たちのカセットなら良いんだけどさ。。


●葦

さて、兄の受験の日になりました。
その前の晩、雪が降り、
2、3個、庭のはっさくの実が“落ち”ました。
それを見るなり母は
「不吉だわッ」
と言って雪夜の晩にまだ若いはっさくの実を
“全部”もぎ取ってしまいました。・・・
お母さま、真夜中に元気になるのは止めて下さい。
それと、兄を送りだす時に
「(雪で)すべってころぶわよ〜っ!」
っていうのは良くないと思います。
・・・母の労もむなしく、兄はやっぱり落ちましたけど。 。


●夜更かしママ・みーみー

私の結婚の前に、新生活のための電化製品を
母と買いに行ったときのこと。
店員が
「・・・この炊飯器は従来のIHジャーと違い、
 光ハロゲンというものを使ってお米を炊きます・・・
 うんぬんかんぬん」
と全ての説明を丁寧にしてくれた直後、
母はむづかしい顔で一言、
「これはだめだわ。
 だってあなたのところの台所、日当たりが悪いもの」。
店員と私は一緒にずっこけた!。


●ふなお

ギャグでは聞いたことありました。
まさか本当にソレを言う親がいるとは
思いもしませんでした。
「フシダラな娘ですが、宜しくお願いします。」
お母さん、マジボケしちゃいました。
結婚して5年たちますが、
未だに夫に「フシダラ娘」と言われています。。


●ごんたっく

食堂で冷やしそうめんを食べたときのこと。
そうめんをつゆでなく、コップに入ってる水の中に
突っ込んで食べてたうちの母さん。
私が言うまで間違ってたことすら気付いてなかった。
注意しても
「あらっ」
とひとこと。
ある意味、すごいヒトです。。


●かわしん

家で飲む時は普通に呼んでいるのに
外やヨソ様の前の時だけナゼ、そう呼ぶ?

「おビール」と・・・。


●すーさん

うちのばば、
「私は見合いして失敗した」と言いながら
私にしつこく見合いさせます。
それに人様の赤ちゃんの写真を見せて
「いいでしょう。」みたいなことを言う。
私は男の子です。
他人の赤ちゃん見ても何とも思いませんし、
下手に結婚して嫁に子供が生まれなかったら可哀想です。
それでも田舎帰ったら
また人様の赤ん坊の写真が待っているのか・・・。


●久しぶりに晴れ

十何年も前、母親と一緒に
「E.T」を観に行った時にことは起きた。

「E.T、オウチニカエル」という
あまりにも有名なシーンで
私の母親は高らかな笑い声をあげた・・・。
劇場にいた人々はみな母親の方を向き、
なんなんだこのひとは!?という表情をしていた。
母親は笑いが止まらずロビーに出て行き、
僕につぶやいた。

「あんなことありえないよねぇ?」と。

映画というもの根底から覆す発言し、
普通に家路についた。

2001-01-18-THU

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