詩 人 と T シ ャ ツ 。
ボ ー ズ 、谷 川 さ ん ち に 行 く 。

第3回「木綿の気持ちよさでしょうね」


ボーズ Tシャツのよさってなんですかね。
いろいろあるんでしょうけど。
谷川 基本はやっぱり、
木綿の気持ちよさでしょうね。
デザインよりも、メッセージよりも、
木綿の生地がよければ、それがほんとは
いちばん気持ちがいいんですよね。
ボーズ 着心地の問題ですよね。
谷川 そう。肌触り、着心地。
それから、こっちの、なんか、
心理っていうのかな?
なんかいちばんくつろげる。
裸よりもくつろげる、みたいな。
裸って、くつろげないからね。
ボーズ ああ、そうかもしれないですね。
谷川 ね? だから、これは意外に、
深層心理的な問題だね。
ボーズ それはあるかもしれないですね。
お風呂から出たあとって、
裸でいるよりも、ま、パンツ履いて、
そんでTシャツですよね、やっぱり。
谷川 ひとりっきりだったら
裸も気持ちいいのかな。
よく女の人の一人暮らしで、
部屋だと裸でいるなんて
話も聞くけれど。
見たことないけどさ(笑)。
でも、男はね、やっぱり、
ちょっと素っ裸で
歩き回るにしてはね、
邪魔なものが
ひとつあるから、なんか、
落ち着かないんですよね。
ボーズ だから、まあ、
パンツとTシャツで。
それがいちばん
楽ですよね。
谷川 そういうことかなぁ。
ボーズ そうですね。
なんか、いい木綿を
一枚着るのが
楽なんですよね。
谷川 で、困るのはさ、
Tシャツって、いい木綿を
使ってあるものはとくに、
古くなればなるほど
肌触りがよくなっていく
じゃないですか。
ボーズ そうなんですよね。
谷川 だから、すごい捨てにくいんですよ。
ボーズ あー、そうですね! うんうん。
谷川 で、ものすごい汚くなるまで
とってあって。
なんかそれがいちばん、
ほんとは気に入ってます、
みたいなとこあるんだけど、
もう外へは
着ていけないっていう。
ボーズ それでパジャマにしてみたり。
で、よく、ぼくなんかは、
Tシャツを捨てない理由として
「パジャマにすりゃいいから」
みたいなことを言うんだけど、
そんなにパジャマは
いっぱいいらない(笑)。
谷川 うんうん、そうなんだよな(笑)。
でも、たくさんTシャツはあっても、
気に入ったのがあると
すぐに買いますよね?
ボーズ そうですねー(笑)。
谷川 たとえば外国に行ったときとか、
めずらしいTシャツを見つけると、
つい手が出ちゃうんだよね。
ボーズ はい。
谷川 困ったもんなんですよ。
ボーズ (笑)
(明 日 に つ づ き ま す)
撮影:MIKA POSA

2004-03-24-WED

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