『岩田さん』
本にまつわる情報や感想。

nagata

『MOTHER2』を遊ぶには?

2019/10/13 09:00
ちょっと前のこの場所で
が『MOTHER2』を
はじめたことをお伝えしましたが、
『岩田さん』を読んで、
『MOTHER2』をやりたくなった人、
けっこういるようなんです。

実際、ぼくも何人かから質問されました。
「いま『MOTHER2』を遊ぶには、
なにをそろえればいいんですか?」って。

で、これってなかなか難しいんです。
ゲームにわりと詳しいぼくでも、
こうすればいいって即答できないくらい。

そこで、ちゃんと調べてみました。
そしたらかなり複雑なことに‥‥。
一枚の絵のなかに、
『MOTHER2』をめぐる状況を
まとめてみましたので、
どうぞ参考にしてください。
正直これ、ちょっとした保存版です。
(Twitterで流したものと同じです)

古いゲームは入手しづらいので、
現行品と現状のダウンロードサービスで
まとめてみました。

岩田聡さんと糸井重里が
出会うきっかけとなった
名作RPG『MOTHER2』、
興味のある方はぜひ試してみてください。
arisa.sato

Newspicksさんで連載スタートしました!

2019/10/12 09:00
こんにちは!アリサです。

昨日から、NewsPicksさんで連載がスタートしました!
タイトルは、
『糸井重里が語る、
任天堂元社長・岩田聡の「社長力」』。

この連載をきっかけに、
社会で活躍するたくさんの方々が岩田さんとの思い出をコメントしていて、
岩田さんと直接お会いしたことのない私は、
本当にすごい方だったのだな〜と感動するばかりです。

今更ながら、
岩田さんとこうした形で関われて、
本当にうれしいなぁと思います。
wataru.okada

『岩田さん』のふせん#3 オカムラの場合

2019/10/11 11:00
こんにちは、ほぼ日の岡田です。

今日はデザインチーム
の、『岩田さん』ふせんをお届けします。

最近読書は電子書籍がメインだそうで、
岩田さんも
kindleの「ハイライト」機能を活用して
読み込んでいました。
(そして本は裸で持つのが好きみたいです)

『岩田さん』のふせん#3
デザインチーム・オカムラの場合

●写真3枚目:P.28 社員全員との面談。

"最初に社員全員と話をしたとき、「面談してはじめてわかったこと」がものすごく多かったんです。それまでもふつうにコミュニケーションできていたと思っていた人でも、一対一で面談するとはじめて語ってくれることがある。"

●写真4枚目:P.60 自分以外の人に敬意を持てるかどうか。

"誰かとつながりながら、何事かを成し遂げようとするとき、自分以外の人たち、別の意思と価値観を持って動いている人たちに、「敬意をもてるかどうか」っていうのが、ものすごく大事になってくるとわたしは思っているんです。"

●写真5枚目:P.82 ご褒美を見つけられる能力。

"才能というのは、「ご褒美を見つけられる能力」のことなんことなんじゃないだろうかと。「なしとげること」よりも、「なしとげたことに対して快感を感じられること」が才能なんじゃないかと思うんですよね。"

●写真6枚目:P.84 プログラムの経験が会社の経営に活きている。

"人と話してうまくいかなかったら、「わからない人だな」と思う前に、こっちが悪かったんだろうと思う。うまくいかないのならば、自分が変わらないといけない。この人にあったやり方を、こちらが探せば、理解や共感を得る方法は必ずある。"

"そう思えるのは、きっと、過去に組んできたプログラムのおかげですね。"


オカムラは、ほぼ日での仕事とは別に
美術大学で講師をやっていることもあり、
コミュニケーションに関わる部分の
話が特に印象的だったそうです。

仕事の「ご褒美」はなんですか、と訊いたら、
たとえば自分がデザインした
WEBページをみたときに
どういう「体験」をしてもらえるか、
考えて、実装し、それがうまく機能したとき、
そしてそれを読者の人がたのしんでくれたとき、
よろこびを感じると教えてくれました。

ちなみにオカムラはプログラムにも
相当強いデザイナー(岡田調べ)です。
普段から、あわてふためいたり、
機嫌が悪くなったところを
私はみたことがなくて、
岩田さんとはまた違うかもしれないですけれど、
「人のせいにしない」とか、
「あったやり方をさがす」とか、
そのあたりには何か共通するところが
あるんじゃないかなぁ、と思いました。
sho.takano

銀座ロフトさん

2019/10/10 11:00
今日は、ほぼ日手帳をはじめとする
さまざまなほぼ日グッズを
応援してくださっている、
銀座ロフトさんをご紹介します。
取り扱いのメインは文房具ですが、
『岩田さん』も並んでいます。

場所は5階の文具売り場。
エスカレーターで昇ると、
フロアに着いてすぐ目の前にあります。

そこは「ほぼ日手帳」の売り場、
なんですが、一番目を引く
最上段の棚をすべて使って
『岩田さん』を並べてくださっています!

この売り場は8月31日の
閉店後に作成して頂いたもので、
実は私も隣で翌日の
手帳発売イベントの設営をしていました。
そして、作業終了後に
お礼のご挨拶に伺った際に
頂いたコメントが今でも嬉しくて
心に残っています。

「今年も皆でアイデアを出して、
ほぼ日手帳売り場を全力で作りました。
今年、目玉の手帳と一緒に
買って頂きたい商品は、
『岩田さん』以外にないでしょう!」

本当にありがとうございます!

昨日もお店に伺ってきましたが、
現在もこちらの売り場を
そのまま維持頂いていました。

ご購入の際には、手帳売り場左端の
手の取りやすい場所にも
『岩田さん』を陳列頂いていますので、
どうか宜しくお願いします。

銀座ロフトの皆様、
これからも宜しくおねがいします!
アリサ

実はこだわり満載な、本の装丁。

2019/10/09 11:00
こんにちは!アリサです。

先日、岩田さんの本の制作に関わった
先輩乗組員のさんに、
この本の装丁への工夫について
お話を聞くことがありました。

どのように本が作られるのか
あまり考えたことのなかった私には、
「そんなところまで?!」と
びっくりするようなことが満載だったので、
ぜひここでご紹介したいと思います!

題して、
『みなさまお気づきですか?!
岩田さんの装丁!』
いえーーい!!パフパフ!

ちなみにこの本の装丁を手掛けたのは
ブックデザイナーの名久井直子さんです。
名久井さんの丁寧なお仕事を
ぜひ説明させてください。

まず、ひとつめのポイントは、
カバーに使われている「色箔」です。

実際に手にとっていただいた方は
お気づきかもしれません。
『岩田さん』は、
カバーにある文字という文字がすべて、
インクではなく「箔押し加工」で
表現されているのです。
そのため、手でなぞると、
つるっとしたなんともいえない
高級感のある手触りが感じられます。

「まあ、よくあるよね、そういうの」
と思われたそこのアナタ!
なんとこの箔押し加工、
カバーを外した表紙にも、
施されているのです!

本の表紙は、
すこーしザラザラとした肌触りの紙に、
やはり黒色の箔で
文字やイラストが表現されています。

カバーに箔押しは
めずらしいことではありませんが、
中の表紙まで箔押し加工をしている本は、
なかなかないそうです。
なぜなら‥‥箔押し加工は、
ふつうの印刷よりお金がかかるから。

本屋さんでお客さんの目に触れるのは
あくまでもカバーだけなので、
カバーをはずした表紙にそういった
加工をつかうことはめずらしい、
というわけです。

でもこの『岩田さん』は、
すでに購入してくださった方たちも
しばしばおっしゃってますが、
「何度も読み返したい本」。
カバーをはずして持ち歩いてる、
という方も多いみたいです。

そういう読み方をするときに
表紙のデザインというのは
とても大切ですよね。
まだカバーをとったことがない、
という方も多いと思います。
ちょっとカバーをとって
表紙のデザインや質感を
たのしんでみてくださいね。

さて、長くなってしまったので、
その他のポイントは、
また次回ご紹介したいと思います!

おたのしみに!
wataru.okada

『岩田さん』のふせん#2 あややの場合

2019/10/08 11:00
こんにちは、ほぼ日の岡田です。

今日は手帳チームの大先輩で、
ほぼ日の商品事業部を統括する部長でもある
の、『岩田さん』ふせん
写真とテキストでお届けします。

『岩田さん』のふせん#2
ほぼ日商品事業部・あややの場合

●写真1枚目:P.21 HAL研究所の黎明期

"アルバイトだったわたしは、大学卒業と同時に、そのままHAL研に入ってしまうわけです。それが自分にあっていたというか、やっていることがおもしろくてしょうがなかったんですよ。"

●写真2枚目:P.34 ここで逃げたら一生後悔する

"自分をつねにいちばん忙しいところに置くと決めていました。社内にチームはいくつかあって、忙しさのピークはズレていたわけですが、わたしはいちばん忙しいチームを応援しにいくことにしていました。"

●写真3枚目:P.58 安心して「バカもん!」と言える人。

"考えようによっては、仕事って、おもしろくないことだらけなんですけど、おもしろさを見つけることのおもしろさに目覚めると、ほとんどなんでもおもしろいんです。この分かれ道はとても大きいと思います。"

●写真4枚目:P.122 糸井さんに語った仕事観

"山内さんは、「任天堂はケンカしたら負ける。よそとケンカしたらあかんのや」なんておっしゃってましたが、それって、いまのビジネスのことばで言い換えると「ブルーオーシャン戦略」なんですよね。"

"「いままでと同じことをするな」"

--

あややは、当時21歳、学生のときにほぼ日
(当時は糸井重里事務所)に入社しました。
新人にもいろんなことをまかせてくれる会社で、
その「決めるたのしさと責任感」が、
仕事をしてきた中ですごく大きかったそうです。

今は商品事業部全体を統括する立場ですが、
ほぼ日として生み出したコンテンツや商品の企画が
「よろこばれている」という実感が、
岩田さんの言う所の「ご褒美」最上位であることは、
ずっと変わらないと話してくれました。

忙しいところに身を置くことに決めた、
という『岩田さん』のふせんも、
ふだんのあややの様子とばっちりリンクしていて、
そのあたりもとてもおもしろかったです。
nagata

八谷和彦さんのツイート

2019/10/07 11:00
『ポストペット』や小型飛行機メーヴェの
製作で知られるメディアアーティストの
八谷和彦さんが、『岩田さん』の
感想をツイートしてくださいました。

そのツイートの中で、
八谷さんが岩田さんのことを
「柔らかなリーダーシップ」
「いつまでも努力できる人」と
表現しているのがとても印象的でした。

そう、岩田さんはたしかにそういう人でした。
八谷さんと岩田さんは
お会いしたことがあるのでしょうか。
なんだか二人は相性がよさそうな気がします。
八谷さん、ありがとうございました。
sho.takano

学生の皆さんに
もっと届きますように。

2019/10/06 09:00
このまえの投稿で、
東京大学駒場キャンパスの
大学生協書籍部でお取り扱い頂いている事を
紹介させて頂きました。

そして、大変ありがたい事に、
少しずつ『岩田さん』を扱ってくださる
大学生協さんが増えています!
くわしく言うと、
10/1時点で30の大学生協書籍部にて
お取り扱い頂いており、
今後更に14の大学生協さんでの
お取り扱いが決定しています。
本当にありがとうございます。

学生時代にはあまり気にしなかったのですが、
大学って一般の人が比較的自由に
入ることができるところが多いんですよね。
昨日投稿がありました東工大にも
お伺いしたことがありますが、
夕方の時間帯には
小さな子どもたちとその親御さんが
芝生で楽しそうに遊ばれていました。
静かに思い思いの時間を過ごす学生に混じって、
子供たちが声をあげて走り回っている
様子がなんだか良かったです。

みなさんも、もし大学へ行く用事があったら、
是非『岩田さん』を探してみて下さい。
学生の皆さんに手にとってもらう機会は
もっともっともっと増やしたいので、
営業担当として今後も頑張っていきます!

もっともっと『岩田さん』が
たくさんの皆さんに届くように。
営業担当しょう、頑張ります!
nagata

東工大に『岩田さん』

2019/10/05 09:00
掲載した写真は東京工業大学、
通称「東工大」の生協で売られている
『岩田さん』の写真です。
東工大は岩田聡さんの母校でもあります。

東工大では、かなり昔から
ほぼ日に顔を出してくださる
柳瀬博一さんが教授を
務めてらっしゃいまして、
この写真も柳瀬さんが撮ったもの。

で、いま、柳瀬さんと、
東工大でなにか『岩田さん』にまつわる
おもしろいことができないかなあと
話しているんです。
たぶん、実現しそうですよ。
決定したらすぐにお知らせしますね。
wataru.okada

『岩田さん』のふせん

2019/10/04 11:00
こんにちは、ほぼ日の岡田です。

突然ですが、私は最近『岩田さん』の本を読んで
ふせんをつけたところを、自分で見返してみました。
すると、なんとなく最近考えたり
悩んだりしているテーマが見えてきた気がして、
ちょっとおもしろかったんです。

自身もふくめ、この本を読んだ人が
どんなところに「ふせん」をしているのか
興味が出てきまして、
「ここぞ」というふせんのページを
いろんな人に訊いてみたいなーと思っています。

題して”私の『岩田さん』ふせん”!
今回はまずは手始めに、
岡田がふせんをつけたページをご紹介します。

『岩田さん』ふせん#1
ほぼ日手帳チーム・岡田の場合

●写真1枚目:P.44 自分たちが得意なことはなにか。

"物事って、やったほうがいいことのほうが、実際にやれることより絶対に多いんですよ。だから、やったほうがいいことを全部やると、みんな倒れちゃうんです。"

"基本的に、人間って、自分の得意なことと不得意なことを比べて、「自分は正当に評価されてない、不公平だ」って文句を言うんですよ。それは、自分でも知らず知らずのうちにやってしまうことがあります。"


●写真2枚目:P.56 安心して「バカもん!」と言える人。

"どういう人が気持ちよく「バカもん!」と言われるかというと、おそらく、動機が純粋で、悪気がないこと。言われたときに打たれ強いかどうかということではないですね。"

"逆に腫れ物に触るように叱らなくてはならない人っていうのは、「ここからは入ってこないでください」ていうバリアーみたいなものを、周囲に感じさせてしまう人なんでしょうね。"


●写真3枚目:P.82 ご褒美を見つけられる能力。

"才能というのは、「ご褒美を見つけられる能力」のことなんことなんじゃないだろうかと。「なしとげること」よりも、「なしとげたことに対して快感を感じられること」が才能なんじゃないかと思うんですよね。"

"自分が注ぎ込んだものよりも、ご褒美の方を大きく感じる瞬間が来れば、よい循環がはじまるし、それが続くんです。"


なんとなくですが、ちょっと今自分が、
目の前の「やるべきこと」ばかり見すぎている気がして、
岩田さんのいう「ご褒美の回路」を、
新しい方面にもひらいていきたいです。

次回はほぼ日の商品事業を統括しているあややに、
話を訊いてみたいと思っています。