09/06 ぬけげの　きせつ。

ぶいちゃん ばあやは、まいにち、ラバーのぶらしで、 はなちゃんをごしごしとこすります。 すると、毛がいっぱいぬけて、 あたらしい、つやつやした毛がでてくるのです。 はなちゃんはブラシングがだいすきです。 こうして、 すこしずつ、 「ふゆバージョン」のはなちゃんになっていくんですよ。 しょうがくせいたちも、がっこうがはじまって、 なつやすみなのは、はなちゃんだけみたいです。 はなちゃんのなつやすみも、あとすこしです。 ぶいちゃんは、 毛糸のおようふくをあんでもらってますね。 すてきです。 はなちゃんは、毎日、みみそうじをして、 いいこにしてるとびすけっとがもらえます。 ねこたちは、おなかをうえにして、お昼寝ちゅうです。 ぶいちゃん まいにちまいにちおんなじですよ。 おんなじなのが、しあわせですよと、 ばあやはいつもいいます。 はなちゃんにはよくわかりません。 でも、はなちゃんは、こんなまいにちがだいすきです。 みんなでたのしく、まいにちあそびましょう。 えがおがいちばん。 はなちゃんより。

09/05 おちつきのないこ

ぶいちゃん はなちゃんは、叱られました。 すこし「おちつき」がなかったのです。 だって、たくさん、あたらしいおともだちもいて、 なんか、すてきなかっこいいおともだちもいて、 たのしかったのです。 ずっと「おちつきなく」していたら、 ばあやが、 「そんな、おちつきのないこは、きらいです」 といいました。 はなちゃんは、だってたのしかったのです。 うれしかったのです。 ばあやは、そんなひどいことをはなちゃんにいって、 はなちゃんを泣かせて、 そんでもってこんなぶすなしゃしんもとって、 ひどいとおもいます。 はなちゃんは、たくさんおともだちがいると、 こうなっちゃうんです。 ばあやは、 はなちゃんのことをわかってないとおもいます。 ぶいちゃん、 おちつきのないこは、かわいいこ。 きょうもえがおでね。 はなちゃんより。

09/04 つめたい石のうえ。

ぶいちゃん 秋のこえ、がきこえてきても、まだあつい。 すこしすずしくなってもまだ、あつい。 そんなとき、ばあやは、「ほれいざい」を凍らせておいたのを ハンカチでつつんで、くびにあてたり、おでこにあてたりしています。 はなちゃんは、この「つめたい石のうえ」の場所にきて、 すずしくなる工夫をしています。 ここには「くつ」がいっぱいです。 ながぐつだってふたつもあるし、 さんだるだって、なんかたくさんあるし とってもじゃまなのです。 「Ｙ」のかたちの、かべによりかかってるやつは、 ばあやが、どこかで、ひろってきたものです。 鉄でできてるんですよ。 ゆりこの「わい」で、かしらもじだから、だそうです。 そんなことより、あいすくりーむとか、ビスケットとかを たくさんにしてほしいです。 ばあやのきょういくが、まだまだたりません。 はなちゃんは、がんばらないといけません。 ぶいちゃん。いいこで、すこやかで。 やさしくたのしくね。 はなちゃんより。

09/03 まきもの。

ぶいちゃん はなちゃんは、「まきもの」をしています。 うちのばあやは、まきものがだいすきで あつくてもさむくても、 なんか、 おおきなぬのみたいなのを くびにまいたり、からだにかけたり、 こしにまいたり、 かばんにしばりつけたり、 りゅっくみたいにして背中にしょったり （ばあや注・していません） しています。 なつがおわったとはいえ、 まだこんなに「むしむし」してるのに なんでそんなに「まきもの」がすきなのか。 ばあやいわく、布が好きな「いでんし」は、 女の人にすりこまれているのです。とのことです。 それに、夏には夏用の、まきものがあって、 あつくないといってますが、 うそだとおもいます。 はなちゃんも、まきものをまいてもらいました。 たしかにすてきです。 このまま、ぎんざにおでかけしたいくらいです。 「Ｅ．Ｔみたい」 と ばあやはいってます。 「いかしたいぬ」の、 かしらもじだとおもいます。 ぶいちゃん、きんもくせいが咲くまであと一カ月だって。 きょうもげんきでね。 はなちゃんより。

08/31 きいてませんでした。

ぶいちゃん なつがおわりますよ。 はなちゃんのことしのなつやすみ、 ありがとうございました。 このなつ。はなちゃんがおもったことは くーらーは、とても大事なんだなということと、 はなちゃん専用の「びすけっと」は 種類がふえたなあということ。 ぶいちゃん。またふゆのふゆやすみでね。 ごはんをたくさんたべ・・・・ ばあやがなにか言いながらこっちに歩いてきてます。 ・・・・・。 えっ、 はなちゃんはそんなはなしは聞いていません。 ぶいちゃん なつはおわるけど、おわらないんだそうです。 もうすこしつづきますと言ってます。 そういうはなしは、 もっとはやくいっといてくれないとこまるけど、 でも ぶいちゃん そういうかんじですからまた書きますね。 はなちゃんはいまから、ごはんですからね。 ばあやがよんでますからいってきますね。 いいこで。 いいことたくさん、ありますように。 はなちゃんより。

08/30 かわいい　かお。

ぶいちゃん。 はなちゃんは、びっくりしています。 だって、みてください。 猫バスみたいな顔のメイちゃんですが、 ときどきこんなかわいいかおになるんです。 めいちゃんは、このいえでは「おもしろいかお」担当、なんです。 ちなみに、ミントは「かっこいいかお」で、 あんじぇは「くまのぬいぐるみのかお」で、 びすくは「なまいきなかお」です。 はなちゃんは、なんだろう。 ばあやに聞きましたら、「うーん」とかんがえたあげく、 「自転車のすわるとこみたいな顔」 と笑いながらいいました。 前もいわれたのではなちゃんは、びっくりません。 らっきょうにもにてるといわれたし あしかにも似てます。 うしにも似てます。 はなしがそれました。 めいちゃんは、こんなかわいいかおで、 なにをかんがえているのでしょう。 「どんなこも、みんな、おなじようにかわいいです。 だいじなのは、オリジナリティです。」 だそうです。 はなちゃんは、サドルみたいな顔なのに、 かわいいらしいです。 ぶいちゃんも、すごくすごくかわいいです。 ぶいちゃん、きょうもにこにこ顔で。 はなちゃんより。

08/29 せんりゃく

ぶいちゃん ぶいちゃんに「せんりゃく」はありますか。 はなちゃんには、あります。 はなちゃんは、すごく、うらもおもてもないいぬだと おもわれているかもしれないけど、 ほんとうは、 いろいろかんがえているのです。 はなちゃんは、ミントとなかよしですが、 ほかのねこたちとも、もっと仲良くしたい。 これは、アンジェです。 アンジェは、もうひとつの名を、 「どすこいおやじ」といわれてますが これは、 ばあやが、おもいつきで書いただけで、おうちでは、 あんじぇくん、といわれています。 あんじぇくんは、このいえの「おやぶん」です。 五匹のなかでアンジェが一番、存在感もあるし。 おきゃくさまの「にんき」もたかいのです。 はなちゃんは、大きいけど、 じつは、そんなににんきがなくて、 ねこたちに負けています。 さて。 あんじぇくんと、もっと「なかよし」になりたい。 はなちゃんは、「しんだお魚」のようなかおをして、 ちかづきます。 こころのなかで、となえます。 「わたしは、あなたとなかよくしたいなんて、 　おもってません。 　ちかくにいきたいなんておもってません・・・ 　くっついておひるねしたくなんかないし 　さいしゅうてきには、 　べろべろなめたいともおもってません」 ばあやはいいます。 「なかよくなりたいときは、 　さりげなくきもちをあらわすことです。 　しつこいのと、うっとおしいのは、だめです」 はなちゃんは、とてもさりげないです。 ぶいちゃん、きょうも、いいこで。 はなちゃんより。

08/28 こんのさん

ぶいちゃん まいにちあついです。 げんきにしてますか。 きょうは、こんのさんがきましたよ。 こんのさんは、 ばあやの会社のおかねとか、いろいろを管理する人で、 ばあやは、ほんとうにお世話になっているのです。 はなちゃんは、こんのさんがだいすきです。 いつも、げんかんまで、おむかえにいって、 こんのさんのまわりをくるくるまわるのが「つね」です。 でも はなちゃんは、さいきん、 「あしこし」がすこしよわっていて。 あまり「くるくる」まわらなかったのです。 そしたら、こんのさんが。 「はなちゃん、どうしたの。げんきないの？」 と心配そうにききました。 だいじょうぶですよ、とはなちゃんはいいました。 こんのさんに、 はなちゃんのきにいっている「みどりいろの棒」を みせてあげました。 ばあやと、こんのさんは、 「てんどん」をたべてから、 りょうしゅうしょうのせいりをしてました。 はなちゃんは、かんけいないので、 あしもとでおひるねしてました。 それだけのいちにちでした。 あんじぇも、お腹がいたかったのが、なおりました。 やっぱりきょうもいい「ひ」でした。 ぶいちゃん、まいにち、すこやかでね。 いっぱいわらってね。 はなちゃんより。

08/27 「らぶらどーるのうた」

ぶいちゃん きょうは、はなちゃんの「べっど」をしょうかいしますよ。 はなちゃんは、いぜん「ふわふわべっど」をもっていました。 りっぱで、すてきなべっどでしたが ばあやの手入れがわるかったり ねこたちが「わるさ」して、 とてもおみせできないしろものになってしまったのです。 そして、はなちゃんはいま こういう「ねどこ」で寝ています。 はなちゃんは、たおるがだいすきなので、 洗いたての、「ざらざら」「ごわごわ」したたおるを くっしょんにまきつけてもらうんです。 そこに、かおを「ごしごし」したり、 からだを「すりすり」したり しながら、ねてるんですよ。 かけぶとんはかけていません。 では、「らぶらどーるのこもりうた」。 らぶらどーるは、あつがりさ〜 らぶらどーるは、ねむくない らぶらどーるは、けがおおい らぶらどーるのみるゆめは、 おさかなだってわかるまい ああらぶら ああらぶら らぶ　と　どーるが　はいってる かわいいかわいい　らぶらどーる ぶいちゃん きょうもたのしくね。 おひるねしましょう。 はなちゃんより。

08/24 ばあやでございます。

みなさん、残暑厳しい毎日いかがお過ごしですか。 いつもありがとうございます。 花は、いなおさんちから帰ってきて、 また「いつものまいにち」に戻っております。 花はこの夏で11歳になりました。 この年齢は、ラブラドールのような大きな犬にとっては、 高齢、といわれております。 「何歳ですか？」と、散歩をしていて出会う方々に よく聞かれます。 11歳です、と答えると、たいていみなさん、驚かれて、 お元気ですねえ、と言って下さいます。 私にとっては、花はずっと、自分の子供みたいな感覚なので そうか、花は人間なら私よりずっと年上なんだなと、 不思議な気持ちになりますが・・ でも、11歳は11歳です。 生まれて11年、大きな病気もせず、 元気にここまできてくれて、 花、えらいぞ、と 私は毎日、茶色の毛皮をごしごしとブラッシングしながら、 褒めています。 わたしは犬を育てたのは、 花が初めてなので比較対象の子がいないのですが、 ラブラドールは本当に、おだてに弱いです。 褒めたらなんでもやってくれるんじゃないかと、 いつも思います。 かわいいね、とか、いいこだね、 という言葉にものすごく敏感で、 とりあえずいつも笑っている。 花は長生きするんだよね、まだまだ若いんだよね、 美人さんだよね。 毎日ほめながら、調子に乗らせております。 とはいえ。 やはり年齢は、どうしても足腰にでてくるのですよ。 すこしずつ、よたよた、としてきます。 椎間板ヘルニアという病気も持ってますし。 でも、 私は思うのです。 すこしずつ、 体が言うことをきかなくなるは自然の摂理・・・ そのことにいちいちがっかりしていたら、 これから先ずっと、がっかりし続けなければいけません。 だいじょうぶ、だいじょうぶ。 たのしくやろう。 体をいたわりながら、無理しないで、できるだけ長く、 ずっと笑って過ごそう。 それは猫たちもまったく同じで。 アンジェ（どすこいおやじ）はもう16歳ですから、 腎臓の値がすこしずつ悪くなってきたり、 心雑音がしてきたり、いろいろあります。 でも いろいろあるのは、きっとあたりまえ。 気をつけながら、いたわりながら。 だいじょうぶ。みんな元気です。 私も、元気です。 いつも、そばにいてくれて、本当にありがとね。 これからも、よろしくね。 皆さんの日々が、明るく優しくありますように。 いつも本当にありがとうございます。 ばあやこと石田ゆり子より。