鴨さんとイトイさん、ぶらりFUKKOツイートの旅。

#FUKKOツイート旅
#2020ここは行くべき14都県

2019年、大型台風で被災した地域を、
「行く」ことで支援しようという、
「あ、それならできるかな」という活動が
「FUKKOツイートの旅」です
言ってみれば、遊びに行って、たのしんで、
そのようすをツイートするだけ。
ね、誰にでもできそうでしょう?
去年、北海道に本を売りに行ったときも
このキャンペーンの一環だったのですが、
今年も、行けるときにぶらりと出かけますよ。
週末に、作家の浅生鴨さんと糸井重里が、
阿武隈川から松島あたりへ出かけるというので、
その背中をテキスト中継することにしました。
それはもう、のんびりとした中継です。

● 北海道に本を売りに行ったとき


浅生鴨さんのプロフィール


nagata

よろしくお願いします!

2020/02/29 07:43
おはようございます。永田です。
2月29日、土曜日。
東京地方は少し肌寒い曇り空です。

今日から明日にかけて、
作家の浅生鴨さんと糸井重里が
東北地方へ旅します。
具体的には、福島県と宮城県。
阿武隈川や松島を訪れる予定です。

なぜ、鴨さんと糸井が、
この旅に出るのか。
ま、旅に理由はいらないのかもしれませんが、
今回はきっかけがあります。

「FUKKOツイート旅」という
キャンペーンをご存知でしょうか。

これは、2018年9月に発生した
胆振東部地震で、
観光が伸び悩んだ北海道を
応援するために発足した企画で、
簡単にいうと、その地域を、
「行って、ツイートする」ことで
支援するというものです。

その一環として、ほぼ日でも去年、
鴨さんに誘われて、 北海道に本を売りに行く。
というコンテンツをつくりました。

いま、「FUKKOツイート旅」は、
北海道にかぎらず、
台風に被害を受けたさまざまな地域を
応援するプロジェクトになっています。
もっとくわしくいうと、
2019年に大型の台風で被災した
14都県を「行く」ことで支援する動きに。

誰にでも簡単にできる
このキャンペーンに、
今回は、浅生鴨さんと糸井が参加する、
ということです。

ふたりは、それぞれのTwitterから、
今回の旅をツイートする予定です。
ツイートは以下のアカウントから
ご覧になれますから、
そちらも追ってみてくださいね。
(っていうか、そっちがメインです)

・浅生鴨さんのTwitter
@aso_kamo

・糸井重里のTwitter
@itoi_shigesato

もちろん、このキャンペーンは、
どなたにでも参加できます。
くわしくはこちらのページ
まとめてありますので、興味のある方は、
ぜひ読んでみてくださいね。

さて、今日から明日は、
そんなふたりが旅をする様子を
のんびりとここでテキスト中継します。
といっても、なにか大きなイベントが
準備されているわけでもないですから、
基本的には、
「おじさん二人がおしゃべりしながら
たのしそうに旅をしている」というだけの
中継になるんじゃないかと思います。

ま、それはそれで、たのしいかも?
それでは、どうぞよろしくお願いします。
nagata

東京駅

2020/02/29 09:25
というわけで、東京駅到着。
ホームで集合なんですけど‥‥。
nagata

いるかな‥‥

2020/02/29 09:27
いますかね‥‥
あ、いました。

鴨さーん。

「おおお」

おはようございます!

「おおお」
nagata

背後に‥‥。

2020/02/29 09:42
?糸井さんが来ないなぁ‥‥
いつも早めに来る人なのに‥‥
と思っていたら。

む。

背後に気配。
背後に知ってる人の気配。
背後にコピーライターの気配。

セルフィーに切り替え、
サッと撮ったところ、いた!
カメラはとらえた!

ていうか、おはようございます。
はい、無事にそろいました。
nagata

駅弁

2020/02/29 10:21
さて、いま、新幹線で移動中です。
新幹線といえば、駅弁です。

個人的な話で恐縮ですが、
私、新幹線に乗ると、
かならず駅弁を食べてしまいます。

何時に乗ろうと、何時に着こうと、
つぎのご飯がどういうタイミングだろうと、
よっぽどのことがないかぎりは、
新幹線に乗るとかならず
駅弁を食べてしまいます。

その意味において、
つまり、新幹線とは駅弁のことです。
新幹線が好きだということは
駅弁が好きだということです。
新幹線を予約するということは
駅弁を予約するということです。
新幹線が速いということは
駅弁が速いということです。
新幹線が流線型だということは
駅弁が流線型だということです。
新幹線に乗っているということは
駅弁に乗っているということです。

関係なくなっちゃったよ。
後半、なんだか、
関係なくなっちゃってるよ!
(ハライチ風に)
nagata

ほたてについて。

2020/02/29 10:48
さて、それはそうと、みなさん、
駅弁の具は何が好きですか?

牛肉? うにいくら? 鳥そぼろ?

あ、答えなくていいですよ、
これはぼくが好きな具を書くための
前フリに過ぎませんから。

ぼかぁね、いろいろ好きですけどね、
「駅弁ならでは」という意味でいうとね、
ほたてが好きなんですよ。

なぜというに、ほたてには
当たり外れのブレが少ない。
仮に、牛肉を選ぶとしよう。
ああ、たしかにうまい。牛肉はうまい。
焼き肉風、すき焼き風、いずれもうまい。

しかし諸君、経験ないだろうか?
パッケージの写真は
ボリュームたっぷりだったけど、
開けてみたら妙に少なかった。
あるいは油がぎとぎとだった。
タレが甘すぎた。などなど。

うにやいくらに至っては、
個人の感想とカギカッコしたうえで
言わせてもらうなら、
パッケージの写真はあくまでも
希望的観測に過ぎないと言い切りたい。

むろん、うまいものはうまい。
多いものは超多くて大満足。
しかし、駅弁は新幹線一本につき一個。
その貴重な機会をキミは
一か八かに賭けるつもりか。
ドン!(机をたたく)

焼き魚などもそうである。
パッケージの写真に
そそられればそそられるほど、
ちっぽけだったときの、
身がカスカスだったときの落胆は大きい。

いやそれは違うよ永田さん、
とあなたは言うかもしれない。
たとえば鮭などは
いつ食べても大きくおいしく、
ギャップを感じることがない、
そうあなたは言うかもしれない。
駅弁の失敗率を下げたいなら、
鮭を食べればいいじゃないですか、
とあなたは言うかもしれない。
たしかに、たしかに、おっしゃるとおり。
鮭はなるほど安定している。
サーモンにはブレがない。

だがしかし、言わせてもらうなら、
鮭はあまりにもありふれている。
はっきりいって日常が過ぎる。
せっかくの新幹線である。
すなわち、せっかくの駅伝である。
そんなコンビニおにぎりでおなじみの
安定感をここに求めてどうする?
たしかにサーモンは回転寿司の
アベレージヒッターだが、
諸君、ここは、新幹線である!

そこで!
私がおすすめするのが、ほたてである。
ほたては、おおむね、ほたてである。
タレに負けることもなく、
身がぐすぐすになることもなく、
多少のサイズ差はあるものの、
ほたては、安定して、ほたてである。
ほたてをなめるなよ、とはこのことである。

しかるに、
私はほたてを‥‥あ、え、
そろそろ着くかも? あと15分とか?
あああ、そうなの?

じゃ、ごめん、とにかく、ほたてです。
青森のほたて味くらべ弁当、
おいしかったです!
nagata

仙台に到着

2020/02/29 11:13
仙台に到着しました。
降り際、鴨さんが、
ぼくが寝ていると思って、
「永田さん、起きてください!」と
熟睡中の別人を起こしてしまうという
軽い不祥事がありましたが
(ものすごく謝ったそうです。)
着きました、仙台。
ここから車で移動。
nagata

車で行きまーす

2020/02/29 11:26
仙台は、東京に比べると
やっぱり寒いですね。
でもいい天気です。
車で移動しますー。
nagata

さっそく雑談

2020/02/29 11:29
車で移動といえば、雑談です。
さっそく、雑談です。
内容がなくてすばらしいです。
なぜか、カーラジオからは
『あの素晴らしい愛をもう一度』が
流れています。
中学の合唱コンクールで歌ったなぁ。
nagata

コンビニ

2020/02/29 11:51
ここでみなさんに、
糸井重里豆知識。

糸井重里は‥‥
旅先で‥‥
しょっちゅうコンビニに寄る。

コンビニから出て来た糸井が
なんだか感激しながら言いました。
「トイレの掃除がすばらしくてさあ、
おねえさんにお礼言っちゃったよ!」

糸井重里は‥‥
コンビニが好き。