世界に広めたい、この風習。2月29日は、
<br />さぼる日。

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2016/02/29 13:58
次はオウムのたこ!と、そこに‥‥。
洋凧をたっぷりたのしんで、
糸巻きにくるくると糸を巻き取って
(これがけっこうたいへん)、
「さぁ、別のたこを準備しよう。
 次はオウムのたこだ!
 これはたのしみにしてたやつだ!
 む、風が強い。あおられる。むむ」
などと強風の中ひとりごとを言いながら
四苦八苦していましたら、背後から、
「こんにちは。
 お手伝いしましょうか?」
という女性の声が。

「え????」と振り返る山下。

「さぼる日を見てたら
 葛西臨海公園にいらしてると
 書いてあったので。近所なんです」

なんということでしょう、
わざわざいらしてくださったのです。

「助かります。
 じゃあ、このオウム凧の組み立てを
 手伝っていただけますでしょうか」

強い海風とたたかいながら
なんとかオウム凧が完成。

どういうわけか、
読者の方とオウム凧をあげることになりました。

 


 
2016/02/29 13:45
孤独のたこあげ。
するするするっとあがっていく
動画を撮りました。

洋凧って、ほんとに真上にあがるんですね。
すごいスピードで。

しばらくのんびり、
風の感触をたのしみます。

それにしても、たこあげって、
ほんとに「のんき」を絵に描いたような
遊びですよね。
しかも、おとなひとりで。
‥‥いま、全身に
「さぼってる感」がみなぎっています。

写真は、カバンに糸巻きを
くくりつけて撮りました。
自分があげている姿を撮れないから。

 






 
2016/02/29 13:29
するするするーーー。
わああああああ〜〜〜。

あがった、あがりました!

するするするーーーっと
糸が出ていき、あっというまに
たこがあがっていきます。
手もとでくるくると糸巻きが踊ります。
ぐぐーーーっと引っ張られる、この感触。

糸巻きのたこ糸は、
すぐにすべてが出きってしまいました。

ああ‥‥ああ‥‥いいなぁ。
この感じ。
久しぶりです。

空の高いところで
空気が大きく移動している様子が、
たこ糸を伝わって届けられます。
目には見えない風の流れが、
ぐいぐいとこの手に、体に。

 


 
2016/02/29 12:12
よーし。
準備オッケー。

 


 
2016/02/29 11:54
誰もいない。
ああー、だーれもいない。
ひろーい広場で、孤独です。

パノラマ!

 




 
2016/02/29 11:51
海だ海だ!
はあー、きもちいいー。
海ですよ、海!
思いがけず、春の海。
ちょっとさむいけど平気です。

海風を受けて
「七三の髪型」みたいになった木が!
これは、たこもよくあがるでしょう。

泳がないのでアカエイは大丈夫です。

さあ、たこの準備を。

 


 
2016/02/29 11:41
あそこだー。
見えました。
あそこが「海風の広場」。
たこあげをしている人は誰もいません。
それどころか人がいません。
なにしろ、いってみましょう。

 




 
2016/02/29 11:35
わからないときは人に訊く。
こういうときは、あれです。
人に訊くのがいちばんです。
公園の案内所に行きました。

「あのぉ、たこあげができる公園と
うかがってきたんですけど‥‥」
「できますよ。
おすすめは、この地図のここです」
「あ、たこあげのイラストがあります」
「はい」
「‥‥ここはもう、海ですね」
「はい。海風の広場といいます」
「ありがとうございます、行ってきます!」

 


 
2016/02/29 11:25
目的地到着。
葛西臨海公園です。
たこあげができる公園を調べたら
ここが大丈夫だったんですけれど、
いったいどこであげられるのか?

うろうろしてみます。

 


 
2016/02/29 10:38
ラッキー。
八丁堀で最初に見つけた喫茶店が、
まだモーニングをやってました。
ラッキー。
チーズトーストとコーヒー。

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