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| 2012/03/11 14:25 |
| 蒸し上がりました! |
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しぞーか(静岡)の実家で もと和菓子職人の父から 栗蒸し羊羹のつくりかたを 実践で教わっている武井です。
火にかけて25分ごとに お湯を足し、向きをかえ、 2段ある天地をかえつつ、 ようやく蒸し上がりました。
「仕上げが肝心だでな」
仕上げというのは、表面に浮いた水分を ゴムべらでていねいにぬぐい去ること。 水分といっても、あんを含んで ねっとりとしたジャム状のもの。 このままにしておくと べとべとになっちゃうんだそうです。 このぬぐったジャム状のものは捨てずに ジャム的に使ってもいいらしい。 これもそれなりの熟練が要るそうです。
さてさて、これでいちおう完成ですけど、 食べられるのは明日以降です。 このあとさらしをかけて、 常温でさまします。 そうすることで味が落ち着くんだそう。 あたかかいままだと切れない (包丁にべっとりつく)し あついうちに食べてもおいしくないんだって。
それにしても和菓子づくりって 手間のかかるものですね。 ちゃんとやるには3日かけて栗を煮て 前日までにあんこを練り 蒸してから一晩くらいおくわけだから 5日はかかるってことだ。
父が和菓子屋をたたんだのが昭和50年。 ぼくがしぞーかを出て26年たって、今、 やっと教わろうという気持ちになりました。 サンキューとうさん! おいしくできてるといいなあ。 さて東京にもどろう。 |
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