12 1991 Norway
1991年。偶然、仕事で訪れたノルウェーで、その圧倒的な水量の雪解け水が滝となっているその姿に圧倒される。「水」つながりということで、早速再度ノルウェーに向かい、それらの滝と対峙してみる。すると、もちろんその水は、重力にしたがって「上から下」へ落ちる。しかし、ぼくたちには、その透明な水は白く見えるけれど、その理由は、基本的にはその水は「下から上」に向かっているという事実を発見。やはりここでも、何かと何かが混じり合って、ものごとは生まれている。

(C)Hobo Nikkan Itoi Shinbun + Ichigo Sugawara