PHILADELPHIA
お医者さんと患者さん。
「遥か彼方で働くひとよ」が変わりました。

手紙264
今年も、佐々木恭子さんの
HIVについての番組が放送されます。



こんにちは。

フジテレビのアナウンサー・佐々木恭子さんが、
HIV感染症について
すばらしい取材を重ねていらっしゃることについては
これまでもお伝えしてきました。

1回目の2006年はインドネシア、
2回目の2007年は
アフリカのマラウィ共和国についての報告が、
佐々木さんが担当していらっしゃる
朝の番組「とくダネ!」の特集として放送されました。

3回目の昨年は、
パプアニューギニアに住む
HIVに感染している子供たちに焦点をあてた
すばらしいレポートとともに、
日本のHIVの患者さんの現状と問題点についても
特集が組まれました。

毎年、放送後には
そのビデオをもとに
佐々木さんが世界の現状についてお話しになる、
FNSチャリティーキャンペーンの現地報告会が
各地で開かれています。

昨年も「ほぼ日で読んだ」と
来てくださった方々がたくさんいらした、と
佐々木さんからうかがいました。
本当にありがとうございます。

佐々木さんのこの活動は
専門家からもとても高く評価されていて、
昨年度のFNSアナウンス大賞を受賞なさいました。

春先にお目にかかったときに
「今年は南アメリカ北部にある
ガイアナという国に行くんですよ」と
おっしゃっていて、
わたしはおみやげ話を楽しみに待っていました。

取材を終えてご帰国になった5月に、
「どうでしたか?」とうかがったところ
「ちょっと大変だったけれど、
とても良い取材ができました」と
おっしゃっていました。

来週の月曜日から3日間、
いよいよその特集が
フジテレビ系の朝の情報番組「とくダネ!」で
放送になります。

6月9日(月曜)10日(火曜)は
ガイアナ共和国のレポート、
そして、11日(水曜)は日本の特集です。

日本の特集については、
地方の高齢のHIV患者さんにまつわる
さまざまな問題点について
取り上げているそうです。

これまでもお伝えしてきましたように、
HIV感染症は
すぐに死んでしまう病気ではなくなりました。
しかし、一生治らない病気です。

「HIVとともに暮らし、老いていく患者さん」を
どのように地域で支えていくのか、ということを
真剣に考えなければいけなくなってきています。

この問題を佐々木さんが取り上げてくださることを
本当にうれしく思いますし、
わたしも放送を見るのを楽しみにしています。

「とくダネ!」は朝8時からの番組ですが、
特集の放送は、だいたい9時すぎごろになるそうです。
ぜひ、多くの方に見ていただければ、と思います。

ガイアナでの取材をふまえた講演会も
これから各地で開かれます。

まず第一回は、6月15日(日曜日)に
東京渋谷区神宮前の原宿クエストホールで開催されます。
時間は午後2時半から午後4時、
最寄り駅はJR原宿駅、
または地下鉄千代田線明治神宮前駅です。

この回は
東京都の特別講演会として開催されるもので、
入場はもちろん、無料。

とくにこの講演会では、
佐々木さんがお考えになっていらっしゃる
日本の問題点について、
お話がうかがえると思います。

当日現地で受付はできますが、
できれば、事前に東京都のエイズ対策係へ
メールかファックスでお申し込みください、
とのことでした。
メールの宛先は S0000312@section.metro.tokyo.jp
ファックス番号は03-5388-1432 です。

また、昨年同様、
各地で開かれる現地報告会も
すでに7カ所決まっています。

7月19日(土)広島 TSSホール 14:00
8月23日(土)岡山
9月20日(土)長崎 長崎市立図書館 14:00
10月3日(金)北海道
11月8日(土)静岡
11月予定   東京
12月予定   島根

まだ先のことなので、
詳細が決まっていないところもありますが
お近くの方は、ぜひお越しください。

時期が近くなりましたら、
FNSチャリティーキャンペーンのサイト
日程の詳細をご確認くださいますよう、お願いします。

と、いうわけで、
今日は、佐々木さんの番組とその後の講演会について
お知らせいたしました。

では、今日はこの辺で。
みなさま、どうぞお元気で。

本田美和子

2008-06-06-FRI

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