BUSINESS
オトナ語ニュース。
〜『オトナ語の謎。』の余波を追え!〜

ニュース21 3万部突破をご報告いたします!


えー、コホン。
いきなりですが、ドラムロール!
ドロロロロロロロロロ、ドゥカタン!

『オトナ語の謎。』、販売2ヵ月にして、
第一の目標である3万部を突破いたしました!
ありがとうございます、ありがとうございます!

思い起こせば数ヵ月前、darlingこと糸井重里が
『オトナ語の謎。』販売ミーティングにおいて
「まずは3万部!」とブチ上げたときは、
そりゃそうなればいいですねえ、などと
我々は夢見がちな感じでニヤニヤしたものです。

なにせそのころは「ほぼ日」での販売以外に手段がなく、
どうやって書店に置いてもらうかということに
全員が頭を悩ませていたのです。

ところが、いま、「ほぼ日」のメールボックスを開くと、
全国津々浦々の書店の方から
「本を仕入れたいので、詳細をお知らせください」という
メールがいくつも届いているという状態です。
びっくりするようなトリックや、
大がかりなパブリシティー活動や、
思いがけない裏技などが、
その背景にあったわけではありません。

大手の書店さんに「置いてもらえません?」と営業し、
置いてもらった書店さんを告知し、
ポップをつくったり書店にそれを持ち込んだりし、
売れた本が少しずつ評判を呼び、
書店のランキングに上がったり、
雑誌の書評に取り上げてもらったり、
テレビや新聞が取材に来たりして、
いつの間にかここまで来ました。
連載開始当初より応援してくださったみなさん、
ほんとうにありがとうございました!

じつをもうしますと、
記念すべき3万部を印刷したのは
しばらくまえのことでした。
考えようによってはその時点で、
「3万部突破!」と宣言してもよかったのですが、
そういったことに不慣れな我々としては、
「でも3万部刷っただけで突破はないだろう?」
というふうに思い、宣言を見合わせたのです。

このたび、用意した3万部が売り切れ、
ついにさらなる増刷に踏み切りました。
刷った部数でいうと、
現在は4万5千部に達しております。
また、新たに増刷した『オトナ語の謎。』も
順調に世に送り出されております。

たぶん、3万部を突破したと宣言できると思います。
ことによったら、
「5万部目前!」とも言えるのだと思います。
自社発行第2弾である『言いまつがい』も
Amazonなどのウェブ書店で
順調に予約数を伸ばしております。
いうまでもありませんが、
どちらの本もまだまだこれからです。
これからもよい報告ができるようがんばりますので
今後ともよろしくお願いいたします!
それでは、次回のニュースで!


先週土曜日に放映された『王様のブランチ』で
『オトナ語の謎。』が大きく取り上げられました。





※こちらは、オトナ語バナーを貼ってくださった方の
 ホームページをぽつぽつ紹介していくコーナーです。


ハリー 「はーい、どうもどうもー」
ソフト 「みなさんどうもー」
ハリー 「ハリーでーす」
ソフト 「ソフトでーす」
  (バイク野郎たちの大集会。
 ハードロックのBGMをバックに
 ハーレーなど大型バイクの爆音が響き渡る)
ハリー 「ソ、ソフトくんソフトくん!」
ソフト 「な、なんですかなんですか!」
ハリー 「ええと、なんか、
 めちゃめちゃにぎやかですねえ!」
ソフト 「そうですねー!
 ものすごい数のバイクですねー!」
ハリー 「ものごっつい大声出さんとあかんねえ!
 みなさーん! 『にゅるびろり〜ん!』」
ソフト 「『にゅるびろり〜ん!』」
ハリー 「ええと、ぜんぜん聞こえへんみたいやね!
 『にゅ〜るび〜ろり〜〜〜ん!!!』」
ソフト 「『そんなバナァ〜〜〜ナ〜〜!!!』」
ハリー 「あっ、何人か気づいてくれはったね。
 ‥‥‥と思たら、
 ものごっつい恐い顔してはるわ」
ソフト 「ものすごく睨んでいらっしゃいますね」
  (演台の周りをバイクの大群が
 ぐるぐる回りはじめる)
ソフト 「‥‥‥早いとこサイト紹介いきましょう」
ハリー 「よ、よっしゃ! 今日はこのサイトや!
 『親方の伏魔殿』
 (http://jpkc.view21.net/~jpkc089/)」
ソフト 「またけったいな名前のサイトですねえ!」
ハリー 「それはええけども、
 この人からのメール、
 『バーナー貼らせて頂きました』て、
 火ぃ吹いてどうすんねん!」
ソフト 「ぼくらのまわりのバイクも、
 マフラーから火、吹いてますねえ!」
ハリー 「ワシかてもう、
 このわけわからん状況に、
 頭から火ぃ吹きそうやがな!」
ソフト 「そんなこんなのオトナ語バナー」
ハリー 「みなさんもとっとと貼りなはれ」
ソフト 「貼りなはれ貼りなはれ」
ハリー 「みなさ〜ん、バイクに乗るときは、
 かぶらないと危ないですよ?」

ふたり
「ヘールーメーットー」
ハリー 「‥‥あかん、ぜんぜんウケへん」
ソフト 「‥‥に、にいさん、帰りましょう」
  (ふたり、演台をおりて楽屋へ。
 楽屋は荒野の真ん中にある
 掘っ建て小屋)
ハリー 「‥‥し、死ぬかと思った!」
ソフト 「漫才できる状況やあらへん!」
ハリー 「むちゃくちゃですわ。
 師匠はなにを考えてはるんですか!」
ソフト 「しっ! ロッカーをたしかめろ!」
ハリー 「あ、そうか。師匠、
 神出鬼没ですもんね。
 ‥‥ロッカーもタンスも空っぽです」
ソフト 「念のため、カギかけとけ」
ハリー 「はい、かけました!」
ソフト 「‥‥‥‥ふぅ〜」
ハリー 「‥‥‥‥はぁ〜」
ソフト 「もう、これはイジメやな」
ハリー 「あの人、なにを考えてはるんですか?」
ソフト 「わからん。
 なんでヘルスエンジェルスの集会で
 漫才やらなあかんねん」
ハリー 「ほんとに恐かったですね」
ソフト 「あんな状況で、なーにが
 『にゅるびろり〜ん!』じゃ。
 ボケが!」
ハリー 「はあ‥‥。ぼく、師匠についていく
 自信がなくなってきました」
  (ドドドドドド、バリバリバリ、
 ドカーン!
 小屋のドアを突き破って
 バイクが乗り込んでくる)
ソフト 「うわあっ! ババババ、バイクがあ!」
ハリー 「いいいい命ばかりはお助けをっ!」

あかり師匠
「アンタラ! ゼンブキコエテルデ!」
ハリー 「あ、あかり師匠?!」
ソフト 「い、いてはったんですか?!」

あかり師匠
「アンタラ! ゼンブキコエテルデ!」
ハリー 「な、なんでカタコトですのん?」

あかり師匠
「『キル・ビル』やがな」

ふたり
「『にゅるびろり〜ん!』」

あかり師匠
「そ、それや! そのタイミングや!」

ふたり
「‥‥‥‥え?」

あかり師匠
「あんたら、ようやくつかんだようやな」
ソフト 「し、師匠、ひょっとして‥‥」
ハリー 「そのためにわざわざ?」

あかり師匠
「せや。なんのために
 テキサスのど真ん中に
 あんたらを送り込んだ思てるねん」

ふたり
「し、師匠!」

あかり師匠
「テキサスのバイク野郎たちに
 囲まれる日本人漫才師。
 この状況がなにを意味するかわかるか?」
ハリー 「つまり、国境を超えるギャグを
 からだで覚えさせようという‥‥」
ソフト 「師匠の親心だったんですね!」

あかり師匠
「ちゃうがな」

ふたり
「え?」

あかり師匠
「『ラスト・サムライ』やがな」

ふたり
「『そんなバナ〜ナ!』」

あかり師匠
「せや! そのタイミングや!」
ソフト 「なにがなんやらわからへん」

あかり師匠
「見事や! 助演男優賞ノミネートや!」
ハリー 「‥‥頭いたなってきた」

あかり師匠
「ようやったで子ライオンども!
 いまこそあたしの弟子として
 認めたるわ!
 よっしゃ、これを受け取れ!」
ソフト 「な、なんですか、このド派手な衣装は?」
ハリー 「うわ、ださっ!」

あかり師匠
「帰るで、日本へ! なみだ横町へ!
 これからが本番や。忙しなるでえ!」
  (轟音をたてるハーレーダビッドソン)
ソフト 「わ、待ってください、師匠!」
ハリー 「置いてかれたら死んでまう!」

あかり師匠
「こらこらどこ触っとんねん!」
  (3人を乗せたハーレー、荒野へ)

※オトナ語バナーはこちらから入手できます。

2004-02-09-MON

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