今日も金魚は。

どうしてエサをやるのって楽しいんだろう。

あわただしい年の瀬ですが、
金魚のページには独特の空気があるようで
ちょっとのんびりしたメールが届く傾向があります。
今日も、1通紹介しましょう。

=
こんばんは。(もう、すっかり暗いので)

えっと、唐突ですが、
金魚って、もぐもぐしますよね。
それを発見したので、誰かに、
たくさんの人に言いたいなぁと思い。

近頃「冬になって池が凍っちゃうから
金魚も凍っちゃう〜」ということで、
金魚を2匹預かることになりました。
んで、ぼぉっと横から見てるとですね、
餌を、ぱくっと吸い込んだ後
二回くらい、もぐもぐ、しますね。

大発見の気分。

以上です。
(イカダツ)

へぇ〜と思い、
さっそくエサをやってみたのですが。
もぐもぐ? 
なんだか、人がものを咀嚼するように
エサを噛み砕く仕草を想像したのですが、
どちらかというと、
飲み込んだものを奥へ流し込むような、
ぱくぱく、がぶがぶ、に近い感じですね。
田辺マモルさんという人の
『ハワイの詩』という素敵な歌があるのですが、
そこにこんな一節があります。
──ぼくはビーチで鳥にパンをやっている
──どうしてエサをやるのって楽しいんだろう
なにかがものを食べているのを
ぼうっと眺めるのって、
なんだか、たのしいですよね。
カメラに食事中の様子が映ることは
ごくまれなことだとは思いますが、
今日も金魚を、ご覧ください。

永田

 
メールは、kingyo@1101.comへ、よろしくです。

2003-12-20-SAT

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