レインボーマンをオンタイムで
子どものころに観ていたのは
1965年生まれくらいの人たちですから、
みうらさんの世代ではないですよね?




レインボーマンを知ってはいましたが、
きちんと観ていませんでしたね。
動画で言ったとおり、レインボーマンとの出会いは
はじめての海外旅行のホテルの部屋でした。
このレインボーマンの原作者は
川内康範さんで、月光仮面の原作者でもある方です。
たくさんの原作を生んだ方なんですけれども、
このレインボーマンには、フシギーな
世界観があったんです。
変わったヒーローでしてね。




まず、敵の名が。



死ね死ね団。






地球を侵略、などではなく、
なぜか日本を狙っているんですね。
「死ね死ね〜」と歌いながらやってくるということです。
そして、攻撃が。




ニセ札をいっぱい刷ってインフレ。




子どもたちにはいっさい
理解ができないことですね。
そして、レインボーマンのしたことは。




あのコスチュームで
総理に直訴。





‥‥わかりません。





自分の力でなんともできないものを、
総理に直訴しに行く、
そんなヒーローにびっくりしました。
みんな、レインボーマンを観ればわかるよ。
とにかく観てください。



レインボーマンのパジャマが欲しいばっかりに、
ビデオの全セットを買ったみうらさん。
みうらさんがここまで
レインボーマンにハマったのも、
ひとりでアテレコをこなしていた
タイの方のおかげです。
(どうぞ動画でご確認ください)
みうらさんの、19個めの恩返しでした。


レインボーマン
1972年10月から'73年9月まで
NET系で全52話が放送された東宝製作の特撮番組。
日本人青年ヤマトタケシと
インドの聖者ダイバ・ダッタの魂が合体して生まれた愛の戦士。
7つの化身に変身し、様々な超能力を駆使して、平和のために戦う。
強いダッシュ7「太陽の化身」を早く登場させればいいのに、
地味めなダッシュ4「草木の化身」あたりの攻撃からスタートする姿に、
子どもたちはやきもきさせられた。

川内康範(かわうち・こうはん)
小説家、脚本家、作詞家、ルポライターなど、
レインボーマン顔負けのさまざまな顔を持つ、
レインボーマンや月光仮面の原作者。
森進一さんの「おふくろさん」も、川内さんの詞。
レインボーマン全52話はほとんど話がつづいているため、
1話たりとて見逃せないのだそうです。

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2005-06-21 TUE
(c) Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2005