omoi
日本人の思い。
あなたはどちらかといえば、モテますか?

第12回設問
 あなたはおちゃめですか?
わたしはおちゃめです
わたしは
おちゃめではありません

今回は、途中経過の多いほうを見て
予想外だと驚いた方が多かったようです。

さて、どうなりましたでしょうか。
 結果発表!!
総回答数は、3,626です。
ありがとうございました!!


●結果は‥‥!
わたしは
 おちゃめだ 
57.4%
わたしは
おちゃめではない
42.6%

「わたしはおちゃめだ」という方が多い、
という結果になりました。
つまりは、いつものものさしに当てはめると、

●日本人の思いのものさし
50% ‥‥‥‥ ○○であるといえば○○であるし、
××であるといえば××である。
51% ‥‥‥‥ わずかに○○である。
52〜55%‥‥ 微妙に○○である。
55〜60%‥‥ けっこう○○である。
60〜70%‥‥ かなり○○である。
70〜80%‥‥ ほぼ○○である。
80〜90%‥‥ それはもう○○である。
90〜95%‥‥ まちがいなく○○である。
96〜98%‥‥ 笑っちゃうくらい○○である。
99% ‥‥‥‥ 九分九厘、○○である。
100% ‥‥‥ ○○である。

「日本人は、
 けっこうおちゃめだ!


後ほど説明しますが、
途中経過をご覧になったみなさんが
驚かれた気持ちを汲んで、「!」をつけてみました。

そうです、メールなどでは、
「日本人は
 おちゃめじゃないんじゃない?」

という方が多かったのです。

では、いつものように検証してみましょう 。

●年齢別に‥‥

ちょっとだけでこぼこしていますが、
大きな変化はないようです。

えーと、男女ではどうでしょうか。

●性別に見ると‥‥
女性

おちゃめだ
60.7%

おちゃめではない
39.3%
男性

おちゃめだ
49.4%

おちゃめではない
50.6%

‥‥‥‥女性の方がおちゃめです。
これまでの「日本人の思い」では、
女性の方が「グルメ」で「働き者」で「おちゃめ」です。

●性別かつ年齢別では‥‥
女性

男性

男女別で年齢別に集計すると
少しですが違いが出ました。

男性は低め安定ながら、
40代〜50代前半の「非おちゃめ」が
目立ちます。
それでも、50代後半から
むしろ増量気味にもとに戻ります。

もしかして、人は一生を通じて
「『おちゃめ』は『おちゃめ』、
 『おちゃめではない』は
 『おちゃめではない』 」

ということなのでしょうか。

しかしまったく逆なことに、メールでは複数、
「年配の方のほうがおちゃめ」
「歳をとるにつれておちゃめは辞めた」

というふたつの反対の意見がありました。
もしかして、どこかで入れ替わる
ポイントがある
ために、
全体の数が変わらないのかもしれません。

どなたか「おちゃめ」を
研究してくださいませんでしょうか。

ひょっとして、人類の未来に役立つかもしれません。
「まずはおちゃめとおちゃめではないの
 分離に成功しました!
 名付けて『脱離おちゃめ化法』
 (田中耕一さんにあやかってみました)。
 浮いてくるのが、『おちゃめ』です」
なんてね。 ノーベル賞、決定

ごほん。
次に、いくつか、「住んでいるところで違うはずだ!」
「大阪ではおちゃめやったけど、東京はあかん!」
などのメールがありましたので、
住んでいるところ別の集計をご覧ください。

●住んでいるところ別にグラフにすると‥‥

んー、顕著な違いは‥‥ありますか??
見つけた方は、教えてくださいね。

さて。
一番違いが現れたのは、こちら、
投票したみなさんによる、結果の予想です。

全体の集計は、まあ、微妙に逆、
くらいだったのですが‥‥。

●結果の予想は‥‥
全体では
日本人は
  おちゃめだ 
44.8%
日本人は
おちゃめではない
55.2%
「わたしはおちゃめだ」

投票した方の結果予想


日本人はおちゃめだ
63.1%

日本人はおちゃめ
ではない 36.9%
「わたしは
おちゃめではない」に
投票した方の結果予想


日本人はおちゃめだ
20.0%

日本人はおちゃめ
ではない 80.0%

やはり、「わたしはおちゃめだ」に投票した方は、
「結果もおちゃめが多いだろう」と予想し、
「わたしはおちゃめではない」に投票した方は、
「結果だっておちゃめじゃないが多い」と
予想したのです。


なんという、すれちがい!
おもしろいですね。

さてもうひとつ気になったことがあります。
それは、
「おちゃめっていったいなんでしょう?」
というメールが多かったのです!

そこで、みなさんのメールから、
「おちゃめ」とはなにか? の部分を
紹介させていただきますね。

念ですが、私はおちゃめではありません。
根本的に、「おちゃめの資質」がないんです。
おちゃめであるために必要なのは、
人を笑わせる才能となごませるセンス、
それに、自分を客観視しないで生きていける
“天然力”みたいなものじゃないかと思うのですが、
私にはそのいずれもありません。
ま、だからといって、
仕事や恋愛に支障をきたすよーなこともないので
構わないっちゃ構わないのですが、
(mm・東京都・女性・40歳)

ちゃめです」にしました。
正確には「おちゃめ」とは何ぞや??
と若干悩んだのですが、
基本的にウケを狙おうとしている、とか
〆の一言を考えてしまう、とか
そういった性格は多分
「おちゃめ」なんじゃないかと思いました。
(愛知・女・年末には不惑)

ちゃめな人が多いんですか?
そもそも、「おちゃめ」って何なんでしょうか?
おちゃめといえば、「てへっ(デコを叩く)」や、
「かわいい(でもちょっと演技臭くて小憎らしい)」と
セットだと思うのですが、少なくとも私は全然違うし、
周囲にも「おちゃめさん」と思しき人はいません。
私の「おちゃめ観」が、
あまりにステロタイプなんでしょうか。
(三重県・女性・39歳)

ちゃめが多くてびっくりです。
おちゃめって本当はどうゆうものなのかな?
ちょっとユーモアーがあって明るくてかわいい
なんてことだと思うのですが?
日本人はおちゃめというよりはやはりまじめ、
日本の外だとそこらへんにも
お茶目が転がっているように思うけど、
おばあちゃんだっておしゃれでかわいいし。
日本のおばあちゃんがおしゃれすると、
いい年して! っていわれてしまうでしょ?
日本はお茶目でいることが
難しい国のような気がするんです。
(M)

年ほど中国に赴任していたのですが、
同僚の中国人はストレートな
「おちゃめ」さんが多いのに対し、
周りの日本人には「意外とおちゃめ」さんが多い。
とにかく日本ではストレートなおちゃめは
「阿呆な」人ととかく言われがちな気がします。
「おちゃめ」は阿呆の同義語でも
真面目の対義語でもないのに
何故か引き合いに出されることが多いような‥‥。
だからこそ「意外と」とつけたくなってしまうのかも。
(YS・30歳・女性・愛知県)

ちゃめとは無条件で許せる人ですね。
デブでもバカでも、何であっても、
おちゃめであれば許せますね。
でも、自分がおちゃめと意識している人のことは、
逆に嫌かも。
(世田谷区・女性・40代)

ちゃめっていうと、さとう玉緒でしょうか?!
「テヘっ」って言ってしまえるあたりが・・・・。
(ぢもと・B型・いつもさみしいです・奈良県・24歳)

ちゃめ」ってユーモアとちょっと似てるけれど、
「おっちょこちょい」もちょっと入ったりして、
ついでに「いたずら心」なんてものも加味されたりしてる
結構バージョン豊富なものですよね。
私は笑顔が苦手というカタブツなので、
「おちゃめ」には程遠いのですが、
今のところ途中経過では「おちゃめ」さんが多いので
驚いています。
(marks@カタブツ・大阪府・女性・もうすぐ30歳)

茶目とは。
いい意味でずるく賢く、けどかわいげがある。
ずうずうしいことをしても
笑ってしまえる気質ではないでしょうか?
日本人はまじめですぐに反省するし、
ずうずうしくもないから
「お茶目」よりは「けなげ」の方が似合う気がします。
お茶目さんは、「あらー失敗しちゃった!いっけね!」
とあっけらかんとしているけど、
あまり反省しなさそうだものなあ。
でもおじさん受けは「お茶目」の方が
いいかもしれない・・・と、
日ごろ「色気がない」と言われている
お茶目さんでない私はそう思います。
(しゃんちー・東京都・女子・30代後半)

ちゃめな人って
『人なつっこい事』と深い関係があると思います。
おちゃめな人をイメージすると
その人は会話してませんか?
会話している『おちゃめな人』を想像しませんか?
いじられキャラだったり、おもしろいキャラだったり、
そういうなんか『人気者』的な人って
必ず人なつっこいと思うんです。
(東京都・男性・もうすぐ21歳)


こんなふうに思って、みなさん投票されていたのでした。

さらに、みなさんのメールを紹介します。
「奪われ」たり「封印」したり、
「要求」されたり、「片付け」られたり。
おちゃめもいろいろたいへんそうです。


はお茶目でした。
いたずらも好きで、くだらないことで大笑いできる、
非常に素直な人間でした。
今でも、たぶんその性格は変わっていないです。
ですがもう、お茶目なんて言葉じゃあ
すまされないようです。
コンパや飲み会では茶目っ気なんて必要ないんです。
だって酔っぱらって羽目をはずしたとて、
それはお茶目ではないんですよね。
気づけば私もいい年齢になってしまったので、
だんだん周りも私の無邪気さに
笑ってくれなくなってきました。
特に仕事場では茶目っ気なんて
忙しいときには本当に必要なくて、
「仕事が出来ない子」と片付けられるわけです。
時々課長に出すコーヒーにタバスコでも入れてみたい‥‥。
そんないたずら心がむずむずしてる私は、
お茶目なんて誰にも言ってはもらえないので、
もうお茶目では無いのでしょう。
(もと・千葉県・27歳)

えーっ。おちゃめの方が多いんですか?
私はおちゃめでないに投票しました。
というか東京という街におちゃめを奪われてしまいました。
関西地方出身の私は、関西人間のご多分に漏れず
自分を貶めて笑いをとる、というか話題を作るもので
東京に来てからもしばらく
会社や営業先でも、おちゃめ系トークをしていたのですが、
東京の人というのは、そんなおちゃめを
「はぁー」とそっけなく流し、
時には困惑の表情さえも浮かべ、
まるでバカ扱いではないですか!!
寡黙にして多くを語らない方が優位なんですよ、東京は。
関西ではそこにみんなどんどんのっかってくるのに!
数年するうちに、私はおちゃめを封印しましたよ。
(きっさ)

本人はおちゃめかなあと考えたとき、
真っ先に父と母が頭に浮かびました。
それから祖父、祖母。
「あ、おちゃめだわ」
年をとるにつれ、そのおちゃめぶりが
目立ってくるように思います。
若いときはほかの要素に隠れて見えないのかも。
(ta・兵庫県・29歳)

準がどこにあるのかわかりませんが
おちゃめです。
職場の人にしょーもないいたずらを
してやろう〜と思ってると、すぐ顔に出てるらしくて
「またなんかしょーもないこと思いついたんやろ?」
とすぐバレてしまいます。
こんな私はやっぱりおちゃめだと思うんですが…。
(和歌山・女性・ぎりぎり30代もうすぐ40代)

分がお茶目だと気づかせてくれたのは
小学校三年生の時に担任された、先生の
お宅に30歳過ぎて同級生と訪問した時でした。
それぞれに「先生、私はどんな生徒でしたか」
と尋ねましたところ、私のことは
お茶目な子だったと言われ、びっくりしました。
自分では家庭環境が悪かったので、
暗い陰気な子供だと思っていました。
今考えても楽しい思い出なんて
何も浮かばないのです。
でもその後は努めて明るく振舞うように
しましたら、病気で入院中も隣の病室の
男の人が、私のベットに入れ替わり
遊びに来るようになり、人気者になり
楽しい入院生活を一年も送る事が
出来ました。お茶目万歳
(おばば・埼玉県・73歳)

票途中経過を見てびつくりしました。
とても日本人がおちゃめだとは思えないからです。
おちゃめなことをするには
想像力が要ると思うのですが、
周りの日本人を見ていると、
冗談が通じる人や遊び心を持っている人は
あまり居ないような気がします。
わたし自身は、おちゃめです、に投票しました。
というのも、訓練されている自信があるからです、
両親から。
かれこれ築9年になる家には、
家中の鍵や雨戸を閉め切ってしまった後でも
外から入れる抜け道があるのです。
鍵を失くした時のために、と、
父親が自ら設計したらしいのですが、
わたしはその抜け道の所在を、
4年前まで知らされていませんでした。
しかも、「20歳になるまで待て」(不可解)と言われ、
どこにあるのか教えられていません。
知っているのは両親だけです。
やっと20歳になり、長年つかえていた骨が、
年末の里帰りで取れますが、
四六時中娘をひっかけてやろうと
いたずらを考えている両親との戦いは終わりません。
(海外・女性・20歳)

まえは小学生か!?」といつも言われる私。
そんな私は、世間で言えばもう立派な大人。
でも、ごはん食べたら手足はあたたかくなるし、
夢中になったら周りが目にはいらなくなるし、
発言もカミカミだし…。
そんな私を「おちゃめ」という言葉で片づけたい。
(ちろり・岩手県・30歳)

たしは、お茶目ではありません。にしました。
だいたい学級委員で、親族以外には
苗字にさん付けで呼ばれ続けて○十年!
お茶目の概念がいまいち分からず、
今電子辞書を引きました。
どうもまだよく分かりません。どんな人がお茶目なのか。
(東京都・ほとんど主婦・51歳)

は決しておちゃめな人間ではないのですが、
なぜか世間からはおちゃめを要求されがちです。
それは私がデブだから‥‥?
おまけにタレ目でへにゃーとした顔だから?
見かけが面白いと、面白い振る舞いをしないと一気に
「嫌なやつ」に降格されるのは何なんでしょうねえ。
別に私も楽しい時は普通に楽しい態度を取りますけど、
芸人でもないのに相手のくだらないボケやツッコミを
いちいち返してあげなきゃならないのは辛すぎです。
だもんで、私はデブのくせにニコニコしないで、
しかもすぐ「面白くねえよ」と一言多い
とっても嫌なやつなので、
「わたしはおちゃめではありません」に一票です。
(家族にも「あんたは普段はおたふくなのに、
 すぐ般若のようになる」と言われる
 ・東京都・女性・34歳独身)

はおちゃめです。
なんて40過ぎのおばさんが
言うのもなんですが、おちゃめだと思います。
人を笑わせたり、楽しくさせるのが好きだし
自分自身嫌な事はすぐ忘れ! 都合よく解釈する性格。
小さい頃からひょうきんで、会社は高卒で入りましたが
学生気分が抜けていなかったのか?
良く悪戯をしてました。
誰かがトイレに行った隙に、
指サックの中を水性ペンで色塗りし、
戻ってはめて仕事が終わってサックを抜くと
指はマジックでカラーされていました。
発案はいつも私、色んな事を仕掛けましたっけ。
子供たちとは揚げ足取ったり取られたり、
悪戯大好きで何にでも悪戯してます。
日本人はおちゃめな人が多いんじゃないかなあ?
だからいろんな発想がこの経済を
支えているんじゃないかしら?
(主婦・アメリカ・40代)

は自分がおちゃめだ、に一票です。
いやあ、やっぱりつね日頃から生活には潤いがないと!
笑いがないと! つねづねそう思っているので、
率先してお茶目さんをめざしています。
お茶目って意図的なものじゃないかなとは思いますが、
そこは結果オーライです。
男の子にもてなくてもいい。
「かわいい」より「おもしろい」の方が言われて嬉しい。
私は実際、根がすごく頑固でかたいので、
そういう破格がないと息苦しい人間すぎるもんな…
と思っているところもあるのですが。
ん? 天然を演じる計算高い女の子みたい?
そんなことは…。
(さふみ・京都府・女子・20歳)

ても楽しい甥がいて、
似ても似つかない私に向かって、
○○のオードリー・ヘップバーンなどと言うので
「そんなことを言ってくれるのは、
 世界中でケンちゃんただ一人、
 明日からまた元気を出して生きることにするわ」
と答える私。
先日会ったら今度はマリリン・モンローと
言われましたので、
「陰ではオールド・ヘップバーンとか
 マリリン・モーロクなんて言ってるんじゃないの」
と言って笑わせておきました。
関西ご出身の皆様、私も甥も東京生まれの東京人です。
(フリーウイドー・東京都・69歳)

ういう精神をいつも忘れたくないので
私はお茶目に入れました。
小さい頃から母にお茶目ちゃんと呼ばれておりました、
でもそういう母がお茶目だと思います。
親子共、気性が荒いので昔から時々
激しい喧嘩をしますが、母は喧嘩の後私のお弁当に
りんごの煮たのや裸のミルキー等を
ご飯の上に乗せたりしました。
怒って弁当作らない、じゃなくていたずらするところが
お茶目でしょう。でもM&Mチョコやクッキー等のように
わかりやすくないので、りんごなんかだと
知らずに食べてしまい、コントのように口からりんごが
吹っ飛びました。お茶目でしょう。
(YK・海外・30代)

はお茶目だと思います。
ある雨の日、駅で滑りバランスを取ろうと、
片足をあげた状態で手に持った傘を「ばさっ!」。
(一人染之助染太郎ですね)。
先に帰る同僚に「お疲れさま」と言うところを
「お先に失礼します」と言ってしまったり。
電車で見知らぬ酔っぱらいに話しかけられ、
困惑して適当に受け答えしていたらお礼に
「昴」と「乾杯」をフルコーラスで披露されたり。
駐車サービス券を貰うのに、金額が足りてない場合は、
「ダメですかぁ? にやっ(本人的には「にこっ」)」
とすると、たいてい貰えます。
時にはそれで車2 台分・・・などなど。
きっと私には「未知なるパワー=お茶目さ」が
あるんだと思います。
(たこりーな・東京都・女性・32歳)


ご意見や、テーマとしてとりあげてほしい「思い」も
募集いたします。
宛先は、メールでomoi@1101.comまで。
タイトルは、必ず、「日本人の思い」としてくださいね。
よろしければ、
「住んでいるところ」「性別」 「だいたいの年齢」
お書きそえください。

2004-10-01-FRI

omoi
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