おいら。
(天海祐希の了見)

第116回 ここら辺は、「勘」だ。

いやー、久しぶりに糸井大明神と お話しした。
それも テレビ電話で・・・

見た見た?

「笑っていいとも」

おいら事務所に居たのさ。
そこへ 電話あり。

もー 回りのスタッフの方々の方が ばたばたしていた。
初めに電話を受けたスタッフが
「天海さん 1番にお電話です。」
と、言うので テレビを見ていたおいらは、
「ほっほー テレビ電話だぜ。」
と、悠々と電話に出ようとした。

久々にお話する糸井大明神への 言葉を胸に・・・

が!だがだ!
おいら 電話の取り方が解らなかった。
事務所の電話は、難しかった。
1番を押して 外線を取ろうとしたが、
「つぅー つぅー ・・・」

なな っなんでやー。

その間にも テレビの中では、アナウンサーの女性が
糸井大明神に 電話を持って行っている。

やばっ!やばいって!
まだ 電話に出てないんだよー。

そこへ マネージャーが つかつかっーと 現われ、
電話を取ってくれた。

しかっと その受話器をおいらは 奪い、
「もしもしぃー・・(ぜいっぜいっ・・)」
「あっ 天海さんですか?」
「はい 天海です。」
「)&(’%’&#’)=)&#’」

電話の声が 遠かった。
しかも 会場の音がうるさくて 更に 何を言われているのか
解らなかった・・・

マネージャーが気を利かせて
テレビの音を小さくしてくれたんだが、
それも 悪かった・・
もっともーっと 糸井さんが 何を言ってるのか解らなかった。

かろうじて
「おいら?」
だけが聞こえたので
「はいっ おいらです。」
と 答えた。

「タモリさんが(なんちゃら かんちゃら)
・・気に入ってる・・・」
おいら 自分でも偉いと思ったが、
その言葉を頼りに
「ありがとうございます」
と 答えた。

・・・・・・

あっ 当ってる。当っていたようだ。
内容的には・・・

その頃になって さっきより
テレビの音を大きくしてくれたようで、
かすかに タモリさんの声が 聞こえてきた。

「はきはきしてる・・」と、言われた気がしたので
「すいません・・・」と、答えた。

すると
「それじゃ 明日 大丈夫ですか?」
「はい 大丈夫です。」
「明日 来てくれるかな?」
「いいともぉ・・・」

ここら辺は、「勘」だ。
勘で答えた。

何も無く コーナーは 終わった。
まっ 人から見ると 無事に
電話を受けたと 思って頂けるだろう。・・・

しかし しかーし!

おいら的には 不服だったのだぁー。
糸井大明神に きちんとご挨拶も出来ず、
言いたい事も 言えなかったのだぁー・・・

それもこれも 電話の声が遠かった事と
テレビの音量が 小さかった事と
別にテレビに出てないのに
どきどきしてしまった 事務所のおいら達の せいなのかぁー!

ちょっくら 反省したおいらは、
帰宅するなり 糸井大明神にメールした。

そこで 言いたかった事も 書いた・・・はぁ・・・

てなわけで、今日?か。
おいらは テレフォン ショッキングに 出る。
糸井様から ご指名で。
おいらとしては、今日の糸井さんほどの面白い話しが
出来るのかわからんが・・

だって 笑った。

世界一 パジャマ?寝間着の似合う男。
ディカプリオもまっつあお。

あれ以上の笑いを取れるのか・・・
ああ プレッシャー・・

って おいらは 何をしに行く気なんだ。
「笑っていいとも」に!

そんな 今日この頃。

それじゃ また
あまみでした。

2000-05-10-TUE

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