おいら。
(天海祐希の了見)

第101回 撮影終了しました。

いやー、長らくお待たせ!
終わったよーん。撮影。
なんたって 寒かった・・・
もー、2月の早朝は ・・・言葉に表せない。
カイロ張りまくり。
なのに 暖かくならないのさ。
これは どうなのよ。
暖かい所では、発熱するのに ちょっと(っつーかだいぶ)
寒いと発熱しないのよ。貼るカイロは。

んーなのに、海でのロケや山のロケ・・・
ああ、今こうして 部屋でぬくぬく「おいら」
書いてるのが嘘の様。

ああ、始まれば終わるのね。

でも、撮影は楽しかった。
凄く面白かった。
今回の監督「長崎俊一」さんは、おいらとても
「信頼」している監督なので いろいろ勉強になった。
だから 早く監督が編集したものが みたい。
監督がOKと、言ったものが つながった所を みたい。
どんな風につなげているのかも みたい。

簡単に言えば、長崎監督が見せたかったものを
おいらも早く見てみたい。

よく色んな質問で
「今回の見所は?」
「今回の役どころで 伝えたいものは?」
「苦労した事は?」
なーんて事聞かれるが、
おいらに関して言えば
「見所や伝えたいもの、苦労なんかは
見た人が感じるもので
おいらから 言う事じゃない」 のだ。

その作品を見て感じるものなんか 人それぞれで、
何が伝わったかも 人それぞれ・・

だから、おいらが感じながら演じたものと
かけ離れた答えがあって当然なんだし、
そうじゃなければ 面白くない。
何通りの答えがあって いいのだ。

と、おいら いつも思うのさ。

なーんて こんな事言ってたら いろんなインタビューが、
成り立たなくなるんだけどね。

こう言った質問を受ける度に、
「あなたは 何を感じましたか?」
と、聞きたくなるんだ。

でも、ぐっと我慢をするが・・・

でも、こうしてみると 何かを感じる事って
その人の心理を表すんだよね。
一種の心理テストだね。言うなれば・・

「この場所で こう感じたあなたは・・・・・・です。」
なーんて事が できそうだ。

そう考えるとどこで何を感じたかで、
今の自分を分析できそう。

おおー、なんかやってみようかな。

どう思います?
なーんか 久しぶりに登場したくせに
ひじょーに 演説した気分だ。

それじゃ また あまみでした

2000-03-06-MON

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