おいら。
(天海祐希の了見)

第70回 美しい午前様

おー、今日は 10時半に 目覚めてしまった。
今日こそ 目が腐るほど 寝てやろうと 思ったのに・・・

昨日は、・・・昨日はって言うか。
今日は、美しく午前様だった・・・
だから・・・だから 眠り倒そうと思ったのに・・・
ちょっぴり 悔しい。

この時期の午前様って 寒いね・・・
もう ひゅーって 感じ。
でも 星は 奇麗だね。
見た事 ある?
オリオン座も 北斗七星も はっきり くっきり。
月なんかも すごーく 奇麗。

道には 人っ子一人居ない訳で、この月夜とこの星空は
まったくもって おいらの物って感じさっ。
夜明けの散歩は いいねぇ(ちょっと 強気?)

この街は、おいら一人って 思えちゃったりして・・・

生まれたての一日を 一番最初に見つけたような
誰も知らない一日の始まりを 一番最初に経験したような
そんな気になる。
(おお、おいら 詩人かも!)

でも、空を見上げるには 東京の空は 明るすぎる。
これが 弱点。
星を見たいのに 街灯や ネオンが明るすぎて
肝心の星たちが ちらほらとしか 現れてくれない。

一度 お仕事で屋久島に 行った時、
そりゃもう 大騒ぎって位 星が降るようだってーのは、
この事だろうって感じの 星
空に遭遇した事が ある。

もーおー、天の川なんか 完璧に見えたからね。

その天の川を見て、
「あれなに?えっ?天の川?えーっ !天の川って
七夕の日だけ 見えるんじゃないの?」
って、言った人が居た。

まっ 余談だが・・・

そんのくらい 凄い物だった。
例えば、北斗七星が 北斗七星じゃないんだもの。
間に 他の星がありすぎて・・
かろうじて
「これは、もしかしたら 北斗七星?」
って、思える感じに。

月もさ、
「おいらは 月・・なんです。いつもは 太陽で
見えてないかもしれませんが、実は居るんです。
で、おいらは 月なんです。すいません・・・」
って風な現われ方 してるじゃない。都会では。
それがさ、
「おいら 月!思い知ったか!」
って 現われ方だもんね。

はー、月の気持ちになってみた。

役を演じる原点だぜ・・・

兎にも角にも、美しい午前様を
あなたも体験しませんか?っていう お話でした。

結構・・・ですか・・・

それじゃ また あまみでした。

1999-12-28-TUE

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