おいら。
(天海祐希の了見)

第16回 おいら、「六本木」にいく。

この間、友達の結婚式の3次会に 出席する為
「六本木」に、行った。

稽古終わると共に、あたふたと 身支度をして、
帰ろうとした。
すると、化粧をしたおいらを 見つけたみんなが、
とてつもなく驚いて、
「どーしたんだ。」「化粧してるぞ」
「おまえ どないしたん?」
と、口々に つっこまれた。

なにも、そこまで・・・と、
思いながらも 逃げるように 出た。

久しく 「六本木」なんかに
出かけていなかったおいらには、
「六本木」のネオンと人々は、恐ろしく 違う世界だった。

おいらさ、人込み嫌いなのねぇ。

息苦しいし、自分の居場所も 見つけられない。
ちょうど、ハロウィンだったようで
信じられない格好を した人々が、溢れてた。
もー、びっくりした。
本来 おいらは、お祭り大好きだから
こういったイベントには、絶対参加 したい方なんだが。

そいでもって、「六本木」に 溢れてる人々が まるで
人種の違う人たちみたいだった。
みんな 色黒で、外を歩くには
ちょっと気が引ける様な 服装で。
ああ、怖かった。

だめだね。たまには 繁華街に行かないと。
でも、出来れば 行きたくないんだなぁ。
疲れちゃう。

案の定、帰り道は 疲れた。
友達の幸せそうな 笑顔だけが、救いだった。

じゅんちゃん。どうぞ お幸せに・・・

それじゃ、また

あまみでした

1999-11-04-THU

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